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ストップ・ザ空港
空港はいらない静岡県民の会MM
NO.405
2009.2.20
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<INDEX>
★ 県民の会第14回総会模様
-------------------------------------------
総会は、2月11日大井さんと石川知事との「協議」が、
事実上決裂した後を受けて開かれた。マスコミ各社が
報じたように、「協議」の条件は「知事の辞職」であり、
きわめて明確なものだ。わずかな減給やボーナスカッ
トで責任を取ったことには、絶対にならないし、石川の
居直り、居直りを許すわけにいかない。総会の第1部
では、泉周沖に空港をつくらせない住民連絡会の根
本さんが、大阪からかけつけ、連帯アピールを行った。
続いて、いずれも県政の重大問題となっている「太
田川ダム」「沼津鉄道高架」そして「浜岡原発」に取り
込む住民代表が順に岡本さん、加藤さん、白鳥さん
がそれぞれに現状を述べ、5月31日に「空港」ととも
に共同の集会で県民の意思を大きく結集することを
訴えた。
また、3月29日投開票の静岡市議選に立候補を予
定する葵区の佐野けいこさん、まつや清さん、駿河区
の浦田しのぶさん、富沢けいすけさんを紹介し、県民
の会として、全力で応援していくことを確認した。
休憩をはさんで、第2部となり、08年の闘いについ
て桜井事務局長が報告を行い(別紙)、会計報告を平
田さん、会計監査を高山さんが行った。出席に遅れた
が空港反対訴訟弁護団長の渡辺弁護士が、事業認
定取消と収容裁決取消の二つの訴訟の経過と現状、
並びに今後の課題について報告を行い、併せて、20
年以上にわたる空港反対闘争の「史をまとめる構想
とその意義を述べ」県民の会の協力を訴えた。(別紙)
そして、いよいよ重大局面を迎えた09年の闘いにつ
いて桜井事務局長が提案を行い(別紙)この間に、地
権者の4人(檜林さん、松本さん、村田さん、大井さん)
がアピールを行った。
全体討論と質疑・が行われた。活発に意見が出され、
質問もあったが
・2月11日「協議」決裂から次はどうなるのか
・7月知事選に対して、どんな取組をするのか
・現地状況の把握等を開港後も継続して行う必要が
ある
・廃港の目標をしっかり持続していこう。
などがあった。討論と質疑を集約して知事選への取組
を視野に入れて、5月31日共同集会の成功にむけて
全県下で準備スタートすることを確認した。
最後に、県民の会共同代表の鈴木さんがまとめを
行い、総会決議(別紙)を提案して長時間の総会が
終了した。
空港はいらない静岡県民の会・会計報告
*2008年1月~12月(会計報告)
*収入 1,790,970円
*支出 973,9f47円
*差引残高 817,023円
決 議
昨年9月以後、静岡県民は空港の開港延期・暫
定運用に至る事態を通して、静岡県行政の官僚的
実態と石川知事の奸計をもって保身を図るさまを
まざまざと見てきた。
この1月30日、県は西脚制限表面上の「障害物
件」について「航空法に基づいて除去請求権を行
使する」方針を発表した。これは、県自らが土地測
量に二重三重のミスを犯し、しかも測量法に違反
するという重大な過ちを何ら省みようとしない態度
である。自身が原因をつくりだしたことの責任を棚
に上げて、裁判によって「障害物件」の除去を目論
むなどということは、法的にも道義的にも許されな
いし、わたしたちは許しはしない。
さらにまた、2月に入って石川知事は「収用しなく
てもよい土地を収用した」事実を認めた。しかし、
過分に収用した土地の範囲は確定できないとした
うえ、その土地を「地権者の要求があれば返還す
る」と述べたのである。誤って取り上げた土地を
「範囲はわからないけれど、必要なら返しますよ」
とは厚顔にして責任感のかけらもない言いぐさで
ある。住民の権利を護るべき公共団体が住民の
財産権を踏みにじったことは、知事らにこの公共
団体を運営する資格がなく、空港建設が「公共」
を名乗るに値しない事業であることを明確に示し
た。
虚構の需要予測を振りかざしながら強権的に
押し進められた空港事業は、まもなくその惨憺
たる結果をさらしだすであろう。その前に、石川
知事は口先だけの謝罪ではなく、きっぱりと辞職
するべきである。わたしたちは、県民にとって当
然すぎるこの要求とともに、本総会において確
認された諸行動を力強く展開し、大赤字空港の
廃港をめざすものである。
2009年2月15日
空港はいらない静岡県民の会第14回総会
09年の展望と活動方針]
-暫定開港・大赤字たれ流しを止め、廃港
へ!-
(A) 当面の情勢と展望について
1、延命を画策する石川県政
イ)立木等の除去について「協議」を迫る
大井さん。しかし県は逃げる可能性が高い。
ロ)県は除去請求権に基づき民事訴訟に
よって強制除去の方針。
ハ)暫定開港による既成事実の押しつけ。
2、「立木・土石」のほかにも重大問題発覚!
イ)「測量法」違反の事実(国土地理院に
報告せず)。
ロ)「収用すべきでない土地を収用した」
超々違反の事実。
3、需要はない。県が頼りにするのは海外
便だけ!
イ)航空大手2社の国内便利用見込みは
わずかに40万人。
ロ)海外便も「世界同時不況」と円高で望
みなし。
ハ)たれ流す赤字、恐怖のアリ地獄。後
は利用強制あるのみ。
4、県民世論の動向
(B) 県民の会、当面の方針
既成事実化に抗して、県の責任追及を
強めよう!
1、「立木、土石」問題の原因と責任所在
の明確化
イ)県は「謝罪」で事を済ませようとして
いるが、測量法違反や測量ミス等の責任
問題を広く 情宣していく。
ロ)暫定開港の原因、国交省事務次官
の発言(「収用すべきでない土地を収用し
たとしたら問 題。確認中」)について国交
省に質問書を提出し、交渉する(2月中)。
2、住民監査請求と新たな住民訴訟で
県の責任追及を強化する
イ)2月15日、第2次監査請求を提出
する(第1次1/8受理-1/27意見陳述)。
ロ)2月中にも全請求人に訴訟原告募
集案内を送る。
ハ)空港需要促進関連予算と追加工
事費支出差止めを求める訴訟を提起す
る(監査結果が不当
な場合。3月末~4月上旬)。
3、く告発!〉 石川官僚県政の本質を
問う!
イ)太田川ダム・空港・沼津鉄道高架
事業・浜岡原発に共通する県の土建、
利権体質を追及する。
ロ)知事選の前(5月31日)に静岡
労政会館大ホ一一ルで4つの主要テー
マをもってシンポジ ウム)を開催する。
ハ)事前に充分な宣伝を行う。
4、裁判闘争の大詰め-新たな事実を
含めて主張を強化する。〈別項〉
5、空港用地の活用についての検討を
始める。軍事利用への警戒の必要。
6、「空港反対運動20年史」を編集し、
廃港へのたたかいに活かす。
7、財政(土地補償金のカンパを含む)、
宣伝、組織体制について〈別項〉
8、7月知事選について 〈別項〉
[08年の闘いの軌跡](骨子)
-空港の虚像と実態を暴き出した
1年-
1、「前代未聞の」大失態、開港延期
と暫定開港に追い詰めた08年
*大井さんの大奮闘と県民の会の
サポート、県に対する的確な追及。
*事業認定取消訴訟(9・11)で国
が「立木・土石」の存在を認めた。
*事実隠蔽と問題先送りに行き詰
まった県の「釈明」「謝罪」。
*県と国の官僚的・権力的体質と
責任回避体質が露呈。
*しかし、県議会は追認。チェック
機能不全のまま。
*世論も大赤字たれ流し空港に強
く反応する結果にはなっていない。
2、県民の会の主体的な闘い-三
度び全国ニュースになった
*共有地権者会とともに県と国へ
の申し入れ・交渉を重ねた。
*二つの訴訟への取組みによる
空港の実態の究明が進展した。
*全県的な住民監査請求の取組
みと新たな住民訴訟の準備。
*第8回反空港全国連絡会・静岡
集会の成功と意義。3、主な行動
など
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ストップ・ザ空港
空港はいらない静岡県民の会MM
NO.406
2009.2.20
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<INDEX>
★ 渡辺弁護士提案
-------------------------------------------
3.社整審分科会の構成員3名の証人申請と裁判官
忌避の申立
①西川 直哉(国交省土地収用管理室長)
②春川 東-(国交省中部地方整備局
建設部長) ③平井宜雄(審議会公共用地分科会
会長)
・07年 9月1.6日・・・静岡地裁に「意見書」提出。
・ 10月12日・・・地裁より「3人の証人申請を却下
する」との連絡あり。
・ 10月17日・・・「裁判官忌避」の申立書提出。
・ 10月18日・・・第11回口頭弁論の中止と「弁護団
からの説明会」
・ 11月16日・・・静岡地裁、忌避の申立を「却下」
する。
・ 11月20日・・・東京高裁に「即時抗告」する。
・ 12月25日・・・東京高裁、申立を「棄却」する。
・08年 1月17日・・・最高裁に「特別抗告」する。
4.「事業認定取消訴訟」の再開
・08年6月20日民事第2部で再開「第11回口頭弁論
立ち木問題を指摘
・ 9月11日「第12回口頭弁論」・・被告(国)立ち
木の存在を認める
・ 10月29日「第13回口頭弁論」・・立ち木をめぐっ
て対立討論
・ 12月25日(木)「第14回口頭弁論」
・09年 2月5日(木)「第15回口頭弁論」
★次回・・4月23日(木)「第16回口頭弁論」11:30~
(2)「収用裁決取消訴訟」
1.訴訟の提訴
・2007年1月18日・・・収用裁決取消を求めて訴状を
静岡地裁に提出。
第1次提訴8名、第2次提訴90名、第3次提訴
24名、原告人合計122名
2.訴訟のポイントく準備書面の内容について)
①事業認定の違法性の継承に関する事項(需要
予測問題など)
②任意交渉及び収用委員会での審議過程での
問題点の整理。
③西側制限部分にある問題点の盤理と主張のま
とめ。
3.訴訟の経過
・07年4月20日・・・第1回口頭弁論
★桜井健男氏と藤沢弁護士が意見陳述を行
う。
争点として「事業認定の違法」と「収用手続上の違
法」を取り上げた。
・ 7月20日・・第2回口頭弁論→「準備書面」につ
いての議論
・ 10月19日・・第3回口頭弁論→今後の進め方の
確認
・ 12月21日・・第4回口頭弁論→「準備書面(1)」の
提出
・08年2月29日・・第5回口頭弁論→「準備書面(2)
(3)」の提出
4月18日・・第6回口頭弁論→被告側からの
反論
6月20日・・第7回口頭弁論→「準備書面(4)」
を提出
8月29日・・第8回口頭弁論→「準備書面(5)」
を提出
11月 7日・・第9回口頭弁論→「事業課定」と「収
用認定」の両方の違法性を追求すると主張する。
・09年1月30日(金)「第10回口頭弁論」
★次回・・・4月17日(金)「第11.回口頭弁論11:00~
静岡空港反対訴訟の会ついて
「事業認定取消訴訟」と「収用裁決取消訴訟」の2つ
の裁判を抱えている。
そこで2つの原告団組織と事務局を下記のように統一
して裁判活動を展開している。
★原告団の名称・・・「静周空港反対訴訟の会」
★原告人の構成・・・「共有地権者」十「立木所有者」
★「訴訟の会」の組織について
①共同代表・・・(芳賀直哉)(今井恒夫)(島野房巳)
(松谷 清)
②事務局・事務局長・・・(富田英司)
・事務局会計・・・(鵜飼洋治)
・事務局員・・・(田村茂樹)(増田 勝)
(桜井建男)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●ご意見等は下記メールにお寄せください。
佐野雅之
m.sano@chive.ocn.ne.jp
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ストップ・ザ空港
空港はいらない静岡県民の会MM
NO.405
2009.2.20
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★ 県民の会第14回総会模様
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総会は、2月11日大井さんと石川知事との「協議」が、
事実上決裂した後を受けて開かれた。マスコミ各社が
報じたように、「協議」の条件は「知事の辞職」であり、
きわめて明確なものだ。わずかな減給やボーナスカッ
トで責任を取ったことには、絶対にならないし、石川の
居直り、居直りを許すわけにいかない。総会の第1部
では、泉周沖に空港をつくらせない住民連絡会の根
本さんが、大阪からかけつけ、連帯アピールを行った。
続いて、いずれも県政の重大問題となっている「太
田川ダム」「沼津鉄道高架」そして「浜岡原発」に取り
込む住民代表が順に岡本さん、加藤さん、白鳥さん
がそれぞれに現状を述べ、5月31日に「空港」ととも
に共同の集会で県民の意思を大きく結集することを
訴えた。
また、3月29日投開票の静岡市議選に立候補を予
定する葵区の佐野けいこさん、まつや清さん、駿河区
の浦田しのぶさん、富沢けいすけさんを紹介し、県民
の会として、全力で応援していくことを確認した。
休憩をはさんで、第2部となり、08年の闘いについ
て桜井事務局長が報告を行い(別紙)、会計報告を平
田さん、会計監査を高山さんが行った。出席に遅れた
が空港反対訴訟弁護団長の渡辺弁護士が、事業認
定取消と収容裁決取消の二つの訴訟の経過と現状、
並びに今後の課題について報告を行い、併せて、20
年以上にわたる空港反対闘争の「史をまとめる構想
とその意義を述べ」県民の会の協力を訴えた。(別紙)
そして、いよいよ重大局面を迎えた09年の闘いにつ
いて桜井事務局長が提案を行い(別紙)この間に、地
権者の4人(檜林さん、松本さん、村田さん、大井さん)
がアピールを行った。
全体討論と質疑・が行われた。活発に意見が出され、
質問もあったが
・2月11日「協議」決裂から次はどうなるのか
・7月知事選に対して、どんな取組をするのか
・現地状況の把握等を開港後も継続して行う必要が
ある
・廃港の目標をしっかり持続していこう。
などがあった。討論と質疑を集約して知事選への取組
を視野に入れて、5月31日共同集会の成功にむけて
全県下で準備スタートすることを確認した。
最後に、県民の会共同代表の鈴木さんがまとめを
行い、総会決議(別紙)を提案して長時間の総会が
終了した。
空港はいらない静岡県民の会・会計報告
*2008年1月~12月(会計報告)
*収入 1,790,970円
*支出 973,9f47円
*差引残高 817,023円
決 議
昨年9月以後、静岡県民は空港の開港延期・暫
定運用に至る事態を通して、静岡県行政の官僚的
実態と石川知事の奸計をもって保身を図るさまを
まざまざと見てきた。
この1月30日、県は西脚制限表面上の「障害物
件」について「航空法に基づいて除去請求権を行
使する」方針を発表した。これは、県自らが土地測
量に二重三重のミスを犯し、しかも測量法に違反
するという重大な過ちを何ら省みようとしない態度
である。自身が原因をつくりだしたことの責任を棚
に上げて、裁判によって「障害物件」の除去を目論
むなどということは、法的にも道義的にも許されな
いし、わたしたちは許しはしない。
さらにまた、2月に入って石川知事は「収用しなく
てもよい土地を収用した」事実を認めた。しかし、
過分に収用した土地の範囲は確定できないとした
うえ、その土地を「地権者の要求があれば返還す
る」と述べたのである。誤って取り上げた土地を
「範囲はわからないけれど、必要なら返しますよ」
とは厚顔にして責任感のかけらもない言いぐさで
ある。住民の権利を護るべき公共団体が住民の
財産権を踏みにじったことは、知事らにこの公共
団体を運営する資格がなく、空港建設が「公共」
を名乗るに値しない事業であることを明確に示し
た。
虚構の需要予測を振りかざしながら強権的に
押し進められた空港事業は、まもなくその惨憺
たる結果をさらしだすであろう。その前に、石川
知事は口先だけの謝罪ではなく、きっぱりと辞職
するべきである。わたしたちは、県民にとって当
然すぎるこの要求とともに、本総会において確
認された諸行動を力強く展開し、大赤字空港の
廃港をめざすものである。
2009年2月15日
空港はいらない静岡県民の会第14回総会
09年の展望と活動方針]
-暫定開港・大赤字たれ流しを止め、廃港
へ!-
(A) 当面の情勢と展望について
1、延命を画策する石川県政
イ)立木等の除去について「協議」を迫る
大井さん。しかし県は逃げる可能性が高い。
ロ)県は除去請求権に基づき民事訴訟に
よって強制除去の方針。
ハ)暫定開港による既成事実の押しつけ。
2、「立木・土石」のほかにも重大問題発覚!
イ)「測量法」違反の事実(国土地理院に
報告せず)。
ロ)「収用すべきでない土地を収用した」
超々違反の事実。
3、需要はない。県が頼りにするのは海外
便だけ!
イ)航空大手2社の国内便利用見込みは
わずかに40万人。
ロ)海外便も「世界同時不況」と円高で望
みなし。
ハ)たれ流す赤字、恐怖のアリ地獄。後
は利用強制あるのみ。
4、県民世論の動向
(B) 県民の会、当面の方針
既成事実化に抗して、県の責任追及を
強めよう!
1、「立木、土石」問題の原因と責任所在
の明確化
イ)県は「謝罪」で事を済ませようとして
いるが、測量法違反や測量ミス等の責任
問題を広く 情宣していく。
ロ)暫定開港の原因、国交省事務次官
の発言(「収用すべきでない土地を収用し
たとしたら問 題。確認中」)について国交
省に質問書を提出し、交渉する(2月中)。
2、住民監査請求と新たな住民訴訟で
県の責任追及を強化する
イ)2月15日、第2次監査請求を提出
する(第1次1/8受理-1/27意見陳述)。
ロ)2月中にも全請求人に訴訟原告募
集案内を送る。
ハ)空港需要促進関連予算と追加工
事費支出差止めを求める訴訟を提起す
る(監査結果が不当
な場合。3月末~4月上旬)。
3、く告発!〉 石川官僚県政の本質を
問う!
イ)太田川ダム・空港・沼津鉄道高架
事業・浜岡原発に共通する県の土建、
利権体質を追及する。
ロ)知事選の前(5月31日)に静岡
労政会館大ホ一一ルで4つの主要テー
マをもってシンポジ ウム)を開催する。
ハ)事前に充分な宣伝を行う。
4、裁判闘争の大詰め-新たな事実を
含めて主張を強化する。〈別項〉
5、空港用地の活用についての検討を
始める。軍事利用への警戒の必要。
6、「空港反対運動20年史」を編集し、
廃港へのたたかいに活かす。
7、財政(土地補償金のカンパを含む)、
宣伝、組織体制について〈別項〉
8、7月知事選について 〈別項〉
[08年の闘いの軌跡](骨子)
-空港の虚像と実態を暴き出した
1年-
1、「前代未聞の」大失態、開港延期
と暫定開港に追い詰めた08年
*大井さんの大奮闘と県民の会の
サポート、県に対する的確な追及。
*事業認定取消訴訟(9・11)で国
が「立木・土石」の存在を認めた。
*事実隠蔽と問題先送りに行き詰
まった県の「釈明」「謝罪」。
*県と国の官僚的・権力的体質と
責任回避体質が露呈。
*しかし、県議会は追認。チェック
機能不全のまま。
*世論も大赤字たれ流し空港に強
く反応する結果にはなっていない。
2、県民の会の主体的な闘い-三
度び全国ニュースになった
*共有地権者会とともに県と国へ
の申し入れ・交渉を重ねた。
*二つの訴訟への取組みによる
空港の実態の究明が進展した。
*全県的な住民監査請求の取組
みと新たな住民訴訟の準備。
*第8回反空港全国連絡会・静岡
集会の成功と意義。3、主な行動
など
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ストップ・ザ空港
空港はいらない静岡県民の会MM
NO.406
2009.2.20
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<INDEX>
★ 渡辺弁護士提案
-------------------------------------------
3.社整審分科会の構成員3名の証人申請と裁判官
忌避の申立
①西川 直哉(国交省土地収用管理室長)
②春川 東-(国交省中部地方整備局
建設部長) ③平井宜雄(審議会公共用地分科会
会長)
・07年 9月1.6日・・・静岡地裁に「意見書」提出。
・ 10月12日・・・地裁より「3人の証人申請を却下
する」との連絡あり。
・ 10月17日・・・「裁判官忌避」の申立書提出。
・ 10月18日・・・第11回口頭弁論の中止と「弁護団
からの説明会」
・ 11月16日・・・静岡地裁、忌避の申立を「却下」
する。
・ 11月20日・・・東京高裁に「即時抗告」する。
・ 12月25日・・・東京高裁、申立を「棄却」する。
・08年 1月17日・・・最高裁に「特別抗告」する。
4.「事業認定取消訴訟」の再開
・08年6月20日民事第2部で再開「第11回口頭弁論
立ち木問題を指摘
・ 9月11日「第12回口頭弁論」・・被告(国)立ち
木の存在を認める
・ 10月29日「第13回口頭弁論」・・立ち木をめぐっ
て対立討論
・ 12月25日(木)「第14回口頭弁論」
・09年 2月5日(木)「第15回口頭弁論」
★次回・・4月23日(木)「第16回口頭弁論」11:30~
(2)「収用裁決取消訴訟」
1.訴訟の提訴
・2007年1月18日・・・収用裁決取消を求めて訴状を
静岡地裁に提出。
第1次提訴8名、第2次提訴90名、第3次提訴
24名、原告人合計122名
2.訴訟のポイントく準備書面の内容について)
①事業認定の違法性の継承に関する事項(需要
予測問題など)
②任意交渉及び収用委員会での審議過程での
問題点の整理。
③西側制限部分にある問題点の盤理と主張のま
とめ。
3.訴訟の経過
・07年4月20日・・・第1回口頭弁論
★桜井健男氏と藤沢弁護士が意見陳述を行
う。
争点として「事業認定の違法」と「収用手続上の違
法」を取り上げた。
・ 7月20日・・第2回口頭弁論→「準備書面」につ
いての議論
・ 10月19日・・第3回口頭弁論→今後の進め方の
確認
・ 12月21日・・第4回口頭弁論→「準備書面(1)」の
提出
・08年2月29日・・第5回口頭弁論→「準備書面(2)
(3)」の提出
4月18日・・第6回口頭弁論→被告側からの
反論
6月20日・・第7回口頭弁論→「準備書面(4)」
を提出
8月29日・・第8回口頭弁論→「準備書面(5)」
を提出
11月 7日・・第9回口頭弁論→「事業課定」と「収
用認定」の両方の違法性を追求すると主張する。
・09年1月30日(金)「第10回口頭弁論」
★次回・・・4月17日(金)「第11.回口頭弁論11:00~
静岡空港反対訴訟の会ついて
「事業認定取消訴訟」と「収用裁決取消訴訟」の2つ
の裁判を抱えている。
そこで2つの原告団組織と事務局を下記のように統一
して裁判活動を展開している。
★原告団の名称・・・「静周空港反対訴訟の会」
★原告人の構成・・・「共有地権者」十「立木所有者」
★「訴訟の会」の組織について
①共同代表・・・(芳賀直哉)(今井恒夫)(島野房巳)
(松谷 清)
②事務局・事務局長・・・(富田英司)
・事務局会計・・・(鵜飼洋治)
・事務局員・・・(田村茂樹)(増田 勝)
(桜井建男)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●ご意見等は下記メールにお寄せください。
佐野雅之
m.sano@chive.ocn.ne.jp
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★