ニシキマンサク(錦満作)
<マンサク科マンサク属>
日本在来種のマルバマンサクの変種で、
マルバマンサクほど、びつしり花をつけない。
適当に空間があって咲いている気がします。
牧野庭園に咲いていて、ちょうど石の椅子の上なので、
見上げないと解りません。
靴を脱いで、医師の椅子の上に登って、背伸びしてニシキマンサクを撮りました。
前年枝の葉腋から花柄を伸ばして黄色い花を咲かせる。
(早春、山で一番先に咲いて春を告げる花なので、「まず、咲く」がなまって
マンサク(満作)になったとか。)
黄色い花弁の基部が、黒ずんだ紫色を帯びる。花弁は4枚あり、
長さ1~1,5センチ。
マンサク、シナマンサク、アカバナマンサク、
そしてニシキマンサクとがあるが、名札がついているし、
マンサクとは風情が違うのでニシキマンサクと解るが、
山に生えていたら、どう違うのか解らないかもしれない。
俳句では金縷梅(まんさく)と書く
満作(まんさく)銀縷梅(ぎんろうばい)とも。
まんさくに水激しくて村静か 飯田 龍太
まんさくや峡人はまだ外に出でず 森 澄雄
(と)
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