たね蒔きジャーナル 6日 脱原発を目指す緑の党発足 共同代表長谷川羽衣子の話

2012-09-06 23:34:43 | 社会
市民社会フォーラム 永岡さんから
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永岡です、たね蒔きジャーナル、続いて、7月に発足した緑の党共同代表のお一人、長谷川羽衣子(ういこ)さんのお話がありました。ヨーロッパでの緑の党を見本にしたもので、長谷川さん、スタジオでの出演です。

 長谷川さん、3・11は日本の歴史を変えると、立ち上がったのです。脱原発の運動をしていて、デモの経験のない人があれだけ参加するほどのインパクトがあり、普通の人がデモを起こす状況になったのです。

 リスナーの質問が殺到し、脱原発を今すぐ実現できるかについて、いろいろな利権の絡む中、長谷川さん、即原発の廃炉は可能、日本ではまだなものの、節電所という概念があり、これを活用したら生活を変えずに電気を減らせて、アメリカだと節電所で原発50基!もの節電が可能なのです。消費量の少ないものに変える、適切な時間帯別料金でピークを減らして、電気が足りるのです。十分に可能で、カリフォルニアでは昼5分だけクーラーを止めるとか出来て、節電できるのです。企業では、需給調整契約(いざとなったら電気を止めさせてくれ)は日本では機能せず、アメリカではお金を払って止めさせてもらえる、電力会社にとっても、節電するとお金は浮き、損失にはならず、制度を作ればピークを減らして電気も減らして、電気代で経費を企業が減らせる(スーパーなど)のです。藤田さん、多くの人は脱原発を望みつつ、すぐにやったら日本が成り立たないと思っていて、それを示さないといけないと言われて、長谷川さん、いろいろなプログラムを示して再稼動不要としている。再生可能エネルギー+節電所で十分に足りるのです。

 さらに、緑の党は日本でなぜ建てるのか、発足の経緯は、今まで動きはあったものの、緑の党は世界90カ国にあり脱原発の先陣を切ってきた、それで日本でも建てたのです。官邸前にデモであれだけ集まることは過去なく、数万人の背後に何百倍の人がいて、その受け皿になろう。ドイツの緑の党も脱原発は夢物語と最初は言われていたのに、緑の党が保守勢力に影響を与えて、全体が脱原発になったのです。それを日本でも目指すのです。

 脱原発を支持するが、それで国政進出の支持が得られるかについて、緑の党は理念がはっきりしていて、他の環境問題もあり、新自由主義反対、男女平等(共同運営で男女が同数)を実施し、今までの政党と違うのです。

 維新も脱原発と言っており、維新とどう違うかについて、即廃炉は緑の党のみ、弱者に優しい政治をするので、弱い立場の人にも補償するのが違うのです。他の政党、2030年までのゼロというものもあるが、考えの近い政党に歩み寄るかについて、連携もあるが、同じ理念の平等の社会を実現するならであり、即廃炉など、話し合いの過程で実現したいのです。

 選挙の準備、お金等は、そこが一番しんどくて、日本は選挙の供託金が世界一高く、300~600万円かかる、ヨーロッパならその1/100(一番高いイギリスで10万円)、日本は後進国で、これを改革しないといけないが、その制度上で戦うため、募金を募りあっという間に1000万は集まり、しかしまだまだ力は必要で、参加型民主主義で、自分たちが立ち上がるもので、いろいろ参加して欲しいのです。

 総選挙でどう戦うかについて、東京では脱原発連合型選挙、脱原発を訴える候補を連合で立てるのです。様々な可能性を探り、大阪では準備が整っていない、これからの動きなのです。

 目標は、国政に議席を獲得したいが、チャレンジして、政策を話して既成政党も変わる。緑の党の知名度を広めて行きたいのです。

 長谷川さん、適切な候補がいないと選挙にでる形になり、しかし地方の選挙にも関るのは、日本の政治を変えるのです。

 緑の党、環境問題、市民運動の人が多いものの、福島事故以前は投票すらしなかった人も緑の党に入り、期待を集めているのです。敷居を低く、市民が政治に関れるように、参加しやすい、自分たちも政治をやっていく、学生も入っていて、若い人も集まっているのです。

 外国の緑の党も支援しており、国際的なグローバルグリーンズを持ち、ネットワークがある。ドイツの緑の党が支援してくれて、ドイツの副代表が京都市長、滋賀知事と会談もしているのです。

 今日のお話は希望のある魅力的なものでした。藤田さん、民主党も菅政権で脱原発といい後退した。国民の大半が脱原発を望み、その中即廃炉が可能という主張は魅力的で、市民の支援を受けられるというコメントもあり、政治により大きく状況が変わり、可能と国民に目に見える形で示すのは大事と言われました。これをお伝えいたしました。

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市民社会フォーラムMLから
 「たね蒔きジャーナル」存続を求めて、改めて9月7日(金)19時@MBS本社前にあつまろう!!
「たね蒔きジャーナル」存続を求めて、改めて9月7日(金)19時@MBS本社前にあつまろう!!
19時からMBSとの意見交換の上、20時から本社前で呼びかけ人らによる報告の予定です。参加者:小出裕章さん、石井彰さん、今西憲之さん、石丸次郎さん、山本太郎さん、湯浅誠さん他

ぜひご一緒してください。

たね蒔きジャーナル存続お願い、呼びかけ人のお一人である放送作家の石井彰さんからです。

たね蒔きジャーナル存続の声は、日増しに大きく広がっています。
ネット上の存続署名運動(署名TV参照)は、4725人に増え(6日午前9時現在)
番組の市民スポンサーになろう!という呼びかけには、907万9469円もの寄金が
寄せられています。(4日現在)郵便振替口座の場合、加入者への振り込み連絡は数日間かかりますので、さらに額は増えていると予測されます。

こうした幅広い人たちからの番組存続の声を携えて、明日7日に再び毎日放送へ
小出裕章さん、山本太郎さんらとともに、番組存続のお願いに行ってきます。

同時に考えられるあらゆる方法を使って、存続の要望を毎日放送には伝えていますが、
社内では着々と、番組の打ち切りと新番組の準備が進んでいるようです。

そんな中、昨日の朝日新聞夕刊「窓」に、番組存続の運動が取り上げられました。

またジャーナリストで法政大学教授の水島宏明さんが、自らの放送局での体験も踏まえて、今回の番組打ち切りと、存続運動の意味を考える論考を書かれています。
こちらは有料ですが、ぜひご一読いただけると幸いです。
ともかく、毎日放送へ行ってきます。
報告は追って、取り急ぎご連絡まで。

石井彰


9月5日朝日新聞夕刊「窓」欄
窓・・・論説委員室から

 一つのラジオ番組を存続させてほしいと、これほど多くの人が声をあげる例は聞いたことがない。毎日放送(大阪)が2009年から始めた「たね蒔きジャーナル」である。

  「ニュースの種を見逃さない」という狙いで、旬の問題についてゲストの専門家らが1時間、論評する。

 存在が広く知られたのは福島第一原発後だ。京都大原子炉実験所の小出裕章助教らが出演し、事故の状況をわかりやすく伝えた。

 今春、この時の原発報道で関西の優れた報道に贈られる坂田記念ジャーナリズム賞特別賞を受賞した。

 毎日放送は打ち切りを発表していない。が、10月の番組改編で終わるという話が流れ、存続運動に火がついた。8月27目、小出さんや反貧困ネットワークの湯浅誠さんらが同社を訪れ、「市民スポンサーとして支えたい」と申し入れた。同社は幹部が対応し、要請を聞きおいた。

 社の前に集まった数十人を前に、小出さんは「原発事故でマスメディアは権力側の情報を流したが、この番組は全く違った」と語った。

 生の言葉をじっくり伝えるラジオの利点を生かした番組づくりが、支持を広げた一因だろう。熱い思いを受けとめつつ中立を守る放送局の立場もわかる。ネット時代、オールドメディアの役割はまだまだ大きいと自戒をこめて思う。  〈前田史郎〉


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
保坂展人をヘッドハンティングせよ (A1)
2012-09-07 18:23:26
優秀なひとですからね。
緑の党の躍進には是非とも必要な人物です。
泥船の社民党にはもったいない。
現在は世田谷区長の職にあり一時的に社民党を離党してフリーの状態。
このチャンスを逃すな。
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