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教えたくなる名短篇 北村薫 宮部みゆき編

2024年05月24日 | 日記
 図書館で見かけた。短編小説集
青い手紙(アルバート・ペイスン・ターヒューン)
人間でないことがばれて出て行く女の置き手紙(蜂飼耳)
親しくしていただいている編集者に宛てた、借金申し込みの手紙(角田光代)
手紙嫌い(若竹七海)
カルタ遊び(アントン・パヴロヴィチ・チェーホフ)
すごろく将棋の勝負(プロスペル・メリメ)
ほんもの(ヘンリー・ジェイムズ)
荒涼のベンチ(ヘンリー・ジェイムズ)
蛇踊り(コーリー・フォード)
焼かれた魚(小熊秀雄)
音もなく降る雪、秘密の雪(コンラッド・エイケン)
舞踏会の手帖(長谷川修)
ささやかな平家物語(長谷川修)
 最初のふたつみっつはごく短く、ショートショート的なオチもあったりして(そうか?)次のを読ませる工夫がしてある。そのうち長く、読みようによってはおもしろいのかもしれないが、全然おもしろくない感じになってきて、荒涼のベンチは読み飛ばした。その後も余裕がないと楽しめないなあ。まあ時間はあるのだ、と思い、ちょっとおもしろがれた気もするが、そうねえ。どんな作品も存在価値はある、と言う気はする。

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