旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

萩を揺らす雨

2012-03-30 | 私の本棚

“ 面白いから 読んでみて ” と若い友人が貸してくれました。

自分で選んだのでは 出会い無い種類の本に 合えるのは嬉しいことです。

”吉永南央 著”

 舞台は 高崎観音山近く 紺屋町。 其処で喫茶店・和食器店を営む

女主人が 身の回りで起きた 事件の陰を察知し解決していきます。

彼女は 老翁 といっても頭は冴えてるし 行動派。

1話  近所に住む 医者の家庭内で 虐待を受けてる中学生を     

     たまたま出くわした空き巣の兄ちゃんの力を借り 救い出す。

2話  同級生のクワバラさん 性格に癖があり 近くに居たくない人だった。

     草(そう 女主人の名)が、親から引き継いだ店を 今の喫茶店に

     新築する時  売りに出ていた 古民家の買い付けに行き 

     其処がクワバラの実家であるのを知る。 彼女の生い立ちを知り

     又 今おかれている 環境を知り 

     クワバラの心の襞を 愛しく思えるようになった。

3話  大学生で 通ってくるパソコン家庭教師の 困った兄妹愛。 

     彼が援助交際に嵌まって、金に困っていると、友人が心配し草に相談。

     が 分かってみれば 兄に金の無心を続ける妹だった。

4話  友達に金を借りまくり 逃亡した、悪い男と 評判の男が 

     実は 彼の初恋の相手を 救うためだったことが 草の 働きで解明する。

5話  草は 幼馴染で 今代議士の彼と 不倫相手との連絡を何時も頼まれていた。

    相手は結婚し京都へ。 以後連絡無し。 生まれた息子が代議士の兒であることは

    3人しか知らない。 彼女の葬式に向った京都での 児に纏い付く

    麻薬事件を解決する。

ちょっと書き過ぎたかな。 

”盆の窪のお団子から抜いたべっ甲の櫛で整える” 彼女の仕草が 事件の臭いを

感じた時の くせのようです。 さあ~ 何かがあるぞ?  と。

今日の日めくりカレンだー  Cogratulations on your graduation !   卒業おめでとう。