れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オケラ(朮)・エノキグサ(榎草)・エノキ(榎)の実・キアゲハの幼虫・クサカゲロウの幼虫・ハゴロモ他・俳句鑑賞

2024-08-30 14:20:50 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


オケラ(朮)
<キク科オケラ属>
日当たりのよい乾燥した草地を好む。
花を囲む苞葉が、鳥の骨を並べたよう。
葉はかたく、縁に細かな棘状の鋸歯がある。


万葉集の「悲しければ袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出なゆめ」
のうけらは、このおけら(朮)の花の事。


花を囲む苞葉は、魚の骨を並べたよう。


エノキグサ(榎草)
 <トウダイグサ科エノキグサ属>
田畑や道端によく見られる野草。
草丈は30~50センチほどで、エノキに似た葉を互生してつける。
葉には葉柄があり、卵形または長楕円形で、縁に鋸歯がある。


葉腋から、花序をだし小さな褐色の雄花が密生して穂状の花序を形成し、
その下に苞葉に包まれた雌花を見せる。


エノキ(榎)の実
 <ニレ科エノキ属>
落葉高木。
エノキグサを取り上げたので、ついでにエノキの実も♪
熟して黒く乾いた実は甘いです。


エノキの実は美味しいのでよく鳥が食べて、あちこちに増えていて、
幼木にはよく会います。幼木にアカボシゴマダラがよく卵を産むので、
都会でも、蛹から孵った抜け殻をよく見かけます。

※昆虫コーナー

わが家のウイキョウ(またはフエンネル)にいたキアゲハの幼虫
(楽しみに育てたいと思います。)💘


クサカゲロウの幼虫
ゴミかと思います♪

※ハゴロモの幼虫


ボケたけど・表情が愛らしいナミアゲハの幼虫


※我が家のナミアゲハの幼虫もだいぶ虫らしくなってきました。


  《俳句鑑賞は秋の季語葛(くず)》
 葛の花・花葛・葛の葉・真葛原(まくずはら)などと使う。
         
  
   葛の花も、もうすぐ咲くでしょう。
 
   葛の今日小鳥の昨日黄泉の明日   豊口 陽子

コメント (3)
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