アマゾン・ドット・コムの光と影・横田増生/情報センター出版局

2005-05-29 19:58:00 | 新刊・新譜情報
新刊は早く手にはいるし、DVDは2割引だし、わたしもたいへん重宝しているアマゾン・ドット・コム。このブログにもリンクを張っています。でも・・・・・

潜入ルポ アマゾン・ドット・コムの光と影 

躍進するIT企業・階層化する労働現場
著者名 :横田 増生【著】  
出版社名 :情報センター出版局
シリーズ名 :
出版年月 :2005年 04月 出版
サイズ :295p 19cm(B6)
発行形態 :単行本
ISBNコード :4795843422
税込価格 :\1680
 
プロローグ 密かに急成長するアマゾンジャパン
第1章 アマゾン・ドット・コム上陸前夜
第2章 アマゾン心臓部・物流センターの実態
第3章 空虚な職場に集う人々
第4章 アマゾンの秘密主義を恐れる出版業界
第5章 日本で躍進した本当の理由
第6章 その強さの裏側にある底辺
第7章 アマゾンの目指す「完成形」
エピローグ アマゾン化する社会の行方

救世主なのか、悪魔なのか。
出版業界のタブーをものともせず、急成長した要因は何か。
徹底した秘密主義の裏側では何が行われているのか。
元・物流業界紙編集長が覗いたネットビジネス、その裏側に広がる底辺。

横田増生[ヨコタマスオ]
1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、米アイオワ大学大学院に留学。ジャーナリズムを専攻する。93年に帰国後、物流業界紙で編集長を務める。2000年、アメリカに対するステレオタイプ的な報道に疑問を持ち、全50州、計150人に及ぶアメリカ人へのインタビューを敢行。1年半を費やしたその取材成果を、03年『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局・刊)として発表した。ネット全盛の現代において、現場主義を頑なに守る今どき希有なジャーナリスト
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参考転載・坂井貴司さん

アマゾンジャパンの労働現場に潜入し、1分3冊の割合で本をピッキング(見つけ出す)すること
を義務づけられ、雇用・健康保険無しの中年男性パート労働者の姿を描いたルポ
が出版されました。
私が住む柳川市には書店が4軒あります。しかし、私が欲しいと思う本はあま
り置いてありません。それで取り寄せになりますけれども、恐ろしく時間がかか
ります。早くいって2週間、ひどい時は1ヶ月かかる時があります。とうとう来
なかった本もあります。そのためわざわざ電車に乗って久留米市や福岡市の大型
書店に行って本を買い求めたことがあります。
 
 そこへ、インターネットで椅子に座ったまま注文できるネット書店アマゾン・
ドット・コムの登場は私にとって福音でした。ここには欲しいと思う本が洋書を
含めほぼすべてそろっています。しかも、注文して3日後には自宅へ配達されま
す。その速さには驚かされました。おまけに、新品の他に安い古本(配送料別)
まで購入できるのです。なんて素晴らしいネット企業なのだろうかと感激しまし
た。それにDVDやテレビゲームのソフトが割引で購入できます。定価で買うの
がばからしくなりました。

 以後、本やDVDはほとんどアマゾンから購入しています。
 
 しかし、私はそのアマゾンで働く労働者のことにはほとんど注意は払ってきま
せんでした。報道されなかったこともあります。
 そこへ本書が一撃を与えました。
 
 低賃金労働が、最新のDVDやゲームソフトの割引を可能にしていたとするな
らば・・・。
  
 私は本書を当てつけの意味でアマゾンから購入しました。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4795843422/qid=1117325612/sr=1-
1/ref=sr_1_10_1/249-5113897-0112312


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