一酒三菜~はちきんの厨房

土佐のはちきん主婦のたまぁにのお菜を紹介します。
尚、コメントは承認制にさせて頂いてます。

2月21日 田舎の行事

2008年02月21日 | Weblog
オット家に嫁いでびっくりすることばかりです
やたらと地域の行事が多いし、集落密着で何かと言うと公民館に集まります。
運動会や体育大会、文化祭、神社の御祭り・・・・・etc
ツマは田舎県の中でも新興住宅っぽいところに住んでいたので、そんなに
地域の行事って無かったのです

今回はうちの集落で祀っている神社の年に一度の御祭りで、数日前から色々と
準備をしていました。
神官さんが矢を射るための的と竹の弓矢を作る。(毎年手作りらしい)
何のために射るのかは不明。
そしてその後燃やしてしまうらしい。だから毎年作るのか

旗(何の旗か知らないが)を揚げるための準備。・・・これは昨日の朝オットが
朝の六時半に神社に行ってやってました。
そして当日の今日は朝から集落の女衆が集まって、その御祭りに参加する
人の食事とお供え作り
ツマは何も分からずにとりあえずオカサマに連れられて公民館へ
今回はツマを含めて九人。上は80歳ぐらいのおばぁさまから平均60ぐらいの
現役主婦たち。(ツマは当然一番下っ端。若嫁世代は私だけでした)
25人分のイワシの姿寿司、こんにゃくの煮物、大根なます、ひじきの煮物、
あさりの澄まし汁を作らなければいけません
この澄まし汁、昔はたにしで作っていたそうです(たぁにぃしぃ)

ツマは急いで流し場に立ち、全ての洗い物をします宣言
冷たい水ですがこれしかできることなど無さそうなので・・・・
どんどん持ってきてくださいませ

次々と出る洗い物と片付けをしながら、それでもアサリを茹でたり、アサリの実
をむしったりこんにゃくの下茹でしたりと大活躍(大をつけるかぁ)
皆さんさすがに手際よく作ってらっしゃいました
オカサマも仕事もあるのに、来てやってくれていて、なますの味付けやお汁の味付けをされてました。
(大根三本分のなますの味付けなんて分量わかんねぇよぉ)
将来ツマもしなければいけないのでしょうか

で、これが完成品


これは神官さんが射る矢の的です。これも手作りだって!!!!

しかしこの料理の数々がツマの口に入ることはありませんでした
(午後からの儀式は不参加でいいと言ってくれたので)

ちなみにこの仕度は班ごとにするみたいで、ここの集落は六班あり、次に
やるのは六年後
残念ながら覚えてませんから~~~~~~