早大非常勤講師5年 雇い止め・・・/「電気代不払いプロジェクト」のMLから

2013-04-11 14:36:46 | 社会
Aです。

私は早大と首都大学東京でフランス語の非常勤講師をしています。
Twitter や昨日の毎日新聞の記事などでもご存知の方が多いと思いますが、早大が就業規則を変更し、非常勤講師の5年雇い止めを、当の我々の意見を聞くことなく一方的に通告してきました。
理事会側の手続きが明らかに違法だったので、首都圏非常勤講師組合の松村委員長と労働法の元教授で弁護士の佐藤昭夫先生の二人が今日検察庁に告発状を提出し、受理されました。
特捜部に回るとのことでした。

厚労省が出した改定労働法によれば、5年間有期雇用で働いたものは無期雇用への転換を申請できるということなのですが、それをさけるために、就業規則を変えてあらかじめ5年間で雇い止めをすることにしたらしいのです。

日本近代が歩んで来た道が、どうやら自分の知っていた知識では想像もつかないような暗い部分を隠し持っていたらしいということに311以来気付き始め、いろいろな活動に関わるようになりましたが、とうとう自分も経営優先、経済優先のトップたちから切り捨てられようとしている当事者になってしまいました。
一昨日首都圏非常勤講師組合に入り、今日は原告団の一員(といってもたった四人でした) として検察庁まで行くという猛スピードに自分でもびっくりしています。
あるいは懲罰人事の矢面に立たされるかもしれないと思うと正直怖い気もします。

一つ皆さまにお願いがあります。
皆さまのなかで、早大で非常勤講師として働いている方がいらっしゃったら、ぜひ首都圏非常勤組合に入り、早稲田ユニオンの仲間になってくれるように勧めていただけないでしょうか。
非常勤講師は早大全学で4300人います。
専任教員は2000人です。
収入は5分の一以下です。
ボーナスも社保もありません。
仲間同士の連帯だけが頼りです。
もちろん、早大でなくても構いません。
ただ、大きい大学の動向が全体の流れを決めてしまうことはよくありますので、早大のこの件は緊急性が高いと思われます。
厳しい闘いになると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

相手を告発している以上、自分の仕事に手は抜きたくありません。
勢い、いろいろな活動は春期休暇、夏期休暇の季節労働的になってしまいますが、もちろん電気代不払い、過払いも続けています。
このTLもいつも目を通しています。
交流会もなるべく参加したいと思っていますが、行けないときも増えてくるかもしれません。
でも、いつも皆さまがそれぞれの場所でがんばっておられるということを思いをいたすと、元気になれます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


よろしければ、下のマークをクリックして!


よろしければ、もう一回!
人気<strong></strong>ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。