窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

アンサンセ

2008年11月15日 | 食べ歩きデータベース
  先日久しぶりに横浜駅西口にあるワインバー&レストラン、「アンサンセ」に行ってきました。こちらは僕も以前通っていたことのあるマックスワインサロンの元講師である前根さんがオーナーソムリエ、江原さんがソムリエを務めており、フランスワインと絶妙のマリアージュをみせる料理が素晴らしいお店です。ワインも料理も両ソムリエが丁寧に説明してくれるのでワインというとちょっと敷居の高さを感じる方でも安心です。とてもお勧めのお店なのでご紹介します。

http://www.linsense.com/l'insense/index_top.htm



 まずは食前酒としてシャンパンからです。リシャール・シュルランのシャンパーニュ・ブリュット・カルト・ノワール、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。辛口ですっきりとした口当たり、とても飲みやすいです。



 選んだワインはサンテミリョンのシャトー・オー・セゴットとトゥーレーヌのキュベ・シナブル。前者は華やかで果実味があり、滑らかでタンニンも感じられるバランスの良いワイン、後者は同じく果実味がありながら特に樽由来のスパイシーさを強く感じるワインでした。特にキュベ・シナブルはこのスパイシーさが後でご紹介するフレッシュフォアグラのポワレと相性抜群で、ぜひお勧めしたいです。



 前菜はハチノスのトマト煮込みと鮮魚(鱸) のカルパッチョを選んだのですが、写真を撮り忘れたので割愛します。次に出てきたのが野菜のバリエーション。上の写真の通り地元鎌倉産の色鮮やかな野菜をあるものはシンプルにオーブンで焼き、あるものはピューレにしたりと様々なバリエーションで楽しめます。野菜本来が持つ旨みや甘みが楽しめ、これだけでも結構ボリュームがあります。江原さん曰く、コースの中でこの野菜のバリエーションが一番人気なのだそうです。あとは今回頼んでいませんが、バスク地方マネッシュ豚のリエットも人気とのこと。



 先程も触れたフレッシュフォアグラのポワレ。外側はカリッとしていて香ばしく、中はジューシーでこのコントラストが素晴らしいです。大人気なのでこれだけはコースに初めから設定しているのだとか。先ほど触れたように、キュベ・シナブルとフォアグラの相性は抜群で、双方が素晴らしく引き立ちます。





 主菜に選んだのはシャラン産鴨腿肉のコンフィと蝦夷鹿のロースト。



 デザートはシロップで煮たイチジクに自家製バニラアイスをのせたものでした。コーヒーも深くローストした濃いもので僕の好みにあっていました。



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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衣類ではないもの

2008年11月15日 | リサイクル(しごと)の話
 今日は皆さんに問題があります。下の写真は一体何だと思いますか?



 木刀、ヌンチャク、モデルガン、警察の押収物?

 実は、これらは皆リサイクルを目的として集められてくる衣類の中から出てきたものなのです。

 毎日何トンもの衣類を扱っていると、これらだけでなく実に様々なものが出てきます。当然の事ながらこれらは衣類のリサイクル対象外のものです。尤もほとんどはきちんとした状態で分別していただいているのですが、残念ながらごく一部、いわゆるごみや衣類でない物が混入していることがあります。

 衣類は私たちがごみとして扱わない限り決してごみにはなりません。ごみは人の心掛け次第でいくらでも増やすことができますし、また減らすことができるものだと思います。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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