特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

県南保健所担当課、地域猫活動へ向けてのゴミ屋敷片付け現場視察

2014-08-01 14:15:05 | 城下町白河の地域猫活動コミネコ
昨日7月31日(木)、いつもお世話になっております地元県南保健所担当課の課長・リーダーのお二人が、地域猫へ向けて活動をする現場を視に来てくださいました。

お忙しい中、有難うございました。

ここは、広大な寺敷地です。ご住職の許可をいただき、野良猫の糞尿対策としてトイレを設置するために、ゴミを片付けております。



ゴミの山です。



手=当会事務局。蚊が多いので、肌を出さないように完全装備で挑みます。



燃えるごみと燃えないゴミとに分別します。



この時間は・・・猫が1匹だけでした。次郎君と言います。ちゃんと耳カット(去勢済)していますよ。



事務局が課長とリーダーに説明をしています。



住居の入口に設置させていただいた啓発看板を前に、地域猫活動に向けての課題等について事務局より説明をさせていただきました。事務局と課長・リーダーは年齢も同じくらいだそうです。以前、課長が県南保健所にいらした頃は・・・リーダー職だったのでしょうか。長いお付き合いになります。同世代が管理職となり、世代交代=意識の変化・・・を感じます。課長・リーダーは、少し前に新宿区で活動をされているNPO法人ねこだすけさんの活動を視察されたそうです。以前では考えられなかったことですね。

頑張りましょう!福島県の50歳代!!

私は・・・まだ40歳代ですが、頑張ります

さて、地域猫活動は、猫を増やすための活動ではありません。野良猫をなくすための活動です。活動をしてみて・・・野良猫を生む者・活動を阻む者=無責任な愛猫家であることがわかってきました。餌を与えなくでください(こちらで管理している)と看板に書いても、地面に餌をまいて行く人。不妊去勢手術をせずに捨てる人。すべて無責任な猫好きです。猫の嫌いな方々には本当に迷惑な話ですが、このように身勝手な猫好きが野良猫を増やす以上は、我々ボランティアと行政と猫が嫌いな方々が協力をしなければ、野良猫問題は解決しません。

「野良猫をなくす」という目的のために、協力することが重要です。

また、活動をしてみて、ある共通点があることに気付きました。例えば・・・段ボール箱です。家の周囲に段ボールが積まれている家が、野良猫に餌付けしているケースが多々あります。

ダンボールを積み上げる(放置)
    ↓
問題を積み上げる(放置)


ゴミを片付けられない人は、ADHDである可能性があるそうですが、この方々は「物事の優先順位がつけられない」という特徴があるそうです。物事には、緊急性があるものもあれば、無視してもいいものもあります。

人生は決断の繰り返し

小さな決断を下せない人は、大きな決断も下せず・・・放置する可能性が高いでしょう。段ボールを捨てるという決断が下せない人は、野良猫が増える=近隣トラブルに発展する・・・という想像ができず、優先順位もつけずに放置する可能性があると言えます。

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