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メゾン・ド・ヒミコ  犬童一心監督

2024年05月21日 | 映画・テレビ

「ジョゼと虎と魚たち」の監督・犬童一心と脚本・渡辺あやのコンビ作第2弾。
 柴咲コウ演じる沙織の父親はゲイだとカミングアウトして?妻も子も捨てて出て行っていた。母は死に借金を背負って苦労しているところに、そのゲイたちの暮らす「メゾン・ド・ヒミコ」からだというオダギリ・ジョーがやってきて、父親が死にそうで遺産を匂わせ…。
 という感じかな。
 むかし「ジョゼと…」のほうも見ているはずだが、あんまりよくおぼえてない。これもそのうち細かいところとか、結末とか忘れてしまいそうだ。でもまあそれでもいいか。こういう映画ってどう評価すれば良いのか。ネットでの評判はまあ悪くないのだが、そうかねえ?多くの人は取るに足らない、語る必要もない駄作と思うのではないか。違うかなあ。ぼくは駄作とは思わないが、名作ってことはないよなあ、あらゆる作品は存在する価値がある、と思わせるものはあると思う。僕は「世界観」ということばは嫌いなのだが、作品を通して、一貫する雰囲気というかだからその世界は存在意義を感じられるものだった。そのうちすっかり忘れて、えーとどんな映画だっけ?と思う頃見返して、これ見たっけと思いながら、悪くないけど、見返し終えた後でも全然記憶には残らないような、そういう映画かもしれない。まあいいか。柴咲コウがとてもかわいくてとても感心した。

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