カラタネオガタマ(唐種招霊)
<モクレン科オガタマノキ属>
別名トウオガタマ。
江戸時代中期に中国より渡来、
神社や庭に植えられている。
花は径3センチほどのバナナの匂いがする
縁取りが紅色を帯び、
花弁と萼は黄白色で内側に紫紅色のぼかしがある。
環状線のグリーンベルトに植えられている。
まだ、これから咲きだしそう。
常緑小高木。
花は小さいので、
よく見ないと見逃すことがある。
カラタネオガタマ(唐種招霊)
<モクレン科オガタマノキ属>
別名トウオガタマ。
江戸時代中期に中国より渡来、
神社や庭に植えられている。
花は径3センチほどのバナナの匂いがする
縁取りが紅色を帯び、
花弁と萼は黄白色で内側に紫紅色のぼかしがある。
環状線のグリーンベルトに植えられている。
まだ、これから咲きだしそう。
常緑小高木。
花は小さいので、
よく見ないと見逃すことがある。
ヤマシャクヤク(山妁葯)
<キンポウゲ科ボタン属>
今年もやっと、
花咲くときに出会えた。
蕾ができてるのは知っていても、
いつ咲くのか解らない。
行ける日は決まっているので、
その日に咲いて無ければ一年逢えずじまいとなる
可能性が高いのだ。
先日は花びらが落ちたばかりの
ヤマシャクヤクだったのだ。
この花もたぶん・
4日目のヤマシャクヤクかも、と思いながら
散る前に出会えてホッとしている。
茎の先に徑4~5センチの白色の花を1個、
上向きにつける。
花弁は5~7枚。
葉は3~4枚が互生し、
多くは2回、3出複葉の多年草。
セリバヤマブキソウ(芹葉山吹草)
<ケシ科ヤマブキソウ属>
ばら科の山吹の花に似るが、
ヤマブキ(山吹)は5弁
ヤマブキソウは4弁で、花びらが大きい。
山野の林の中に群生する。
ホソバヤマブキソウ(細葉山吹草)
花は徑4~5センチで、
草丈は30~40センチになる。
ホソバヤマブキソウ(細葉山吹草)
林の中で、鮮やかな黄色の
山吹草の群生に出会ってから大好きな花の一つで、
春も半ば過ぎになって花を咲かせてくれるのが
待ち遠しい。
オキナグサ(翁草)
<キンポウゲ科オキナグサ属>
山地の日当たりのよい
ところに生える多年草。
全体に白い毛が密生する。
葉は長い葉柄のある2回、羽状複葉で
小葉はさらに2~3深裂する。
花茎は10センチほどで、
鐘形で長さ3センチほどの花を下向きにつける。
花びら状の萼の外側は白毛におおわれ、
内側は暗赤紫色。
マツバウンラン(松葉海蘭)
<ゴマノハグサ科ウンラン属>
今年も同じ場所と、
去年1本植えた我が家の植木鉢に見事に
増殖して生えてきたマツバウンランの花は
小さいので目立たないが
よく見るとリナリア(園芸品)を小さくしたような形の
帰化植物だ。
よく見れば可愛い花だが、
さすが帰化植物だけあって、
力強く、来年は我が家のあちこちに咲いてくるような感じだ。
この植木鉢に目いっぱい増殖していた。
この花を大きく咲かせば、
園芸品として売れそうな感じです。
オドリコソウ(踊子草)
<シソ科オドリコソウ属>
傘を被った踊り子が集まっているように
見えることからこの名がある。
山野の半日蔭に群生することが多い。
草丈は30~50センチで長さ3~4センチの可憐な花が
茎の周りを取り囲んで咲く。
茎は四角くシソ科の特徴がよくわかる。
葉は先がとがり、 葉脈がくぼんでしわ上になる。
花色は白から少し紅色がかったものまである。
ホタルカズラ(蛍葛)
<ムラサキ科イヌムラサキ属>
日当たりのよい乾いた山地に生える多年草。
茎の上部の葉の付け根に、
青紫色の鮮やかな花をつける。
葉は狭長楕円形で、両面にあらい毛がある。
根元から横に這うように枝をのばして
新しい株をつくる。
ちょっと濃いめの
赤紫がかった花が咲いていた。
花の鮮やかな青色を蛍の光に例えたので、
この名がついた。
アリマウマノスズクサ(有馬馬の鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
つる性の多年草。
花に出会ったのは、初めてだった。
ウマノスズクサは見たことがあるが、
アリマウマノスズクサの花は初めて見た。
花は黄色だったが、
すぐに紫褐色を帯びるようだ。
私が見た時点では黄色い花で、
見たこともなかったので見とれてしまった。
ホルンのような形で、
虫を呼び込み花粉を運んでもらうが、
呼び込んだ虫は外に出られない虫媒花。
葉は広卵形~披針形のものまであり、
しばしば強く3裂し、側裂片は丸く質は薄い。
葉の奥のほうに若い蕾が隠れている。
赤塚植物園の昨日の画像です。
スズメノエンドウ(雀豌豆)
<マメ科ソラマメ属>
花は5ミリほどの小さな白色。
カラスノエンドウと比べて、
花も葉も小さいことからこの名がある。
カラスノエンドウは、東京の空き地などでもよく見るが、
スズメノエンドウは里山まで行かないと見られない。
上はカラスノエンドウ
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間、
カマスグサがある。
小さな白い花なので、
よく探して下さい。
群生している事が多いです。
カキドウシ(垣通)
<シソ科カキドウシ属>
つる性の多年草。
茎は始め直立するが、
植木鉢などに植えておくと(自然に生えた?)
長いつる状になり垂れ下がって咲く。
葉は対生し、長い柄のある腎形で、
先は丸く縁は切れ込みがある。
花は淡紫色の唇形花で、
上唇の先は浅くへこみ、
下唇は長くて内側に淡紫色の斑点がある。
カキドウシの名は垣通し、
からきている。