世界的なキャンペーンの対象であるトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイションは、労働者を勝たせた最高裁と国際労働機関(ILO)の裁定が出ているにもかかわらず、136名の違法に解雇した労働者を職場復帰させることを拒否し続けている。
彼らを今すぐ職場復帰させよ!
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?id=47&l=2&cid=13914
世界的なキャンペーンの対象であるトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイ
ションは、労働者を勝たせた最高裁と国際労働機関(ILO)の裁定が出ている
にもかかわらず、136名の違法に解雇した労働者を職場復帰させることを拒否し
続けている。
2001年3月、フィリピントヨタは、平和的な組合集会に参加した227名の執行委員
と組合員を解雇し、その他64名を出勤停止にした。労働者達は、組合すなわちト
ヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエイショ
ン(TMPCWA)との会社の団体交渉拒否に抗議するため、労働雇用省前で示
威行動を行っていたのであった。最初に解雇されたグループのうち、136名が今
なお職場復帰を求めている。
2003年9月、フィリピン最高裁はトヨタ経営陣に対し団交開始を命じた。その2か
月後には国際労働機関(ILO)が、トヨタ経営陣に労働者達を職場復帰させる
とともに、誠意をもってTMPCWAと交渉するよう要求した。これら両裁定に
もかかわらず、フィリピントヨタはいまだに組合を認めず、労働者達を職場復帰
させず、労働協約交渉も行っていない。
国際金属労連とその傘下組織は、労働者達の即時職場復帰を要求する国際キャン
ペーンを打ち上げた。労働者達もまた、労働組合を結成し団体交渉を行うという
労働者の基本権を承認するようフィリピントヨタに迫っている。
彼等を今すぐ職場復帰させよ!というこのキャンペーンに参加してほしい。
このウェブサイト上に、このキャンペーンに関する下記の資料と最新情報を載せ
ています。
a.ファクトシート:トヨタフィリピンにおける状況の要約
b.タイムライン:状況を時系列的に詳細に記述したもの
c. 連帯:TMPCWA労働者支援の立場からのフィリピン政府とトヨタ経営陣
宛てのレター
[2006年5月3日] AI
国際金属労連
ファクトシート: 彼等を今すぐ職場復帰させよ!
世界的なキャンペーンの対象であるトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイ
ションは、労働者を勝たせた最高裁と国際労働機関(ILO)の裁定が出ている
にもかかわらず、136名の違法に解雇した労働者を職場復帰させることを拒否し
続けている。国際金属労連とその傘下組織は、労働者達の即時職場復帰を要求す
る国際キャンペーンを打ち上げた。労働者達もまた、労働組合を結成し団体交渉
を行うという労働者の基本権を承認するようフィリピントヨタに迫っている。こ
の事件の事実関係は下記のとおりである。
・ 2000年から2001年にかけて、トヨタ・モーター・フィリピン・コーポ
レイション・ワーカーズ・アソシエイション(TMPCWA)は承認投票に勝利
し、フィリピントヨタ一般労働者の交渉団体として確認された。この期間中、ト
ヨタ経営陣は、裁判所のあらゆる審級に承認を取消すよう上訴する一方、TMP
CWAとは団交に入ることを拒否し続けて、あくことなく組合潰しを策した。
・ 2001年3月16日、TMPCWAは、フィリピントヨタの団交拒否に抗議
するため、労働雇用省前で平和的な示威行動を行った。省は組合を勝たせたが、
これに対してトヨタ経営陣は、示威行動に参加した227名の執行委員と組合員を
解雇、その他64名を出勤停止にすることをもって対抗した。最初に解雇されたグ
ループのうち、136名が今なお職場復帰を求めている。
・ 2003年9月、フィリピン最高裁はトヨタ経営陣に対し団交開始を命じ
た。その2か月後には国際労働機関(ILO)が、トヨタ経営陣に労働者達を職
場復帰させるとともに、誠意をもってTMPCWAと交渉するよう要求した。
・ これら両裁定にもかかわらず、フィリピントヨタはいまだに組合を認
めず、労働者達を職場復帰させず、労働協約交渉も行っていない。
・ ごく最近になって、会社肝煎りの第二組合であるトヨタ・モーター・
フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイション(TMPCL
O)が雇用労働省に登録を行い、承認投票を申請した。2006年4月、省はTMP
CLOが勝利したとして一般労働者の唯一交渉団体と承認し、問題をより一層紛
糾させている。
・ 今なお踏みとどまっている136名の労働者の職場復帰を獲得するため、
IMFはTMPCWAおよび日本のトヨタ自動車株式会社と話合を続けてきた。
しかしながら、フィリピントヨタと東京の本社は、職場復帰に抵抗し続けてい
る。
フィリピントヨタの状況と「彼等を今すぐ職場復帰させよ!」の国際キャンペー
ンについてさらに情報が必要な場合は、IMFのウェブサイト
www.imfmetal.org/toyotaphilippinesを見て下さい。
フィリピントヨタは
彼等を今すぐ職場復帰させよ!
--------------------------------
IMF(国際金属労連)はオスロで開かれた執行委員会で
解雇されたフィリピントヨタ労組員136名の職場復帰のた
めのグローバルキャンペーン実施を決定しました。
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=14052
---------------------------------------
IMF/ニュース記事
フィリピントヨタはグローバルキャンペーンの標的である。
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=14052
IMF執行委員会はトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレ
イションから違法に解雇された労働者達の職場復帰を勝ち取る
ための国際的奮闘に承認を与えた。
ノルウェイ発。ノルウェイ国オスロ市での国際金属労連執行委
員会会議において、労働者指導者達は、フィリピントヨタの二
つの工場における労働者の権利を改善するためグローバルキャ
ンペーンを打ち上げることを満場一致で支持した。
この努力を強力に支持する立場から発言した傘下組織は、労働
運動がこのような不正義に反対する立場を取らないならば、そ
れはいたる所で労働組合の後退になるであろうと論じた。
このキャンペーンは、不当に解雇された136名のトヨタ・モー
ター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエ
イション(TMPCWA)の労働者達の即時職場復帰を求める
ものである。この行動は、フィリピン・トヨタが組合を認めて
、誠意をもって交渉することを拒否し、また組合派の労働者に
対する解雇決定を撤回することを拒否していることに対する関
心の高まりの結果取られることになったものである。
彼等を今すぐ職場復帰させよ!のキャンペーンは、たえず傘下
組織にフィリピンの状況と事態の新たな展開を知らせていくと
ともに、労働者達の職場復帰を勝ち取ることに役立つ行動の調
整連係に一役買っていこうとしている。
[2006年5月19日]KP
彼らを今すぐ職場復帰させよ!
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?id=47&l=2&cid=13914
世界的なキャンペーンの対象であるトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイ
ションは、労働者を勝たせた最高裁と国際労働機関(ILO)の裁定が出ている
にもかかわらず、136名の違法に解雇した労働者を職場復帰させることを拒否し
続けている。
2001年3月、フィリピントヨタは、平和的な組合集会に参加した227名の執行委員
と組合員を解雇し、その他64名を出勤停止にした。労働者達は、組合すなわちト
ヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエイショ
ン(TMPCWA)との会社の団体交渉拒否に抗議するため、労働雇用省前で示
威行動を行っていたのであった。最初に解雇されたグループのうち、136名が今
なお職場復帰を求めている。
2003年9月、フィリピン最高裁はトヨタ経営陣に対し団交開始を命じた。その2か
月後には国際労働機関(ILO)が、トヨタ経営陣に労働者達を職場復帰させる
とともに、誠意をもってTMPCWAと交渉するよう要求した。これら両裁定に
もかかわらず、フィリピントヨタはいまだに組合を認めず、労働者達を職場復帰
させず、労働協約交渉も行っていない。
国際金属労連とその傘下組織は、労働者達の即時職場復帰を要求する国際キャン
ペーンを打ち上げた。労働者達もまた、労働組合を結成し団体交渉を行うという
労働者の基本権を承認するようフィリピントヨタに迫っている。
彼等を今すぐ職場復帰させよ!というこのキャンペーンに参加してほしい。
このウェブサイト上に、このキャンペーンに関する下記の資料と最新情報を載せ
ています。
a.ファクトシート:トヨタフィリピンにおける状況の要約
b.タイムライン:状況を時系列的に詳細に記述したもの
c. 連帯:TMPCWA労働者支援の立場からのフィリピン政府とトヨタ経営陣
宛てのレター
[2006年5月3日] AI
国際金属労連
ファクトシート: 彼等を今すぐ職場復帰させよ!
世界的なキャンペーンの対象であるトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレイ
ションは、労働者を勝たせた最高裁と国際労働機関(ILO)の裁定が出ている
にもかかわらず、136名の違法に解雇した労働者を職場復帰させることを拒否し
続けている。国際金属労連とその傘下組織は、労働者達の即時職場復帰を要求す
る国際キャンペーンを打ち上げた。労働者達もまた、労働組合を結成し団体交渉
を行うという労働者の基本権を承認するようフィリピントヨタに迫っている。こ
の事件の事実関係は下記のとおりである。
・ 2000年から2001年にかけて、トヨタ・モーター・フィリピン・コーポ
レイション・ワーカーズ・アソシエイション(TMPCWA)は承認投票に勝利
し、フィリピントヨタ一般労働者の交渉団体として確認された。この期間中、ト
ヨタ経営陣は、裁判所のあらゆる審級に承認を取消すよう上訴する一方、TMP
CWAとは団交に入ることを拒否し続けて、あくことなく組合潰しを策した。
・ 2001年3月16日、TMPCWAは、フィリピントヨタの団交拒否に抗議
するため、労働雇用省前で平和的な示威行動を行った。省は組合を勝たせたが、
これに対してトヨタ経営陣は、示威行動に参加した227名の執行委員と組合員を
解雇、その他64名を出勤停止にすることをもって対抗した。最初に解雇されたグ
ループのうち、136名が今なお職場復帰を求めている。
・ 2003年9月、フィリピン最高裁はトヨタ経営陣に対し団交開始を命じ
た。その2か月後には国際労働機関(ILO)が、トヨタ経営陣に労働者達を職
場復帰させるとともに、誠意をもってTMPCWAと交渉するよう要求した。
・ これら両裁定にもかかわらず、フィリピントヨタはいまだに組合を認
めず、労働者達を職場復帰させず、労働協約交渉も行っていない。
・ ごく最近になって、会社肝煎りの第二組合であるトヨタ・モーター・
フィリピン・コーポレイション・レイバー・オーガニゼイション(TMPCL
O)が雇用労働省に登録を行い、承認投票を申請した。2006年4月、省はTMP
CLOが勝利したとして一般労働者の唯一交渉団体と承認し、問題をより一層紛
糾させている。
・ 今なお踏みとどまっている136名の労働者の職場復帰を獲得するため、
IMFはTMPCWAおよび日本のトヨタ自動車株式会社と話合を続けてきた。
しかしながら、フィリピントヨタと東京の本社は、職場復帰に抵抗し続けてい
る。
フィリピントヨタの状況と「彼等を今すぐ職場復帰させよ!」の国際キャンペー
ンについてさらに情報が必要な場合は、IMFのウェブサイト
www.imfmetal.org/toyotaphilippinesを見て下さい。
フィリピントヨタは
彼等を今すぐ職場復帰させよ!
--------------------------------
IMF(国際金属労連)はオスロで開かれた執行委員会で
解雇されたフィリピントヨタ労組員136名の職場復帰のた
めのグローバルキャンペーン実施を決定しました。
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=14052
---------------------------------------
IMF/ニュース記事
フィリピントヨタはグローバルキャンペーンの標的である。
http://www.imfmetal.org/main/index.cfm?n=47&l=2&c=14052
IMF執行委員会はトヨタ・モーター・フィリピン・コーポレ
イションから違法に解雇された労働者達の職場復帰を勝ち取る
ための国際的奮闘に承認を与えた。
ノルウェイ発。ノルウェイ国オスロ市での国際金属労連執行委
員会会議において、労働者指導者達は、フィリピントヨタの二
つの工場における労働者の権利を改善するためグローバルキャ
ンペーンを打ち上げることを満場一致で支持した。
この努力を強力に支持する立場から発言した傘下組織は、労働
運動がこのような不正義に反対する立場を取らないならば、そ
れはいたる所で労働組合の後退になるであろうと論じた。
このキャンペーンは、不当に解雇された136名のトヨタ・モー
ター・フィリピン・コーポレイション・ワーカーズ・アソシエ
イション(TMPCWA)の労働者達の即時職場復帰を求める
ものである。この行動は、フィリピン・トヨタが組合を認めて
、誠意をもって交渉することを拒否し、また組合派の労働者に
対する解雇決定を撤回することを拒否していることに対する関
心の高まりの結果取られることになったものである。
彼等を今すぐ職場復帰させよ!のキャンペーンは、たえず傘下
組織にフィリピンの状況と事態の新たな展開を知らせていくと
ともに、労働者達の職場復帰を勝ち取ることに役立つ行動の調
整連係に一役買っていこうとしている。
[2006年5月19日]KP