映画「笹の墓標」東京上映は23日まで 歴史と向き合った日本と韓国、在日韓国・朝鮮人の若者たち

2013-12-17 13:20:18 | 社会
1997年夏、北海道幌加内町朱鞠内。日本・韓国・在日コリアンの若者たちが、戦時中の雨竜ダム建設、名雨線鉄道工事で命を落とした強制連行、強制労働の犠牲者たちの遺骨を発掘しようと集まった。東アジア共同ワークショップの始まりである。
以来今日まで、朱鞠内、猿払村浅茅野、芦別の発掘や韓国での体験者や遺族の調査、遺骨の返還と、若者たちの出会いは国境を越えて広がっていった。
日本と韓国、在日韓国・朝鮮人の若者たちが、共通する歴史と向き合いながら、どのような未来を創ろうとしてきたのか、時代をどう生きようとしてきたのか。

監督 影山あさ子・藤本幸久 企画・制作・著作 森の映画社
全5章/9時間9分 

近現代を生き抜くという共通した「意志」の記録(趙博)

この長く美しいドキュメンタリー映画を観終わり、しばらく席が立てなかった。(テッサ モーリス=スズキ)

◎東京上映 12月14日(土)~23日(月・休)
光塾 http://hikarijuku.com/syokai/post_4.php#map(JR渋谷駅新南口から1分)
*連日、監督と&ゲストのトークショー有)
*5プログラム通し券 前売3000円(当日4000円)を販売中です。
お求めの方は、私、影山までご連絡くださいませ。

みなさまのご来場、お待ちしています。

"笹の墓標"予告編


影山あさ子
marinesgohome@gmail.com
「笹の墓標」 http://sasanobohyo.blogspot.jp/
東京・光塾にて12月14日~23日上映
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=flJBKWixLoc&feature=youtu.be
森の映画社・札幌編集室 http://america-banzai.blogspot.com/

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CMLから 
Fさん

「笹の墓標」1~3を、昨日観に行きました。
5まである、超長編です。体力勝負です。
強い感動に揺り動かされて、ぜひ観てください、とお誘いのメールです。

朝鮮半島から北海道に強制連行され、強制労働のあげく、殺された人々の遺骨発掘に、長年取り組んできた住職・殿平善彦さんという方がいらっしゃいます。

共同監督の影山あさ子さんは、彼との出会いから、恐らくすべてが始まったのでしょう。

韓国・在日コリアン、日本の若者たちが参加した、9日間の発掘作業・ワークショップは、とても感動的でした。

ちょっと良いことをしたい、と、深い意味でなく参加した日本の若者が、変っていくさまに、涙が出てきました。

ワークショップで、韓国の若者が「アジアを旅行すると、いろんなことが見えてくるよ。戦争の記念碑も、たくさんある」と言った議論の場面は、とても貴重でした。

私は、昔、経験した松代の地下壕にツアーは、たった1泊でしたが、そこで、「クッ」という儀式に参加したときの感動を思い出していました。
強制労働のあげく殺された人々の霊をハンを解き、安らかに眠れるよう、慰め祈る儀式です。
しかし、本当に安らかに眠れるためには、私たちがどうしたら良いのか。
この儀式に参加した私たちは、非常に重い課題を突きつけられたままです。

ドイツのあちこちで見る光景ですが、
学校で、若者たちがアウシュビッツに行って歴史に向き合うように、戦争の歴史を展示する場には、いつも子どもと一緒の家族連れがいるように、

でも、日本の若者が歴史に向き合うことと真逆の方に進んでいる私たちの責任。

せめて「笹の墓標」を観て、大人ができることを考える機会にしませんか。



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