特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

メルトダウンの恐怖 

2011-03-15 18:17:52 | 放射能問題・除染
 政府の対応と発表に疑問があります。変です。原発のことは、まったく知りませんので、テレビを見て首相や官房長官の言葉を信じてきました。

 炉心溶融(ろしんようゆう)・メルトダウン、知らない人は検索してみてはどうでしょうか?大変な状況であることがわかります。

 20キロまでの地域の方々は、避難するようにと指示が出ました。20キロから30キロに住む方々には屋内避難指示が出されました。これいついても、解説の人が微妙な発言をされます。

 どちらにしても、多くの市民はガソリンがなく徒歩や自転車で移動をしている状況です。高速道路も使えません。鉄道も那須塩原停まり。押し込められているように感じるのは私だけでしょうか?

 本日、白河は雨。放射線にはよくないようですね。それなのに、何の指示もありません。放射線の数値を早急に市民に知らせていただきたいものです。教えることができない事情があるのでしょうか。

 井戸水を提供されている方々がいらっしゃいます。もし、原発の放射線が白河に届いているとすれば、井戸水は飲んではいけないようです。早急に対応するべきです。国と県。命の問題です。

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東北地震 白河の放射線数値が知りたい

2011-03-15 12:34:02 | 放射能問題・除染
 福島原発が大変なことになっています。この白河にも原発のある双葉地方から避難された方がいるそうです。

 昨夜は原発が気になり眠れませんでした。現在第一原発の20キロ範囲に避難命令が出ています。また先ほど、20キロから30キロ範囲には屋内退避勧告が出されました。白河は約70キロだそうです。

 今後、もし避難となっても市民の多くはガソリンがなく動くことができません。市内の半分ほどは通水できるようになりましたが、旧市内では断水が続く地域もあります。スーパーから食料品が消え出しました。家にはペットがいますが、フードを買うことが難しくなってきました。なくなれば他の何かを食べさせます。これがいつまで続くのか?全くわからないことに不安を感じます。12日必着だった荷物は宅配業者から戻されたそうです。今後、いつ再開となるかわかりません。ジワジワと恐怖が押し寄せてきています。

 そんな中、白河の人たちは協力して助け合っています。治安の乱れなど全くありません。近所同士声を掛け合い、困ったことがあれば助けようと思っています。東北人は真面目なのです。
 

 今、放射線の数値がどのくらいなのか?市役所では全く把握していないようです。行政組織は県や国から命令が来るのを待つという習慣があるようです。しかし、この非常事態にそれでいいのか?もし、避難となっても誰もガソリンがないのです。また、この非常事態に、それを考えずに他のことをしている。もし危険であれば外に出ないようにするべきですが、消防団は今も外で動いているのです。テレビでは、被ばくへの注意事項が流れています。70キロは無関係なのか?100キロ以上離れた場所での数値が問題となっているのに。

 地震、津波、放射線。酷すぎます。国は国民全員を救うために、本当のことを言うべきです。外にいるのが危険なら行政機関に命令をするべきです。30キロで本当にいいのか?疑問です。
 放射線の数値を調べることができないのはなぜですか?
コメント (2)
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東北地震 白河断水続く ペットに水をあげることができない家もあり

2011-03-14 14:59:27 | 放射能問題・除染
 市役所HPは、地震後アクセスできなかったり、全く更新されていなかったりと情報に不安があり、市当局にHPの更新を強くお願いしておりました。その後、多忙な中更新をされていました。

 通水についての詳細な情報が今朝7時半に更新されていました。白河市役所HP通水情報3月14日7時半時点をご覧ください。通水地区が増えているようです。

 この中で、中心市街地の断水情報がありましたが、三か所の給水の他に中心市街地には井戸水の店や家があります。その中で一般に広く水を無料提供されているのは、本町の酒造「白陽」さんと、大工町のお寺大網さんだそうです。

 市内で、水をもらっていないと思われる犬を発見しました。早速、水とフードをあげてきました。家族同様のペットですが、このような状況の中では何をすることもできません。我が家も給水の水しかありませんので、ほんの少ししかあげることができませんでした。また夕方少しあげたいと思います。
 


 浜の状況が気になります。同じ県に住む者として、何かできることはないかと思います。こんな時こそ県内のNPOが協力をする必要があると思います。

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東北地震 白河、早ければ今夜水道復旧

2011-03-13 15:59:52 | 放射能問題・除染
 現在、白河の殆どの地域で水道が止まっていますが、市役所の話では早ければ今夜にも復旧するそうです。遅くとも明日の夜までには復旧させたいとのこと。予想より早い復旧です。関係者の皆さま、ご苦労様です。

 中田の保健福祉センターでは無料で入浴できるそうです。約100人が利用しているとのこと。



 避難されている方々への支援として、夜間に相談などを受ける看護師のボランティアが求められているそうです。また、それ以外の一般ボランティアは近々募集されるようです。高齢者のご家庭では、片付け一つも重労働です。地震で家具が倒れ食器などが壊れています。

 今回の地震、死者1万人を超えるとの報道がありました。言葉がありません。福島県の原発も不安です。避難された方々、いつ戻れるのか?不安な中の避難所生活だと思います。こちらは朝晩冷え込みます。食料と水と暖房を早く提供してあげてほしいです。

 地震から余震が続いています。小さな揺れは慣れました。時々大きな揺れがあり、そのたびに身構えます。あの時のような大きな揺れがあれば、痛んだ崖が崩れる可能性もありますし、家が倒壊する可能性もあります。本当に怖いです。

 

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東北地震 白河の水道復旧の見込み不明 一人6リットルの給水

2011-03-13 11:33:38 | 放射能問題・除染


 地震の夜、行政職員、消防団等多くの方々が不眠不休で仕事をされていました。夫は、消防団の一員として生き埋めとなった葉の木平の現場へ。朝8時半頃帰宅しましたが、自衛隊の方々が崩れた崖から生き埋めになった人を助け出す作業をされている中、民間消防団は溢れた水をかきだす作業を一晩中していたそうです。一瞬にして6軒の家が埋まったということ。本当に恐ろしいです。皆さん、一睡もせずに助けようと頑張ったそうです。本当に悲しい出来事です。


 地震の後から水道が止まっています。昨日の朝、水を求めて城山公園に行くと、「小峰城」の石垣が崩れていました。



 言葉を失いました。



 その後、白河駅東側の花壇のある場所を通ると長蛇の列。白河の一部地域を除き、水道が止まったために水を求めて来た人たちです。この時、市役所の方から、市内3カ所で給水していることを教えていただきました。白河駅東口の花壇と中田の運動公園と高山コミニティーセンターです。
 本日朝8時頃、中田に行きました。列もなくすぐに水をいただくことができました。一人6リットルですので、お子さんなどがいらっしゃる方は一緒に行けば人数分の水を貰うことができます。容器は持参です。




 家の前の崖も崩れました。ここは以前から危険地域に指定されています。通れませんが、崖の下に住む方々は避難されたと思います。全部崩れたら家もどうなるか・・・





 木が倒れていました。市内では、9番町の被害が大きいようです。ブロック塀が倒壊した家がたくさんありました。また、家具屋さんは家屋が傾いて危険な状態でした。南湖公園近くの三本松では、家屋が半壊した家が数軒ありました。嘘のような光景です。
 家のブロック塀も一部壊れました。余震が落ち着いたら片付けなければなりません。




 水道は復旧の見込みは不明だそうです。一番困るのはトイレ。皆さん、一度で流さずに水を大切に使っているそうです。我が家では、庭にトイレを作りました。中は、土を掘っただけです。土をかけながら使います。仕方ないです。最悪の状況を考えて、今から水を大切に使いたいと思います。

 家はプロパンガスですが、都市ガスの家庭はガスを使えません。洗濯、風呂、料理、すべてに不便となっていますが、生きていることに感謝しています。風呂は1週間使わなくても臭いだけです。洗濯は、いつの日かすればいい。料理は、今あるモノを食べる。
 大手スーパーが店を閉める中、地元スーパーわしおさん、生協さんは通常通り開いています。今日、わしおさんでミネラルウォーターを買うことが出来ました。有難いです。お弁当も売っていたので、ご飯を食べることができました。
 
 旧市内のお寺には、井戸水のところが5,6軒あるそうです。大工町の大網寺さんでは、大変好意的にお水の提供を申し出てくださっているそうです。


 夫は、市内の高齢者の方々を見まわるために出かけました。もしお水の配給に行けない高齢者などがいれば、代わりに行くこともできます。食料がない等の問題もお手伝いすることができます。こんな時こそ、皆が助け合いましょう。行政職員は、全員フル出動だそうです。

 ガソリンを入れるにも、食料を買うにも、1時間近く並びます。どこも長蛇の列。


 津波の映像。あまりに恐ろしい光景に涙が流れます。あの恐怖の後に来るものが津波であったなら・・・。生きていることに感謝。また、海外からレスキュー犬や部隊が来るとのこと。ニュースを見ていて涙が流れました。危険な場所に駆けつけてくださる方々に感謝します。浜の方は大変な状況だということです。一人でも多くの人が助かることを祈ります。
 

 

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