BUZ LIFE

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歯医者~dentist(前編)

2005年10月14日 | Weblog
今日は2年ぶり以上となる歯医者に行ってきました。急に思い立って、当日に予約。何を隠そう自分は歯医者が、大好き、なのである。

今日行くところは、初診。引っ越してしまったので、もとかかりつけだった歯医者からの紹介で決めた。どういうつながりか知らないけど。

いってみると歯医者とは思えないような、ステンレス一点張りのドア。ドアに何の看板も出ていないので入るのに一瞬躊躇。勇気を出して入ってみると、中は普通の歯医者の待合所。先客数名。笑顔が素敵な受付嬢に初診である旨を告げ、問診表を記入。客層をみてみると9割方中年のおばさま。それもみなさまかなり品のよさそうなかたばかりである。みんな何度もお礼を行って帰っていく。20分くらい待ち、中へと通される。が、またそこには待合室。

でやっと、診療が始まる。院長(もう60近そう)が最初みてくれ、左下の歯が痛いと訴える。今日の目的は歯科検診だが、ついでにみてもらおう。レントゲンをとられ、あとは中年の先生にバトンタッチ。院長の息子かと思ったら苗字が違った。

やはり虫歯とのこと。歯の上ではなく、横に穴があいてしまっているらしい。鏡を持たされ、自分でも確認。ここの歯医者、説明がとても丁寧。自分の目で確認しながら、診療が進むので安心できる。

たしかに横が黒くなっている。けずってもらい、うめてもらい、10分後には跡形もなくなっていた。

日雇いバイト~総括

2005年10月11日 | Weblog
初めて日雇いバイトをやったわけだが、総じて「楽しかった」。別に友達ができたわけではない。仕事中、「たるいね~」と21歳のフリーターと、帰りのタクシーの中、同乗した人たちと「入院したことある?」と会話した程度。でも様々なひとを見れた。ごくごく表面上だけだが、この人普段何やっている人だろう?とか、この人となら話せそう、この人きっと嫌われるタイプの人、などと勝手に思いをはせることはつまらないことではない。スタッフのひとたちの人相・行動を見ても、へー、この業界はこのような人種が集まっているんだ、と勝手に解釈。

また、ライブの裏側を見ることができた。別にライブに興味があるわけではないので、大して刺激を受けるわけではなかったが、話のたねにはなる。しいて言えば社会勉強にも。

仕事の内容自体は、決して楽なものではない。体力勝負。でも細身の自分でも耐え抜くことができたのだから、一般大抵の人は大丈夫であろう。雑用ばかりで、この仕事をやったから、何の技量があがる、というわけでもないが、スタッフに指示され、返事をし、行動に移す、などこのような一連の流れを体が覚える事に損はないであろう。そこには多少の思考も入り混じる。100パーセントの指示を出してくれるわけではない。あとは自分で考えて穴埋めする。粗末な扱いにも慣れることができる。

やって損はないであろう。そう長く続けるものではないであろうが。一つの経験を得る事ができた事に満足した。

日雇いバイト~後編

2005年10月10日 | Weblog
厳選(?)されたバイト君とスタッフで引き続き照明の作業。天井高くに固定されていた大掛かりな照明を解体しまくる。バイト君、と相変わらず、どこからともなく声が飛んでくる。でも正直いえば、それに反応しなくても問題ない。「忙しそう」にしていれば、誰もバイト君一人にかまっている余裕などないので、何していても、極端な話、その辺をうろちょろしていても、誰からも注意を受ける、といった環境ではない。しかし、ここは働き者の国日本、お声がかかれば、必ず誰かいく。自分もさぼっているわけにもいかないので、一応、スタッフのもとへかけよる。仕事の内容的にはばらされた照明を少し移動させたり、箱に詰めたり、その箱を移動させたり。肝心な部分はスタッフがやる。ここでスタッフについて触れる。はっきりいって「濃い」ひとり一人がなんとなく、いやはっきりと、ライブ関係の仕事に就いてます、といったオーラ。一般のサラリーマンとはなにか違った雰囲気がある、正確な言葉では表現できないが。結構女性も見受けられる。そして、スタッフ、人遣いが荒い。気がした。まあ当然か。ライブが終わって彼らもお疲れ、早く仕事を終わらせたいのだろう。

ふと思う。ライブを楽しんだ客はこの後処理のことを露も知らないのだな、と。まあ知らなくてもいいのか。彼らは入場料を払い、われわれの賃金の一部を提供する、彼らは楽しむ、これだけの関係か。しらなくてもいいだろう、でも・・つい楽しむ側がうらやましくなる。「後片付けしてから帰れ!」とね。

照明の大掛かりな装置には太いコードがついており、これが厄介。やたら重いのだ。バイト君の出番。頑張って持ち上げましたとも。そして、どんどん箱に詰め、彼らが呼ぶところの「たまりば」へと、つめ終わった箱をせっせと運ぶ。運ぶ・・・んー、たまにどこに持っていけばよいのやら、といった感じの代物も、スタッフの指示が悪い、と自分を納得させ、それらしいところに放置。あとは、すました顔でその場を立ち去る。でもまあよくあんなに多くの量の荷物、どこになにをおいて、何が足りなくて・・などの把握ができるな、と思う。われわれバイト君が誤送した物もあるだろうに。

そんなこんなで解体も済んだ。あとはトラックへその荷物を詰める。最大級、と思しき大型トラックが数台アリーナの入口に乗り付け。大きいものから順順に詰め込む。一度乗ってみたかった、地面からトラックの高さまで昇降するリフト。乗り放題でした。率先して荷物をトラックへ。最後、トラックの荷台が満杯状態になり、荷物の入れ方の工夫でスタッフが苦労するもなんとか全てを放り込んだ。終了!ここでわれわれの任務は終了となった。時計は午前3時を少し過ぎたところを指し示す。

控え室へ戻ると、最初トイレ前で点呼を取ったお偉いさんが、まだ残っていた。現場では見かけなかったのだが、今までなにやっていたのだろう。日払いを希望していた人たちは、その場で現金を受け取っていた。

午前3時。日本は終夜運転は年末年始のみ、電車が動いてない!と思ったらタクシーで送迎してくれるとのこと(タク送)。家の方面別に分乗、1台数名ずつ。自分も赤の他人2人と乗り込む。会社はKM国際タクシー。夜の道はすいすい、車の通りも少なく、30分ほどで自宅近く。その前にもう一人を先に降ろしていた。料金は会社もち。赤い券を渡されており、これをドライバーに渡せば支払いは不要とのこと。もうひとりの最後まで乗りとおす人に託した。そのひと曰く「どうせ会社負担。途中でコンビニよって少しメーターまわしつつ行こう!そのほうが運転手さんもいいでしょ」

家に帰り、風呂に入り、午前5時、寝る。普段はもう起きていることもある時間であった・・。

日雇いバイト

2005年10月09日 | Weblog
連休を有効に活用しよう、ということで、先週登録した短期バイトにでかけることに。時間は20:45~。場所は新横浜の横浜アリーナ。内容は長渕剛のライブの撤去作業。
20:40頃に集合場所である横浜アリーナ外の公衆トイレに到着。すでに20名くらいの若者が集まっており、この人たちが今日一緒に仕事をする人たちか、と観察を怠らない。名前を呼ばれ、点呼となる。ぶっきらぼうに名前が読み上げられるが、「君」付けで呼ばれる人と、そうでない人の違いはなんだったのであろうか。程なくして移動となり、アリーナの中へ。

控え室に通され、一時待機となる。はっきりいって「ヤニくさい」。自分の所属している会社以外の人間もかなり多く混ざっており、スーツ姿も見受けられる。みんな待機中のようだ。この間に、ヘルメットが渡され(彼らは「メット」と呼んでいた)、みると「照明」とガムテープが貼ってある。どういう振り分けなのか、客席やら道具やらと書かれている人もいる。ここでもどんな人がいるかな、と人間観察。同年代、あるいは少し上だろうか、それでもだいたい20代に収まりきっている感じの人々。体つきのよい人から細身のひとまで、茶髪から黒髪、友達同士から単身、様々な人がいる。

21:30頃になり、また少し移動、そして待機、22時ちょうどに、いよいよ本格的な仕事が始まった。といってもここまでで仕事の説明は一切なく、すべて現場の「スタッフ(ライブの裏方のような人たち、おそらくこういう仕事専門の社員であろう)」の指示を仰ぐ事となる。アリーナの中に入る。スタッフがすでに忙しそうに動き回っている中、われわれは半ば呆然として、足が止まる。「何をしていいのかわからない」それでもすぐに「照明」と呼ばれ、私は、4人とともに(一人別の会社のやつが紛れ込む)アリーナの上部に行く事となった。「5階」とエレベータは指し示すその階は薄暗く、それでもしっかり足場が組まれており、そこから、照明器具がぶら下げられる、あるいは置かれていた。要するにこれらを「撤去」するのがわれわれの任務のようだ。

指示はすべてスタッフが出す。ぶら下がっているコードを引っ張り上げたり、それを巻く際に、途中で絡まないよう、コードを「解釈(業界用語?)」したり、重いものを運んだり、運んだり。わけのわからないまま、とりあえず、一通り片付け終わり、今度はそれらをエレベーターで下へ。

上の仕事がおわったので、今度はしたの仕事を手伝わされる。手が必要なとき、スタッフはわれわれ日雇いバイトのことを「バイト君」と声を張り上げ呼びつける。バイト君は「ハイ」と返事。下の仕事も相変わらず照明関係。気づいてみると、自分の会社のヘルメットをかぶった人の数が減っている!(数社の人間が派遣されており、それぞれヘルメットの色で分けられていた)どうやら、仕事が全体的に順調に進み、余分な人手を先に返し始めているようだ。実際自分も「ちょっと控え室へ」とわが日雇い会社の上の人に呼び止められる。もしや!?帰れる?!との考えは甘かった。途中で「やっぱ、彼はほっといて」の無情の無線。どうやら終電に間に合わないらしい。わざわざ調べてくれた事に感謝の涙をのみながら、また仕事へと戻る・・・。

総会

2005年10月08日 | Weblog
今日はサークルの総会があるとのことで、スーツを着て大学に。9月にバイトしたとき以来かな、スーツ着るのは。総勢40数名が一堂に会す。スーツを着ているのは、実質上役職を務めている2年と、赤いめがねをかけた1年1名。自分は会計を務めていたので、会計報告のため壇上にあがる。考えてみるとみんなの前に出て、改まってお話をする、という機会はサークルでも他の場所でもいままでほとんど皆無だったようなきがする。

というわけで立ち上がりは緊張気味。ただ、しゃべりだすと、あとは何がなんだかわけがわからなくなり、適当にまくしたてていたことに気づいたのは、30分ほどが経過していた。正直こんなに時間が経っているとは、驚いた。飽きちゃったかな、と猛省。ただ、1年の会計の締めくくり、なるべくわかりやすいように、内容のあるものとなるようにつとめようとしての結果だ、と自分を説得。どれだけ伝わったのかは未知数だが・・・。

この先まだ半年、サークルの財布を握る事ができる。誠実に、誠実に・・・。