嘆きの壁
2015-03-03 | 旅
この壁はヘロデ大王時代の(BC20)のソロモン神殿の一部分なのです。ユダヤ教徒にとっては神殿に変わる聖地です。
地下や 周辺には 何倍もの遺産がまだ眠っていると言われています。
第二次ユダヤ戦争に負けたユダヤ教徒の 立ち入りは禁止となり、
以来1967年の 第三次中東戦争によって、ユダヤ教徒の軍が勝ち やっと奪還することが出来るまで 1900年の年月がかかりました。
教徒たちは 失われたエルサレム神殿を思い、哀しんで 祈るため (嘆きの壁) と名付けて復興を祈ってきました。
壁に蔦わる樹木から落ちる滴を、神の涙 と信者たちは今も信じて祈っています。
今日も信者は壁に額を付け一心に祈る人、離れて祈る人、椅子に掛け聖典を開き長い間祈る人、祈る姿は様々でした。
広場には 黒づくめで シルクハットを被る人、キッパを被る人、白布を被る人、腰に白い紐を巻き、垂らしている少年たちの姿がありました。
それぞれに意味があるのでしょうね
壁に寄るにはちょっと勇気がいりました。壁は左右に分けられ左は男、右は女性と分けられています。
宗教は違いますが、私も世界の平和を祈りました。今日の青空のようにいつまでも三大宗教の
調和が保たれますように!
しっかり頼みますよ。
おそらく嘆きの壁の周囲では一種独特の雰囲気であっただろうと思われます。よくぞ行ってこられましたね。
若々しいお姿がとっても素敵です。いつもしっかり前を向いて進んでいかれるご様子に、周りは元気づけられています。今しばらく寒い日が続きますが、お体大切になさって下さい。
私のような信仰心薄い人間でも感じるものがありました。やっとユダヤ教徒の手に戻ったのですから。。
この狭い地域に、世界の三大宗教の聖地が隣あっていては、
いざこざがあっても、不思議はないな~とも思いました。