第2期沖縄・緊急意見広告運動の開始にあたって ほか

2010-09-22 11:44:07 | 沖縄
「普天間即時閉鎖・辺野古新基地やめろ、海兵隊はいらない」
第2期へ沖縄・緊急意見広告運動スタート!
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9・26東京集会へ皆さんの参加を呼びかけます。
-9月名護市議選から11月沖縄知事選の勝利へー
普天間問題は何も決着していない。今、わたしたちに何が出来るか。
一緒に討議し、知恵を集め、行動しよう!

■日時:9月26日(日)午後1時開場・午後1時30分開会
■会場:中野サンプラザ

●報告と問題提起「9月名護市議選の結果と11月知事選の勝利へ」
安次富浩(沖縄・名護ヘリ基地反対協議会共同代表

●発言と討論「第2期へ、私の提案」
土屋源太郎(伊達判決を生かす会共同代表)
その他呼びかけ人・賛同人からの提案・発言を頂いて討論します。

■参加費:800円(学生・非正規500円)
■主催:「普天間即時閉鎖・辺野古新基地やめろ、海兵隊はいらない」
 沖縄・緊急意見広告運動

◎東京連絡先 〒164-0001 東京都中野区中野2-23-1
 ニューグリーンビル309号 協働センターアソシエ気付
■電話:03(6382)6537(高野)
■FAX:03(6382)6538

◎関西連絡先 〒533-0032 大阪市東淀川区淡路3-6-21 協同会館アソシエ内
■電話:06(6328)5677(細野)
■FAX:06(6328)5777

■メールアドレス okinawaikenkoukoku@berita.jp
■ホームページ http://www2.nikkanberita.com/okinawaiken/
■振替口座/加入者名:意見広告 口座番号:00920-3-281870
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―各位さま
皆様には、ご健勝にてお過ごしのこととおもいます。
 去る5月15―16日の「沖縄タイムス」「琉球新報」「朝日新聞」3紙への全面
意見広告に対するご意見や励まし、賛同金の振込みなど、ありがとうございました。
 まず、熱いお気持ちをお届け頂いたにもかかわらず、お礼とご報告が遅れましたこ
とをお詫びいたします。
 事務局では、この間、6月の東京や関西における報告集会開催、7月参院選挙を挟
んでの意見広告の残務整理、全国規模の呼びかけ人・賛同者の方々の住所と賛同金振
込みとの照合と整理などに取り組んで参りました。働きながらのボランテイア事務局
員の作業ゆえに、予想以上の時間がかかってしまい、やっとこの盆休みも利用して大
方の作業が終わりました。
 そこで、皆様に遅くなりましたがお礼を申し上げると共に、今後の活動についての
ご報告をさせていただきます。

今後の活動の継続について

 意見広告が掲載された直後から最近まで、全国各地から電話、FAX、メールで、ま
た賛同金の振り込みなどに書き添えて、たくさんのご意見が寄せられました。そのほ
とんどが「意見広告の趣旨」に賛同であり、運動をさらに続け、拡げて欲しいという
ものでした。
 意見広告掲載後の5月末、緊急に国会内会議室にて意見広告運動の「呼びかけ人会
議」 を開き今後について討議しました。そこで、継続の方向を決め、全面広告に掲
載した6月3日の東京報告集会に500人余、6月5日の関西報告集会に300人余
の賛同された方々などが集まった席にて、「日米共同声明の撤回を求める」集会決議
とともに、以下のような「継続への活動方針」を確認したところです。

1、全国から寄せられたご意見にこたえ、全面「意見広告」に掲げた3つ課題の実現
に向 けて運動を継続する。(普天間基地即時閉鎖、辺野古新基地建設反対、海兵隊
の撤退、日米安保をやめ軍事力によらない平和を構築するなど)
2、具体的には、署名運動、第2次意見広告、安保の見直しとその先の軍事に頼らな
い平和への構想、基地のない沖縄と日本をどうやってつくるかなどをテーマとするシ
ンポジウムの開催、など多彩な活動を展開する。
3、そうした活動を草の根で全国すみずみまで広げるために、全国各地で動いてくだ
さる1000人のボランティア・スタッフを募る。
4、オバマ米大統領に、沖縄2紙と朝日新聞に掲載された全面意見広告を届ける。
5、その他、全国から寄せられた提案を整理・検討し、実行可能なものから実施する。

 現在、沖縄・普天間問題は決して何も決着しておりません。
 鳩山に代わった菅民主党政府も、沖縄の民意を無視した「日米共同声明」を順守し
水面下では辺野古新基地建設の強行を推進しつつも、表立っては全てを11月沖縄県知
事選挙後に先送りしています。その意味で、辺野古現地の9月名護市議選挙から11月
沖縄県知事選は、沖縄に米軍基地を押し付けようとする日米両政府に対して、沖縄県
民の意思を示し、今後の沖縄の将来を決定付ける重要な節目となります。
 11月20日、普天間基地のある宜野湾市の伊波洋一市長が、「普天間基地の早期閉鎖・
返還、海兵隊の撤退」などを掲げて、この知事選への出馬要請を受諾され、事実上の
立候補を表明されました。
 同封いたしました、別紙の9月26日の東京集会は、こうした今秋の状況を踏まえ
て、意見広告運動の第2期への活動方針を具体化していくための集いです。関西でも
こうした集まりが予定されております。今後、各地で、このような集いがもたれるこ
とを願っています。
 是非、近隣の方は、東京集会にご参加いただき、討議にご参加下さい。
なお、可能な方は、各地・各分野で今後の署名の取りまとめやご連絡など、この運動
のボランティア・スタッフになってください。特別に難しいことをお願いするつもり
はありませんので、引き受けてもよいという方は、事務局までご連絡下さい。
末尾となりましたが、残暑厳しきおり、皆様のご健康を祈念いたします。

2010年9月21日
 沖縄・緊急意見広告運動事務局

事務局よりのお願い
 9月26日の集いにおいて、この運動の略称、今後の署名などの取り組みと内容・
形式、第2次意見広告の企画、財政などについて、討議いたします。参加いただけな
い場合でも、ご意見やお知恵を事務局まで、お送り下さい。
 よろしくお願いします。

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〈沖縄へ陸自2万人構想〉と米掃海艦入港強行/海鳴りの島から
 9月20日付琉球新報に〈沖縄へ陸自2万人構想/防衛省 2020年、現在の10倍に/定員1万3000人増も調整〉という見出しの記事が1面トップで載っている。中国の軍事力の強化を奇貨として、現状維持どころか組織の肥大化を図ろうとする陸上自衛隊幹部の欲望が剥き出しになっている。日本・中国・米国の経済的相互依存がこれだけ進んでいる時代に、陸自が投入されるような本格的な戦争が、日中間で起こる可能性がどれだけあるというのか。10年後に南西諸島に2万人配備の構想を打ち出すとは、陸自幕僚監部の大風呂敷に呆れ果てる。

〈ただ主要国では領土侵攻の前に敵を食い止めるため海軍や空軍を重視し、陸上部隊を削減する傾向にある。財政難の中で経費負担の増大も避けられず、政府内の調整は難航しそうだ〉

 記事では以上のように記されているが、このままでは海自、空自が強化される一方で、陸自はその分、削減の対象となって割を食う、という危機感が陸自幹部にはあるのだろう。ソ連が崩壊して北の脅威が無くなったので、今度は中国の脅威を煽って奄美・沖縄諸島で組織維持、あわよくば肥大化を図ろうとする陸自の構想は、「国防」の美名に隠れて奄美・沖縄を利用しようとするものであり、けっして許してはならない。

 中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件が、外交問題として解決どころか悪化の方向に進んでいる。そういう中で今日21日、米軍掃海艦ディフェンダーが宮古島の平良港に入港した。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-21_10420/

 民間港の軍事利用に対し沖縄県や宮古島市は米軍に自粛を求めたが、米軍はそれを無視した。米軍は市民と「乗員の友好・親善」が目的だというが、尖閣諸島に注目が集まる中でわざわざ宮古島に寄港するのは、沖縄における米軍の存在意義を強調し、先島地域の民間港使用の既成事実化を狙ったものだ。平良港周辺では米軍掃海艦の入港強行に抗議行動が行われている。

 今回の掃海艦の入港に先立って9月初旬には、宮古島市で開かれる「米海軍第7艦隊音楽隊演奏会」に出演する隊員や荷物などを厚木基地(神奈川県)から輸送することを口実に、宮古空港を米軍が利用しようとする動きもあった。演奏会は台風のため延期となったが、宮古島をめぐる一連の米軍の動きには、先島地域の民間空港、港湾施設を米軍が頻繁に使用していくための地ならし(宣撫工作)と同時に、中国の脅威に対して米軍が「抑止力」となっていることを印象づけ、海兵隊をはじめとした米四軍がやはり沖縄には必要なのだ、と宣伝しようとする日米両政府の思惑も透けて見える。
 普天間基地の辺野古「移設」が行き詰まっている中で、11月の県知事選挙で日米両政府に少しでも近い立場の知事を当選させるために、尖閣諸島をめぐる問題が「在沖米軍(海兵隊)必要論」を展開する材料として利用されている。中国の「反日デモ」の様子や中国政府の強硬姿勢が連日ニュースで流れることで、日本国内の対抗的ナショナリズムが高まり、尖閣諸島防衛と沖縄の米軍・自衛隊強化の声が高まっていけば、日米両政府にとって辺野古「移設」を強行する追い風となる。
 尖閣諸島を排外的ナショナリズムの扇動と軍事強化に利用しようとする日本・米国・中国のいっさいの動きに反対する。
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/f4e71d9a1138768985b25c2bfe0cbf2e

海鳴りの島から沖縄・ヤンバルより…目取真俊

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