和歌山県太地町で行われているイルカ猟を隠し撮りしたドキュメンタリー映画
「ザ・コーブ」 ルイ・シホヨス監督 http://thecove-2010.com/
は第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を始め24の賞を受賞した話題
作です。世界中で上映され、大きな反響を呼んでいます。
さて、この映画の日本上映が危ぶまれています。
在特会とともに朝鮮学校襲撃を行っている
「主権回復を目指す会」
http://www.shukenkaifuku.com/
などの右翼組織やその支持者達が、「こんな反日映画を上映するな!」と上映を
予定していたシネマート六本木(東京)とシネマート心斎橋(大阪)に電話攻撃
を行い、上映中止に追い込みました。
「『ザ・コーヴ』 上映中止劇場追加のお知らせ」
http://thecove.sblo.jp/article/38759574.html
「主権回復を目指す会」は、またこの映画の日本配給元であるアンプラグドの
社長である加藤武史さん宅に押しかけました。
反日映画・『ザ・コーヴ』の上映を粉砕せよ !第二弾
『ザ・コーヴ』上映は日本人への精神テロ攻撃だ
<欧米白人の下僕を演ずる配給会社・(株)アンプラグドを解散に追い込め>
http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100419.html
◆4月19日は(株)アンプラグドの創業5周年の日にあたる。社長の加藤武史は日本を貶める欧米白人の下僕を演じた責任を果たすため、創業5周年にあたる4月19日を一つの節目として会社を解散すべきである。
◆当会は創業記念日の当日、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』とNPO外国人犯罪追放運動と共に第二回目の抗議・街宣を(株)アンプラグド前で決行。街宣に先立ち、公開質問状を登記簿謄本に記載されている本店、加藤武史社長宅へ届けた。
◆加藤武史は当会の上映中止要請に対し、「イルカ漁に関しては反対でも賛成でもない。映画を観ることによって、イルカ漁の問題について議論を深めることにある」として話し合いの場を拒絶した。
◆何から何まで悪意に満ちた演出、捏造に等しい映画が、どうすれば「問題について議論を深める」ことが出来ようか。精神への猛毒をドキュメンタリーというオブラートで包み、日本国民の精神を死滅させるのが映画『ザ・コーヴ』だ。
◆『ザ・コーヴ』上映の粉砕は精神テロリストとの戦争である。我々はテロリスト・加藤武史から日本民族の誇りを死守する戦争を必ず戦い抜く!
警察が出動する騒ぎになりました。その様子は、朝鮮学校襲撃とまったく同じ
です。加藤社長をテロリスト・売国奴と罵っています。
一連の上映中止騒動は以下のサイトが詳しく記録しています。
まどぎわ通信(跡地) 2010/06/03
特報「ザ・コーヴ」上映中止問題
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20100603
「ザ・コーブ」は福岡県福岡市の
KBCシネマ
http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/
でも上映が予定されています。
先日、前売り券を購入しようとした所、
「この映画は東京と大阪で上映が中止になりました。実は本館でも上映を中止
するかどうか検討中です。それでも購入されますか」
と言われました。このようなことを言われたことは初めてです。
私は「観てから文句を言うべきです。ぜひ上映してください。私はこの映画を
観たいので購入します」
と前売り券を買いました。
私は捕鯨及びイルカ猟には賛成です。鯨肉やイルカの肉を食べるために猟をす
ることを野蛮だの、環境破壊だのと言うことは間違っています。1980年代、
欧米で反捕鯨運動が盛り上がり、折からの貿易摩擦と故意に結びつけられ、悪質
な反日プロパガンダになった事を私は記憶しています。
「高度な知性を持つ鯨やイルカを殺す日本人は野蛮だ!ジャップめ、黄色いサ
ルどもめ!」
と人種主義出しの罵声を反捕鯨派が浴びせたことを私ははっきり憶えています。
ですので、私は「ザ・コーブ」に対して、その反捕鯨・反イルカ猟の主張には
賛成できません。そして、イルカ猟現場の入場と撮影を禁止にした太地町の措置
は当然だと思います。かつて、反捕鯨・反イルカ猟の活動家たちが現場に大挙し
て押しかけ、漁を妨害し、漁師たちを犯罪者と罵り、漁の様子を撮影して「イル
カに対する虐殺を許すな!この漁師たちを許すな!」と叫んだことがあったから
です。
しかし、不愉快なことを主張しているからと言って、上映中止を求めることは
完全に間違っています。してはならないことです。まず観てから文句を言うべき
です。
もし「主権回復を目指す会」などがもくろむ通り、「ザ・コーブ」の日本上映
が全て中止になったら、従軍慰安婦や強制連行などをテーマにした「反日」映画
はすべて上映できなくなります。これはきわめて危険なことです。
よって、KBCシネマなど上映を予定している映画館には、上映を行うよう電
話やメール、ファックスなどを送ることを皆様に要請します。
今、言論及び表現の自由が愛国者を気取る連中によって脅かされていることを、
私は訴えます。
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko@ac.csf.ne.jp
------------------
成田空港は厳戒警備!上映中止になった『ザ・コーヴ』主演者オバリー氏が来日!「日本が大好きです」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000024-flix-movi
日本人に大バッシングのイルカ漁映画『ザ・コーヴ』、配給会社社長が反論!「日本人の手で撮影されなければならなかった作品」
http://www.cinematoday.jp/page/N0024208
上映中止になった『ザ・コーヴ』をシンポジウムで上映!一水会顧問の鈴木氏らが白熱議論を!
http://www.cinematoday.jp/page/N0024816
「ザ・コーヴ」上映中止で反対声明
26日から上映予定のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」が団体の抗議を受けて一部の映画館で上映中止となったことについて、ジャーナリストや映画監督ら55人が8日までに、反対の緊急アピールを発表し、配給会社や映画館に送付した。
アピールは「海外では公開されている映画が、作品で描かれた当事国で公開できないのは、日本における言論表現の自由がいかに脆弱(ぜいじゃく)かを示す」とした上で、「言論表現の自由は発表の場が確保されてこそ成立する。映画館が表現の場を守る立場を堅持することを切望する」としている。
アピールには大谷昭宏さん、是枝裕和さん、崔洋一さんらが賛同者として名を連ねた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000078-jij-soci
ザ・コーヴ中止―自由社会は見過ごせない/朝日新聞・社説
言論や表現の自由にとって、深刻な事態がまた起こった。
和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映を予定していた東京、大阪の3映画館が中止を決めた。作品を「反日的」と糾弾する団体が「抗議活動」を予告したため、近隣への迷惑を考え「自粛」するという。
問題は、この映画の内容が妥当かどうか、質が高いかどうかとはまったく別のことだ。たとえ評価が割れたり、多くの人が反発したりする作品や意見であっても、それを発表する自由は保障する。それが表現や言論の自由であり、自由な社会の土台である。
「客に万一のことがあっては」という映画館の不安はわかる。しかし、こういう形での上映中止を、自由な民主主義社会が見過ごしてはいけない。
この映画は、太地町でのイルカ追い込み漁の様子を隠し撮りして作った。今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受けたが、地元などからは、その手法も含め強い批判が出ている。
同町と同町漁業組合は、登場する住民の肖像権を侵害し、虚偽の事項を事実のように示しているとして、配給元に上映中止を求めた。このため配給元は住民の顔にモザイクを入れたほか、町側の主張を作品の末尾に字幕として加える対応をした。
作品のクライマックスでは、漁師がイルカを殺し、海が赤く染まるシーンが映し出される。イルカ保護の観点から「残虐」行為として描こうとしたのは明らかだ。太地町のイルカ漁は長い伝統がある。もちろん合法だ。地元出身でなくとも、作品に抵抗を感じる日本人は少なくないかもしれない。
だが、イルカについてまったく異なった見方があることはわかる。何がどう違うのか。なぜアカデミー賞を受けるほど評価されたのか。
強い反発を覚えながら、自分と異なる価値観と向き合う。そして、自分はなぜこの作品に批判的なのかも考えてみる。それは自身の価値観を相対化したり、どんな偏見や誤解が異文化間の理解を阻んでいるのかを考えたりするきっかけになるだろう。
だからこそ、人々が多様な意見に接する機会を封じてはならないのだ。
同じような事態は一昨年、中国人監督によるドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」をめぐっても生まれ、上映中止が相次いだ。
今回も上映中止の連鎖が懸念されるが、上映予定の全国の約20館には踏ん張ってほしい。万一、業務を妨害する行為があれば、警察は厳重に取り締まるべきだ。
上映の「自粛」が続くことは、日本が自由社会を自任するなら恥ずべき事態である。上映館を孤立させないよう声をあげていきたい。
http://www.asahi.com/paper/editorial20100614.html
ブログ内「ザ・コーヴ」関連
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「ザ・コーブ」 ルイ・シホヨス監督 http://thecove-2010.com/
は第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を始め24の賞を受賞した話題
作です。世界中で上映され、大きな反響を呼んでいます。
さて、この映画の日本上映が危ぶまれています。
在特会とともに朝鮮学校襲撃を行っている
「主権回復を目指す会」
http://www.shukenkaifuku.com/
などの右翼組織やその支持者達が、「こんな反日映画を上映するな!」と上映を
予定していたシネマート六本木(東京)とシネマート心斎橋(大阪)に電話攻撃
を行い、上映中止に追い込みました。
「『ザ・コーヴ』 上映中止劇場追加のお知らせ」
http://thecove.sblo.jp/article/38759574.html
「主権回復を目指す会」は、またこの映画の日本配給元であるアンプラグドの
社長である加藤武史さん宅に押しかけました。
反日映画・『ザ・コーヴ』の上映を粉砕せよ !第二弾
『ザ・コーヴ』上映は日本人への精神テロ攻撃だ
<欧米白人の下僕を演ずる配給会社・(株)アンプラグドを解散に追い込め>
http://www.shukenkaifuku.com/KoudouKatudou/2010/100419.html
◆4月19日は(株)アンプラグドの創業5周年の日にあたる。社長の加藤武史は日本を貶める欧米白人の下僕を演じた責任を果たすため、創業5周年にあたる4月19日を一つの節目として会社を解散すべきである。
◆当会は創業記念日の当日、せと弘幸Blog『日本よ何処へ』とNPO外国人犯罪追放運動と共に第二回目の抗議・街宣を(株)アンプラグド前で決行。街宣に先立ち、公開質問状を登記簿謄本に記載されている本店、加藤武史社長宅へ届けた。
◆加藤武史は当会の上映中止要請に対し、「イルカ漁に関しては反対でも賛成でもない。映画を観ることによって、イルカ漁の問題について議論を深めることにある」として話し合いの場を拒絶した。
◆何から何まで悪意に満ちた演出、捏造に等しい映画が、どうすれば「問題について議論を深める」ことが出来ようか。精神への猛毒をドキュメンタリーというオブラートで包み、日本国民の精神を死滅させるのが映画『ザ・コーヴ』だ。
◆『ザ・コーヴ』上映の粉砕は精神テロリストとの戦争である。我々はテロリスト・加藤武史から日本民族の誇りを死守する戦争を必ず戦い抜く!
警察が出動する騒ぎになりました。その様子は、朝鮮学校襲撃とまったく同じ
です。加藤社長をテロリスト・売国奴と罵っています。
一連の上映中止騒動は以下のサイトが詳しく記録しています。
まどぎわ通信(跡地) 2010/06/03
特報「ザ・コーヴ」上映中止問題
http://d.hatena.ne.jp/madogiwa2/20100603
「ザ・コーブ」は福岡県福岡市の
KBCシネマ
http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/
でも上映が予定されています。
先日、前売り券を購入しようとした所、
「この映画は東京と大阪で上映が中止になりました。実は本館でも上映を中止
するかどうか検討中です。それでも購入されますか」
と言われました。このようなことを言われたことは初めてです。
私は「観てから文句を言うべきです。ぜひ上映してください。私はこの映画を
観たいので購入します」
と前売り券を買いました。
私は捕鯨及びイルカ猟には賛成です。鯨肉やイルカの肉を食べるために猟をす
ることを野蛮だの、環境破壊だのと言うことは間違っています。1980年代、
欧米で反捕鯨運動が盛り上がり、折からの貿易摩擦と故意に結びつけられ、悪質
な反日プロパガンダになった事を私は記憶しています。
「高度な知性を持つ鯨やイルカを殺す日本人は野蛮だ!ジャップめ、黄色いサ
ルどもめ!」
と人種主義出しの罵声を反捕鯨派が浴びせたことを私ははっきり憶えています。
ですので、私は「ザ・コーブ」に対して、その反捕鯨・反イルカ猟の主張には
賛成できません。そして、イルカ猟現場の入場と撮影を禁止にした太地町の措置
は当然だと思います。かつて、反捕鯨・反イルカ猟の活動家たちが現場に大挙し
て押しかけ、漁を妨害し、漁師たちを犯罪者と罵り、漁の様子を撮影して「イル
カに対する虐殺を許すな!この漁師たちを許すな!」と叫んだことがあったから
です。
しかし、不愉快なことを主張しているからと言って、上映中止を求めることは
完全に間違っています。してはならないことです。まず観てから文句を言うべき
です。
もし「主権回復を目指す会」などがもくろむ通り、「ザ・コーブ」の日本上映
が全て中止になったら、従軍慰安婦や強制連行などをテーマにした「反日」映画
はすべて上映できなくなります。これはきわめて危険なことです。
よって、KBCシネマなど上映を予定している映画館には、上映を行うよう電
話やメール、ファックスなどを送ることを皆様に要請します。
今、言論及び表現の自由が愛国者を気取る連中によって脅かされていることを、
私は訴えます。
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko@ac.csf.ne.jp
------------------
成田空港は厳戒警備!上映中止になった『ザ・コーヴ』主演者オバリー氏が来日!「日本が大好きです」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000024-flix-movi
日本人に大バッシングのイルカ漁映画『ザ・コーヴ』、配給会社社長が反論!「日本人の手で撮影されなければならなかった作品」
http://www.cinematoday.jp/page/N0024208
上映中止になった『ザ・コーヴ』をシンポジウムで上映!一水会顧問の鈴木氏らが白熱議論を!
http://www.cinematoday.jp/page/N0024816
「ザ・コーヴ」上映中止で反対声明
26日から上映予定のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」が団体の抗議を受けて一部の映画館で上映中止となったことについて、ジャーナリストや映画監督ら55人が8日までに、反対の緊急アピールを発表し、配給会社や映画館に送付した。
アピールは「海外では公開されている映画が、作品で描かれた当事国で公開できないのは、日本における言論表現の自由がいかに脆弱(ぜいじゃく)かを示す」とした上で、「言論表現の自由は発表の場が確保されてこそ成立する。映画館が表現の場を守る立場を堅持することを切望する」としている。
アピールには大谷昭宏さん、是枝裕和さん、崔洋一さんらが賛同者として名を連ねた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000078-jij-soci
ザ・コーヴ中止―自由社会は見過ごせない/朝日新聞・社説
言論や表現の自由にとって、深刻な事態がまた起こった。
和歌山県太地町のイルカ漁を告発した米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の上映を予定していた東京、大阪の3映画館が中止を決めた。作品を「反日的」と糾弾する団体が「抗議活動」を予告したため、近隣への迷惑を考え「自粛」するという。
問題は、この映画の内容が妥当かどうか、質が高いかどうかとはまったく別のことだ。たとえ評価が割れたり、多くの人が反発したりする作品や意見であっても、それを発表する自由は保障する。それが表現や言論の自由であり、自由な社会の土台である。
「客に万一のことがあっては」という映画館の不安はわかる。しかし、こういう形での上映中止を、自由な民主主義社会が見過ごしてはいけない。
この映画は、太地町でのイルカ追い込み漁の様子を隠し撮りして作った。今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受けたが、地元などからは、その手法も含め強い批判が出ている。
同町と同町漁業組合は、登場する住民の肖像権を侵害し、虚偽の事項を事実のように示しているとして、配給元に上映中止を求めた。このため配給元は住民の顔にモザイクを入れたほか、町側の主張を作品の末尾に字幕として加える対応をした。
作品のクライマックスでは、漁師がイルカを殺し、海が赤く染まるシーンが映し出される。イルカ保護の観点から「残虐」行為として描こうとしたのは明らかだ。太地町のイルカ漁は長い伝統がある。もちろん合法だ。地元出身でなくとも、作品に抵抗を感じる日本人は少なくないかもしれない。
だが、イルカについてまったく異なった見方があることはわかる。何がどう違うのか。なぜアカデミー賞を受けるほど評価されたのか。
強い反発を覚えながら、自分と異なる価値観と向き合う。そして、自分はなぜこの作品に批判的なのかも考えてみる。それは自身の価値観を相対化したり、どんな偏見や誤解が異文化間の理解を阻んでいるのかを考えたりするきっかけになるだろう。
だからこそ、人々が多様な意見に接する機会を封じてはならないのだ。
同じような事態は一昨年、中国人監督によるドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」をめぐっても生まれ、上映中止が相次いだ。
今回も上映中止の連鎖が懸念されるが、上映予定の全国の約20館には踏ん張ってほしい。万一、業務を妨害する行為があれば、警察は厳重に取り締まるべきだ。
上映の「自粛」が続くことは、日本が自由社会を自任するなら恥ずべき事態である。上映館を孤立させないよう声をあげていきたい。
http://www.asahi.com/paper/editorial20100614.html
ブログ内「ザ・コーヴ」関連
よろしければ、下のマークをクリックして!
「愛国者を気取る連中」にも言論の自由はあります。坂井貴司氏が、「愛国者を気取る連中」の言論を「上映中止を求めることは完全に間違っています。してはならないことです。」と批判するのは、「愛国者を気取る連中」が「上映を中止しろ」と映画を批判するのと、質的になにも異なるところがありません。
相手と自分とを非対称的に捉え、自分の方を無意識に特権的立場に立たせるのは、しばしばサヨクにみられるアタマの使い方で、またか、とおもいました。
坂井貴司氏は、単に、「圧力に負けず映画を上映しよう(上映する)」と呼びかければよかったとおもいます。