旅人

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あと 何回行けるかな~

イロハのイ

2014-09-04 | 私の本棚
会社のものは会社のもの 社員のものは会社のもの 発明の成果も会社のもの
鶏のようにひたすら卵を産めと 《 素粒子より》

悲しくなるような記事です。でも これが今の日本の企業の現実なのかも。能天気で楽天家の私。

こんな会社ばかりではない! と 。手にしたのがこの本でした。

取り上げられている会社は規模が皆小さいけれど、社員は生き生きと、笑顔で仕事をし、仕事に

誇りを持ち、家族も会社を愛し、感謝の念を持っています。

この本に 取り上げられた経営者は 次の5人を、幸せにすること を第一の企業目的としています。

1人目は 「社員とその家族 」

2人目は 「仕入れ先や協力工場等で働く社外社員とその家族 」

3人目は 「現在顧客と未来顧客」

4人目は 「地域住民、とりわけ障害者や高齢者等の社会的弱者」

5人目に 「株主・出資者・支援者」 でした。

企業の目的は 業績を高めることでも、成長発展させるためでも、ライバル企業を 打ち負かすためでも、

ランクやシェアを 高めるためでもありません。

「経営者が大事にしなければならないのは 以上の 『人』達です。株主第一主義、顧客第一主義も 今や時代遅れの経営学だと思います。」

と ありました。この2冊に救われました。日本の底力は、このような思考の人達に依って支えられているのでは。

夢と希望を持って生きていけます。

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