抜き糸

↑パソコン教室向かいの冬桜です。

私は　小包みの紐、菓子箱、裏白の紙・・・これらを捨てられないで困っています。。私が　物資のない時代に育っているからかも・・　それも一因だけれど、思い出せば　亡母の針箱に有った、抜き糸の玉が原因かも。・・　母は　着物、布団など　ほどいたときに出る　抜き糸を、出来るだけ慎重に長～く解き、毬のように丸めとっておく人でした。色様々・長さ色々、木綿・絹糸とりどりです。子供にとっては綺麗で、だんだん大きくなっていくのが楽しみでした。時に私も　一緒になって　解きました。私の”捨てられない病“の発生は　此処に在ると　思っています。この糸は雑巾刺しに、もってこいなのです。よりの取れた糸は、柔らかい　使いやすい雑巾を作ります。勿論　学校にも持参しました。友達の分までです。母だけではなかったと思います。当時の人は　皆同じ事をしていたと思います。今”勿体無い”が、派手に言われてますが、60年前はどの家庭でも　当ったり前だったんですよね。