”青春の終わった日” 清水真砂子 著
現在 児童文学者・青山学院女子短期大学教授の 著者は1941年 北朝鮮で生まれ
ご両親と兄弟7人で 静岡に引き上げてこられた方です。ご本人はその時 4歳でした。
7人兄弟の中 父の虚脱の中で、一家の柱 長兄のイライラ・長姉の気配り・・
様々な性格の兄弟の中で 3女・6人目の子として存在した著者の幼年時代・
中学高校時代・大学時代を思い返しながら、成長の過程での
家族との係わり合い・各時代の悩み・迷い・喜びを思い返しながら、書かれています。
私の成長期と重なる時代も有って、その時代の空気・映画・読み物・・
懐かしい部分が多く有りました。
家の中の躾の様子も 当時 何処も同じであった事が解かって面白く読みました。
悩み・否定の人生を生きた著者は、27歳の夏 ある日突然 解放された自分を
発見し ”これで自分の青春が終わった”と著者は自覚し、心の落ち着き得ました。
読後 特に感じたのは 著者の家族に対する愛の深さでした。
現在 児童文学者・青山学院女子短期大学教授の 著者は1941年 北朝鮮で生まれ
ご両親と兄弟7人で 静岡に引き上げてこられた方です。ご本人はその時 4歳でした。
7人兄弟の中 父の虚脱の中で、一家の柱 長兄のイライラ・長姉の気配り・・
様々な性格の兄弟の中で 3女・6人目の子として存在した著者の幼年時代・
中学高校時代・大学時代を思い返しながら、成長の過程での
家族との係わり合い・各時代の悩み・迷い・喜びを思い返しながら、書かれています。
私の成長期と重なる時代も有って、その時代の空気・映画・読み物・・
懐かしい部分が多く有りました。
家の中の躾の様子も 当時 何処も同じであった事が解かって面白く読みました。
悩み・否定の人生を生きた著者は、27歳の夏 ある日突然 解放された自分を
発見し ”これで自分の青春が終わった”と著者は自覚し、心の落ち着き得ました。
読後 特に感じたのは 著者の家族に対する愛の深さでした。