旅人

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長谷川等伯(とうはく)  曾我蕭白(しょうはく)

2012-04-04 | 趣味

アーネストが 愛した画家は 狩野派以外にも 長谷川等伯・曾我蕭白がいます。

長谷川等伯の 「龍虎図屏風」 (1606年)は 迫力がありました。 六曲一双。

暴風を伴った虎と 対峙するのは 荒波の中の龍でした。

画の周辺には ただならぬ気配の空気さえ感じました。

徳川家が 勢力持ち始めた時代 こんな勇ましい画が好まれたのでしょうね。

同名の屏風図 (狩野山楽画) が京都美術館にも有りました。

こちらは虎が2匹一対で左隻に、 そして右隻に龍でした。 

 

 曾我蕭白 雲竜図 1763年

こちら龍ですが 等伯とはちょっと感じが違いました。 

同じ龍でも 雰囲気が全然違いました。

江戸も半ばを過ぎ 時代のゆとりが反映しているような。

襖8枚の大きさに圧倒されました。

目が寄り目、困った様な、哀愁の込もった目で 見つめられてしまいました。

 

8世紀の 法華堂根本曼荼羅図 から 1963年の 平櫛田中作 岡倉覚三像 まで

ボストン美術館の 日本美術収蔵品は 10万点以上と いわれています。

今回は その中の 92点の 展示品でした。

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