特定非営利活動法人白河花里倶楽部れぽーと

東北の南端福島県白河市で活動するNPO法人。2017年10月より、動物関連はアメブロ「花里れぽーと」で更新致します。

線量低減化活動支援事業への参加申し込みをしました

2011-10-14 12:36:49 | 放射能問題・除染
 福島県が県民に補助金を出して除染を行う「線量低減化活動支援事業」に、花里は参加申し込みをしています。書類を提出した後、県の担当課が審査を行うとのことで、花里が事業に参加できるのかもわからない状況ですが、認可されなければ除染を行わなくても良いという意味だと思います。本来は、東電と国が行うものです。

 現在も自宅の除染を行っていますが、何カ月経っても終わりません。マスクをしてナイロン製の上下作業着を着用しての作業ですが、マスクをしていても鼻の穴には土埃が付着します。できるだけ口を閉じて作業していますが、「絶対」はありません。本当はやりたくないけれど、室内の数値を下げるには庭の数値を下げる必要があると感じています。また、安心して歩くことができる庭にしたい。そんな想いで除染をしていますが、頑張って頑張って、やっと庭の一部の空間線量を0.5以下にする・・・というような厳しい現状です。除染前は倍の数値ですので、確実に下がりますが、被曝もします。

 庭の除染をする時に、市役所から借りた線量計で数値を確認しながら作業をしています。土を削り数値を見る。もう少し削って数値を見る。そのような作業をしていますが、問題は山のような汚染土です。2カ所に置いていますが、本当に迷惑です。市・県・国は、広大な敷地を所有しています。それなのに、個人の庭に汚染土を放置しなければなりません。この国って何でしょう?無責任すぎます。

 さて、白河にも東電の相談窓口が出来ました。ちょっと行ってみようと思います。

 



 

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