特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

マーク・ボイルの『ぼくはお金を使わずに生きることにした』

2012-07-12 18:20:17 | 環境保護活動・グリーンカーテン
 ちょっと前になりますが、マーク・ボイルの「ぼくはお金を使わずに生きることにした」を読みました。このような本が図書館にあるとは思わずリクエストしたところ『貸し出し中』ということで、1か月以上も待ち、やっと読むことができました。




ボイル,マーク(Boyle,Mark)
1979年、アイルランド生まれ。大学で経済学を学んだ後、渡英。オーガニック食品業界を経て、2007年、ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始。2008年の「国際無買デー」から1年間お金を一切使わずに暮らす実験を決行すると、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。現在は、「地域社会の中での自給」をめざし、お金がいらない暮らしのモデル・ビレッジを設立準備中
~本の著者紹介より~

 マーク・ボイルは、ソローの『森の生活』やインド独立の父ガンジーの本などを愛読書としているそうです。私の大好きなソローは、独立記念日から1年間森での自給自足の生活を開始しました。マーク・ボイルは国際無買デーから。

 節約と倹約は大きく異なると思いますが、節約と「お金を使わずに生きること」も大きく違います。ペンがない時に、100ショップで買うのと自分で作ることは違うのです。ネズミも殺さない男マーク・ボイルの生き方は、多くの人に「この時代を考えるチャンス」を与えたと思います。この本の中から、たくさんのことを学びました。

 マーク・ボイルの好きなガンジーの言葉・・・

「世界を変えたければ、まずは自分がその変化になりなさい・・・たとえ1人きりの少数派であろうとも、何百人の仲間がいようとも」

 ソローの生き方は、ロシアの文豪トルストイやキング牧師やガンジーに大きな影響を与えたそうです。ソローは、奴隷制度を批判して納税拒否をし、収監されたこともあったということです。非暴力の市民運動家でもあったのですね。そして、トルストイも非暴力を強く訴え、キング牧師やガンジーに大きな影響を与えたそうです。

 世界の平和や環境問題を真剣に思い、そして一人行動を開始したマーク・ボイルを応援したい。感激しました。私は・・・節電から行動開始です

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