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TAKESHIS鑑賞

2005年11月16日 | Weblog
友人の企画で先日表題の映画を観に行った。北野武監督作品、ということまでは知っているが他ストーリーや出演者に関してはまったくわからないまま映画館まで来てしまった。こうなったらもう観るしかない。

・・・なんとも不思議な映画であった。主人公は北野武。場面が転換されるごとに前の場面とはどんなつながりがあるのか理解しがたい場面となり、3分に一回はその場面の内容・意味の理解に苦しむ。全体として、現実の世界の北野武と夢の中の北野武とが対照的に描かれている内容であったようだ。夢の中のことだから、ありえない画像ばかりだったのか。終わってみると、なんだったのだろう、この難解な映画は、といった感じで自分含めちょっと呆然した雰囲気があったように感じた。

それにしても、北野武本人映りすぎ。主人公だからもちろんのことだろうが、それにしても自分のアップ画像を多用し、数多くの場面に登場する。もちろん演技がへたではないから観ていて悪い気分にはならないのだが、ここまで登場してくると、ひょっとして自分フェチ?などと思ってしまった。

なにはともあれ久々の映画、それなりに楽しむ事ができた。