『部落解放』2014年1月号 特集「ウリハッキョ 民族の誇りと共生を求める朝鮮学校」

2013-12-24 01:12:11 | 新刊・新譜情報
藤井幸之助さんからのメール(前田 朗さん経由)

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『解放』2014年1月号が出ました。税込み630円です。買ってください。

この秋に放映されたNHK大阪放送局「いま、“在日”として~大阪・朝鮮学校の1年~」を見た、月刊『解放』編集部の吉田宏史さんが、広く朝鮮学校のことを知ってもらいたいと考えて、特集を組んで下さいました。
友人を介して相談くださり、小生がコーディネートさせていただきました。
みなさん、素晴らしい原稿を寄せてくださいました。
吉田さん自身は中大阪に通い、ルポをまとめてくださいました。
「国民感情」「県民感情」などを理由に、朝鮮学校への無償化不対象・補助金不交付を言うみなさんにこそ読んでいただきたいです。

特集「ウリハッキョ 民族の誇りと共生を求める朝鮮学校」
 ●藤井幸之助「朝鮮学校は“日本の宝”といえる日まで―朝鮮学校の歴史的経緯と現状について―」
 ●金有燮(キムユソプ)「民族の誇りをかけた闘い―「民族教育」と「集団主義教育」の意味―」
 ●広島朝鮮初中高級学校オモニ会 梁明子(リャンミョンヂャ)・朴陽子(パクヤンヂャ)
     「一人はみんなのために、みんなは一人のために―広島ハッキョオモニ会の活動を通じて―」
 ●松野哲二「交流の支援から共生の支援へ―東京・多摩地区、チマ・チョゴリ友の会の活動―」
 ●編集部「朝鮮学校に生きる人々―中大阪朝鮮初級学校の現場から―」

あと、朝鮮学校関連では、次の論考も掲載されています。
 ●冨増四季「ヘイト街宣の違法性をわかりやすく示した判決―京都朝鮮学校襲撃事件の判決を受けて―」

 「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会事務局長の長谷川和男さんも次のように紹介してくださっています。
「安倍極右ファッショ政権の凶暴な刃は、憲法だけでなく、教育の分野でも歴史の真実を覆い隠し、日本がかつて行ってしまった過ちを償い、謝罪するのではではなく、そうした事実を伝える教科書は「自虐史観だ」と攻撃して、「こんな教科書で教えるから、日本に誇りを持てないで下を向く子どもになってしまう。」と攻撃し、教科書検定制度を変えようとしてます。
すべての教科書から日本のマイナス面を消し去って、「日本は素晴らしい国だ!」と愛国心教育を徹底させようとしています。
 今、絶好のチャンスとも言えます。攻撃が凶暴になり、権力が横暴を極めるとき、民衆の反撃の芽も広がるのは歴史の必定です。
 人権団体の間でも確実に連帯の輪が広がってきています。
「国連人権勧告の実現を!」実行委員会の取り組みも、確実に広がり始めています。
 今回、月刊『解放』1月号で「特集ウリハッキョ」が取り上げられました。
 伝統ある解放運動から多くのことを学ばせていただいた人権団体も多いと思います。
私も「石川さんの狭山事件」から冤罪の恐ろしさ、権力による「シロをクロにする手口」の恐ろしさを学びました。

 月刊『解放』に朝鮮学校・ウリハッキョが特集されたことは、私たち「無償化連絡会」としても、本当にうれしくなりました。
是非、630円で書店で注文して買ってください。
月刊『解放』を広め・宣伝する意味でも皆さんが書店で注文してくださることに大きな意味があります。
よろしくお願いします。」

(株)解放出版社 http://www.kaihou-s.com/
Phone:06-6581-8542(代表) Fax:06-6581-8552 master★kaihou-s.com
東京営業所: Phone:03-5213-4771(営業) FAX:03-3230-1600

参考:「二つの番組から」『Arisanのノート』
http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20130729/p1

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前田朗さんから

『ひょうご解放』150号(2013年秋)にヘイト・スピーチについて書かせてもらいました。
http://www6.ocn.ne.jp/~blrhyg/hyogobk/hyogobk1.htm

■解放の視点
狭山五〇年の闘いを迎えて/梅田勝

■特集
自民党改憲草案批判―天皇を戴く、戦争と人民抑圧国家の亡霊を生かしてはならない!/冠木克彦
いま、なぜヘイト・スピーチか―差別・差別煽動と表現の自由/前田朗
<インタビュー>日本国憲法について考える/朴一
<インタビュー>DV被害者支援の現場から見る憲法二四条/正井礼子
<資料>
日本国憲法と自民党・憲法改正草案対照表(抜粋)



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