経産省前テントひろばからの発信 <テント日誌 11月12.13日>経産省・警察・右翼との対峙

2011-11-14 10:26:27 | 社会
<テント日誌 11/12>
       波乱と緊迫の一日/経産省・警察・右翼との対峙
     ―― 経産省前テントひろば 63日目 ――
11/11キャンドル包囲「人間の鎖」から一夜明けた12日は、経産省・警察・右翼が
「テントに襲いかかる」とでもいう程の波乱と緊迫の一日だった。
 午前11時、経産省役人9名が、制服警官30名・私服20名同行でテントに来て、宣言後、

敷地と道路の境界のポストを上げチェーンバリカーで囲う。「人間の鎖」で包囲された経
産省が、テントを鉄の鎖で封じ込めようとしてるかのように。設置理由の説明要求にも

一切応じず、チェーンに「居座り座り込み禁止」の紙をベタベタをつり下げる。その間全部
で30分弱。このときの様子を、街カフェTVのFさんが放映。
午後からはこの報を聞いた人々が続々とテントを訪れる。平日にもかかわらず50名に
達する。鎖には「原発いらない」のポスターが貼り巡らされている。

 午後5時半頃、真言密教のお坊さん(女性)が呼びかけてできたグループ、「混沌の首」の

8人が訪れ、記帳・カンパの後、原発・放射能から人々を守るという趣旨の祈り(踊り?)を
捧げる。その後石橋上人がこのお坊さんと話し込み、共鳴し合うところが多かったそうな。
「宗教共闘」の成立か?!

午後8時過ぎに、右翼と警察がテントに襲来。右翼は大宮と川崎の2団体、30名程。

警察は制服・公安合わせて50名程。右翼と公安数名がテント内に侵入。テント前は右翼と
警察が固めて外から近づけないような状態に。この緊迫した状態は2時間近く続く。午後
10時頃漸く退散。その頃には急遽駆けつけた仲間の人々も40名程に。
いつものことながら、右翼は原発についての知識も考えもなく、ただただテントは要らない、
撤去しろの一点張りで、議論にならない。情報によれば、右翼の「テントは迷惑だ」焚きつける
ように言ったのは経産省消費経済政策課長補佐の山村直弘なる人物だとのこと。

 これからも繰り返されるであろうことを思い、明日からの態勢を考えよう。

<テント日誌 11/13(日)>

穏やかな休日 激励の波が続々と
―― 経産省前テントひろば 64日目 ――

11月13日、昨日に続いて好天の小春日和り。今日の日誌はやはり昨夜の続きから
始めねばなるまい。
 昨夜の右翼・警察の襲来時をiphonの動画で実況放映したひまわりさんの映像は、
1000名のアクセスがあったという。深夜に千葉から車で駆けつけた30代の夫妻は1万円のカンパを置いていった。夜明け頃には六本木で飲んでいるときツイッターで知ったという若い人達が駆けつけてきた。そして午前から午後にかけてテントを訪れた人は100名を超える。
夜はテント前に30人以上の人達が集い、議論をしたり歌を歌ったり、ギターを弾いたりと遅くまで交流が続いた。
 こんなにも多くの人がテントを守ろうとしている。福島の女達の想い、魂が刻まれたテントひろばに繋がりながら、脱原発への運動を広げていこうとしている。テントに集う人達が多くなればなるだけ、右翼や権力は手出しをできなくなるだろう。
 
経産省は明日にも、植栽を置くなどの新たな行動に打って出るかもしれない。12日にそう言い残していったそうだ。テント運営会議は急遽、14日午前10時をメドに結集を呼びかけている。そして経産省にあの鎖を撤去するよう申し入れる予定である。
 国有地という公共空間を私物化しているのは経産省である。例えば、あのトラブル停止中であった玄海4号をなんのテストもなしに、九電や佐賀県知事のヤラセ構造そのままに住民の意思を全く無視して再稼働させた、そのお墨付きを与えた経産省こそ、原子力村による私物化を推進している。
 それに抗してテントひろばは益々多くの人々の意志と想いをつなげ、表現していく場として、公共空間としての実を備えてきている。経産省は退け!テントひろば存続しなかればならない!人々のために。 ( 文責 Y・T )

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後藤(東電前アクション)です。

午前9時半頃、丸の内署10数名ほどの公安と名前を名乗らない謎の職員7、8名がやってきてテントの周りのバリカーを強化しに作業を強行しました。

彼らは全く名を名乗ろうとしませんでした。

辛うじて正面第一テントの入口のみに阻止線を張って強化を食い止めて、彼らを退散させました。

その後、淵上さんと正清さんが経産省へ抗議文を提出に行きました。

現在は平穏です。これからテント前カフェが始まります。

メニューは動物性由来の原料を一切使っていないべジカレーだそうです。

ヴィーガンベジタリアンの私にとって助かるメニューです(^-^)

お時間のある方はいらして下さいね。


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