某TV番組で、世界遺産・万里の長城っぽい日本の、とある場所・・・
それは、なんと“鬼ノ城”(きのじょうと読みます)!という内容でした
近くても行ったことがなかったので、訪ねてみることに
この城は、歴史書に一切記載されてない、なぞの城
7世紀後半、朝鮮半島で百済に援軍を送っていた日本は、
白村江(ハクソンコウ)の戦いで唐・新羅の軍に惨敗したため、
唐・新羅からの侵攻を恐れた朝廷が、国土防衛の為に築いた・・・
とする説が有力なのだそう
また、温羅(うら)伝説も有名です
白村江の戦に破れ逃れて来た、百済の王子様・温羅(うら)が
鬼のような極悪人であった為、鬼ノ城(きのじょう)と呼ばれるようになったとか・・・
この地を流れる「血吸川」(ちすいがわ)は、その温羅退治の際、
流された流血で、川が赤く染まったとされたことから付いたのだそう・・・
なぞがなぞを呼ぶ「鬼ノ城」
お城そのものも、朝鮮式の城という説もあり、
もともとこの地・吉備は朝鮮半島とのつながりが深かったことは事実のようです
古のなぞを思いながら、とぼとぼ歩くと岡山平野を見下ろせる大パノラマ!
“桃太郎伝説”にもつながっていると言われます
鬼退治をした桃太郎一行も、この景色を見下ろしたのでしょうか?・・・