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亡父と囲碁の話

2020年08月20日 | 囲碁
 8/20 は父の命日だ。パーキンソン病で長い闘病だった。祖父もパーキンソン病だったので、体質、素質は遺伝しているにちがいない、次は自分の番かと思うと気が気でないが、そうはいってもしょうがない。(^^;)
 父は囲碁五段だった。就職してから祖父に教えてもらい、ハマったらしく、プロにもついて習っていたらしいし、確かに強かった。晩年少しは教えてもらい、5子まで行ったのだが、とても父の域までは行けそうもない。
 いつもNHK囲碁を半分眠りながら見ていて、プロの手にそこじゃないだろう、とか文句を言っていた。(^^;)講座の詰碁を見ていて、たまに僕が「えーと、ハネるの?」とか言うと、にやっと笑って「違う」と言うのだ。
 コンピュータ囲碁のことは昔書いたが、ともかく、こんなことになるとは思わなかった。コンピュータソフトを開発した人間ってすごい。9路がこんなに奥が深いとは思わなかった。5路や4路もこんなに奥が深いとは!この10年すばらしい進歩(というのは人間の英知という意味なのだが)だと思う。
 父がこの状況を見たらどう思うかな?