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あと 何回行けるかな~

「こころ」

2014-09-26 | 私の本棚
夏目漱石著「心」の、朝日新聞紙上での 100年ぶりの再連載が 昨日(9月25日) 百十回 で終わりを迎えました。

朝のNHK 連ドラ「花子とアン」を見ることと 新聞の「こころ」を、読む事がここ暫くの日課になっております。

「花子とアン」も終会に近くなり、「こころ」も 終わり何やら寂しい気持ちです。

最初に「こころ」を手にしたのはかれこれ 70年近くも前になりますか!

当時は 何故先生が自殺に追い込まれたのか? 先生が奥さんに打ち明けず赤の他人の「私」 に打ち明けるのか?

働かないで、こんな呑気な生活の出来る人が本当にいるのか? 幼い私には理解不能でした。

少ないお小遣いで、漱石全集を揃えるのを楽しんでいた位ですから、作者は大好きです。でも「こころ」は

先生の心が、複雑過ぎて未だに消化されません。 後何回読んだら私の心にストンと落ちてくれるのかな~

家族愛、友人愛、が先生には溢れているのに、自分愛がそれに優っていたのでしょう? 真面目過ぎ?

なぜ自殺を!

と今回も思ってしまいました。「花子とアン」は 生きようとする元気を毎朝貰っています。

10月1日から始まる「三四郎」 の連載も楽しみにしています。



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