原発の終わりの始まり/グリーンピース から

2013-05-25 18:47:04 | 社会
[2013年5月25日発行]

こんにちは!
早くも初夏の陽気になってきましたね。
皆さまにはいつもグリーンピースの活動を応援してくださり、ありがとうございます。

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原発の終わりの始まり
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原子力規制委員会は5月22日の定例会議で、日本原子力発電の敦賀原発2号機の直下に活断層があると断定し、これにより2号機は再稼働不能、廃炉になる見込みがきわめて高くなりました。

また、同委員会は5月15日の定例会合で延べ9679点の機器で点検漏れがあった日本原子力研究開発 機構(JAEA)の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」について、原子炉等規制法違反 (点検未実施)で、運転再開に向けた作業を中止する命令を出すことを決定しました。

今回の決定は原発への依存率が高い電力会社ほど、経営への影響が大きくなります。
原発をもつ電力会社への逆風はこれだけではありません。

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*原発を続けたければ、電力会社は厳しい規制基準に合わせて多額の投資をしなければなりません。その費用は電気料金に算入されます。

*自然エネルギーは世界でも、日本でも伸びています。

*電力市場を自由化し、家庭でも電力が選べるようになる法律が2016年に実施される見込みです。
今後、原発を持つ電力会社と、自然エネルギーで発電する電力会社の競争は激しくなっていきます。

詳細はブログ:「原発の終わりの始まり?電力会社に残された道とは」をご参照ください。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270598&c=36198&d=2599

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グリーンピースはこの3つを電力会社が直面する重要課題と位置づけ、「ポスト原子力の3大課題―国際事例から考える電力会社再生8戦略」を発表。
早期に原発から自然エネルギービジネスへとの方向転換することが電力会社の経営上も望ましい、ということを提言しました。

詳しくは下記のURLをご覧ください。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270599&c=36198&d=2599

今年2月に発表したレポートでは、ビジネス環境の大きな変化を巧みに利用し、自然エネルギー中心の新たなビジネスチャンスを戦略として取り組むことができるか否かがこの先の明暗をわける、と指摘しています。
そして、電力会社が再生に向かっていくための8つの戦略を提案しています。

●ウェブサイトでは東京電力福島第一原発の汚染水の海洋放出に反対する
オンライン署名を開始しています。

関連ブログ:東電 地下水分析は、関電グループ企業におまかせ?!
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270600&c=36198&d=2599

集まった署名は、東京電力と安倍首相(日本政府)に提出します。
是非皆さまの声を届けてください。お友だちやご家族にも拡散してください。

オンライン署名に今すぐ参加
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270601&c=36198&d=2599


●原子炉のメーカー責任を問えるようにするよう訴えるオンライン署名も実施中。
事故を繰り返さないために、一日も早く原発のない未来を実現するためにご参加をお願いいたします。
5月17日現在、既に10万筆以上のご署名をいただきました。
お預かりした皆さまの声は、グリーンピースから日本政府及び原子炉メーカー各社にお伝えいたします。

オンライン署名はこちらから
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270602&c=36198&d=2599


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●わたしたちの活動をご支援ください。

グリーンピースの活動はすべて、ともに行動してくださる市民の皆さまのお力のみに支えられております。
より持続可能な社会の実現のために、是非グリーンピースへのご支援をお願いいたします。

詳細はこちら http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270603&c=36198&d=2599
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お知らせ
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■セミナー「原子炉メーカーにも賠償責任を」@横浜市 のお知らせ

今年2月より実施しています「原発メーカーにも責任を!」署名。
開始からまもなく3カ月ですが、世界で10万名以上の賛同が集まっています。
原発事故のリスクや責任を、だれがどう引き受けるか?それを決めているのが「原子力損害の賠償に関する法律」(原賠法・げんばいほう)です。
「原賠法」――普段なじみがないかもしれませんが、脱原発へのカギとなるこの法律について一緒に考えてみませんか。

日時: 6月1日(土) 14:00~16:00
場所: スペースナナ
〒225-0011 横浜市青葉区あざみ野 1-21-11
東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野」駅・西口より徒歩6分
参加費: 500円
主催/お申込み/お問い合わせ: スペースナナ
スペースナナ http://spacenana.com/access.html
Tel: 045-482-6717Fax: 045-482-6712
Email: event@spacenana.com

詳細:http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M270604&c=36198&d=2599


■3.11 わたしは社会を変える戦士になった

「オーシャンズ6 ――3.11から立ち上がった虹の戦士たち」と題し、花岡和佳男
(グリーンピース・ジャパン海洋生態系担当)が聞き手となりお話を伺った方々をご紹介します。

第2回目は、国際環境NGOサーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの事務局長、松原広美さん。
松原さんは震災直後に事務局長に就任し、サーファーたちと協力して、水質調査などを積極的に行ってきました。
さらに松原さんは、環境保護活動を行っていく上で大切なことは、「楽しいとか、かっこいいという要素も大事だと思うんです」と教えてくれました。
ぜひ松原さんの言葉を聞いてください。

記事:「未来は自分たちでつくる。それを気づかせてくれた2年でした」
http://www.greenpeace.org/japan/oceans6/vol2/?gv20130525


■オンライン署名で卵をかえしてみヨーカドー

『お魚スーパーマーケットランキング2』で最下位になったイトーヨーカドーに対して、魚介類商品の安全性や持続可能性への取り組みの強化を求める『最下位からの大復活祭』プロジェクト。

今月17日に オンライン署名が4,000を突破し、このプロジェクトのアイコンであるタマゴがひび割れ、ヒナが生まれました。

このヒナは、消費者の声で生まれたものです。
イトーヨーカドーが使っているロゴの通り、立派な鳥になって飛び立てるかどうかは、今後の同社の消費者に対する対応に掛かっています。
みなさんで引き続き声を届けて、スーパーマーケットの成長を後押ししましょう!

http://www.greenpeace.org/japan/tamago/?gv20130525


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