特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

福島原発20キロ地域にペットを残して避難された方々へ

2011-04-18 19:46:05 | 放射能問題・除染
 福島原発避難地域にペットのレスキューに入っている団体のサイトがありましたので紹介します。被災地動物情報のブログです。

 まだ生きている犬猫もいるそうですが、飼い主の依頼がなければ連れ帰ることが難しいようです。犬や猫を残して避難されている人は、この中の団体に連絡をし、依頼をしてください。戻れるまで、仮設住宅に入居できるまでの一時預かりもしているそうです。また、飼えない場合は譲渡先も探すようです。急いで、連絡をお願い致します(たくさんの団体がレスキューに来ています)。



 福島に来てくださっている団体の方々に心より感謝致します。何か協力をしたいのですが、余震の中で我が家もいつ崩壊するかわかりません。また、高度障がい者の家族の在宅介護をしており、長時間の外出は難しい状況です。それでも、できることを探して協力していきたいと思っています。宜しくお願い致します。

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世界の高自然放射線地域の発がん率は?

2011-04-12 18:10:30 | 放射能問題・除染
 昨日、白河では震度5強の余震がありました。今日は、震度5弱の余震。夜も小さな余震が続き、怖くて眠れず寝不足です。すぐに家から飛び出せるようにと準備をして寝たという人もいます。私も、昨夜は就寝前までヘルメットをかぶっていました。3月11日から、布団のすぐ近くにヘルメットを用意しています。今も余震が続き、福島はどうなるのか?不安な気持ちでいます。


 飯館村等、50キロ圏内の場所の一部も避難しなければならないようです。また、今までレベル5だったのが、レベル7となり、チェルノブイリと並びました。今、福島は世界で一番有名な県です。こんなことで有名にはなりたくなかったと誰もが思っていることでしょう。


 避難地域が拡大され、放射線についての不安も増しています。毎日テレビで数値を確認するのが習慣となりました。白河は、通常の10倍。この数値は健康にどのような影響を与えるのか?PCを検索していて、興味深い研究結果を発見しました。

公益財団法人体質研究会のHPです。

 新聞や雑誌などでも、世界には自然放射能の高い地域があることが紹介されています。例えば、
中国の陽江は平均数値が3.5、ブラジルのガラパリは5.5、イランのラムサールは10.2だそうです。
 では、この高自然放射能地域に住む人たちの健康状態はどうなのでしょうか?詳しい研究結果が先のHPにありますが、驚くことに普通の地域と大きな差は見られていないそうです。とても面白い研究結果だと思います。そして、ちょっとホッとしました。ただ、私の勝手な想像ですが、先祖代々この地域に住む方々は、この地に適した体になっているのでは・・・と想像しますので、これが今の福島に当てはまるのかは数十年過ぎなければわからないのではないでしょうか。
 ちょっと話がそれますが、例えば猫。近所にペルシャの飼い猫の血を受け継いだ長毛の野良猫がいます。私はヒマラヤンを2匹看取った経験がありますが、毛が細くて大変です。カットしたりブラッシングしたりと世話がいります。でも、野良猫として産まれてしまった長毛の猫は、不思議なことに毛玉になりません。動物には環境に適合する力があるのだと思います。
 ということで、きっと私にも放射線に合わせる力があると信じることにしました。今のままでは、ストレスの影響の方が大きく、そのために病気になりそうです。


 地震、心配です。とまらない余震、怖いです。がんばれ、福島

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福島原発レスキュー犬 小次郎の朝食風景(動画)

2011-04-10 18:42:23 | 福島原発被災犬 小次郎
 昨日の白河は雨でした。普通は恵みの雨ですが、今はスッキリしません。毎日テレビで放射能数値を確認していますが、0.7前後でストップしたままです。それでも最近は庭仕事などをしています。どうして原発から80キロの白河が、避難している南相馬市などと同じ数値なのでしょう。考えると暗くなりますが、白河市民は普通に生活しています。


 さて、福島原発20キロ避難地域から4月5日に飼い主さんが助け出した犬小次郎です。今朝、ご飯前の写真です。舌が・・・




 次は動画です。

福島原発被災犬 小次郎の食事



 花粉症なので・・・雑音入りでスミマセン。


 関東に避難されている飼い主さんも動画を見てくださったそうです。ネットは便利ですね。これからも時々動画を撮りたいと思います。カテゴリーに小次郎を追加しましたので、宜しくお願いします。
 小次郎は、下痢も治まり、元気いっぱいです。お姉ちゃんもお仕事頑張ってくださいね。また、遠慮せずに遊びに来てください。小次郎が楽しみにしています。お姉ちゃんが帰る時の小次郎は可哀想なほど切ない声を出します。命を救ってくれたことを感謝しているんだと思います。


 

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福島原発被災犬 小次郎の動画

2011-04-06 21:11:55 | 福島原発被災犬 小次郎
昨日、福島原発20キロ避難地域から飼い主さんに助け出された犬「小次郎」の動画を撮りました。飼い主さんが観てくださると嬉しいです。


福島原発被災犬 小次郎



 3週間以上も飲まず食わずだった小次郎君ですが、昨日飼い主さんが置いていったフードは少し食べて残したままでした。体調が悪いのかと心配になり、犬のお粥のようなものを作って食べさせました。




 
 鶏肉と細かく刻んだ野菜を煮込み、スープごとフードにかけて、フードをやわらかくしてから食べさせます。小次郎君は・・・ペロリと食べてしまったので、もう1皿あげました。食べた後は、私の顔までペロリとしてくれました。美味しかったようです。今日は、普通にフードを食べていました。3週間以上も何も食べなかったと思うと、いっぱい食べさせてあげたくなりますが、小次郎君は何でも食べるわけではありません。武士は食わねど高楊枝と言いますが、小次郎君はサムライのような犬です。

 
 


 3週間以上もの間・・・ライフラインが途絶えた地域に取り残された小次郎君。淋しかったでしょう。飼い主さんが迎えに行った時、小次郎君は寝ているわけではなく、シャキッとお座りしていたそうです。今朝、見に行くとシャキッとお座りして、道行く車や人をジーと見ていました。小次郎君を見ていると、人間も頑張らなきゃと思います。
 小次郎君の鼻の皮がむけています。地面を鼻で掘っていたそうです。ちょっと痛々しいですが、すぐに治ると思います。

 小次郎君用に飼い主さんから毛布をお預かりしましたが、何度小屋に入れても引っ張り出して遊び道具にしています。フカフカの毛の小次郎君は、寒くないのかもしれません。
コメント (2)
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福島原発被災犬 コジロウ君

2011-04-05 17:16:39 | 福島原発被災犬 小次郎
 本日、福島原発20キロ以内の避難地域から避難されていた人が、自宅に残したままだった犬を助けに戻ってくださいました。市役所経由で連絡をいただき、一時預かりをさせていただくことになりました。





 ハスキーとのミックス犬で名前はコジロウだそうです。3週間以上も飲まず食わずだったはずですが、見たところは衰弱した様子もなく、元気です。誰かご飯を与えてくれた人がいたのでは?と思ってしまいますが、避難地域では犬の死骸も見かけるとのこと。きっと避難前にたくさんの水をフードを置いていってくださったから生きていたのだと思います。





 飼い主のお姉さんの車がいなくなってから悲しそうです。どんな気持ちで3週間を過ごしたのでしょうね。





 我が家の犬との相性は・・・良くないようです。威勢良く威嚇をしてました。餓死している犬もいる中で、この元気。コジロウ君は強運の犬です。飼い主さんが戻ってくれなかったら・・・餓死していたわけですから、お姉さんに感謝していることでしょう。

 原発20キロ以内の避難地域は、住民の方々が家財やペットを取りに戻っているようです。警察官が道路にいるようですが、住民がペットや家財を取りに帰ることはできるそうです。今なら、まだ間に合うかもしれません。
コメント (2)
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