1973年02月00日撮影 信楽線 貴生川~雲井
草津線貴生川駅から分かれて 信楽駅まで伸びる信楽線(現紫香楽高原鉄道)は 僅か14.8Kmの単線一閉塞の盲腸線でした。客車列車は全て気動車で運転されていましたが 亀山機関区のC58型機関車が牽引する貨物列車が一日一往復運転されていました 信楽焼きの製品や 製陶所で使用する石油などの輸送が主な役目だったのでしょう タンク車が繋がっているときもありました。
1973年05月00日撮影 信楽線 信楽駅
信楽駅から伸びる線路をバック運転で 工場からタンク車を引き出してきました。
1973年05月00日撮影 信楽線 信楽駅
機回し設備が無いので帰りはバック運転で貴生川まで戻り 貴生川駅からは草津線の貨物列車の後にそのまま連結し 亀山機関区まで戻っていました 草津線の貨物列車がDL化された後も暫く残っていましたが やがて貨物列車の廃止と共になくなったようです。