ミュージカル・天草四郎 （劇団わらび座）

アルストロメリア　　彼岸花科　（百合水仙・夢百合草とも云います。）

友人に誘われ久し振りにミュージカル観賞に出掛けました。
Ｋ文化会館でした。脚本・演出共に良かったです。大きくない舞台を一杯に使い、正面の回り舞台の変化で、ドラマの推移を表現し、時に大太鼓で緊迫感を出し、2時間半　非日常の世界に浸ってきました。

　　　　　　　　　　　　　　
神の子少年四郎が、実は　信仰心厚い　両親に育てられた女の子である所から　始まり、戦うしか道なく、死に向って　進んでいく物語。中に　徳川家光・柳生十兵衛を配し、精一杯生き抜く　尊さ・清清しさを伝えようとしている、作者・演出・音楽を　充分感じられたミュージカルでした。未だ若い劇団です。これから先が愉しみです。