人々との楽しい出会い・・・

    急がず、焦らずゆっくりと~~

銀閣寺(東山慈照寺)・・世界文化遺産・・その2

2006-11-20 17:20:48 | 神社、仏閣、名所、
花頭窓からの眺め
<>

マウスオンして下さい。

唐門の中の花頭窓から背景の山腹を眺めますと一つの額が出来上がります。

障子をうんと細く開け外を眺めますと「お床」に掛かった『短冊に』・・少し多く開けると『お軸』に早変わり大きく開くと『額の中の絵』に変わり・・

室町時代の御人達は、この様にして粋な楽しみを見出していたようです。

錦鏡池と東球堂


銀砂灘と方丈との間には、青松に囲まれた錦鏡池が有りました。

回遊式庭園で回遊する視点で散策者の目を楽しませてくれます。二つにくびれた池の中島には、「白鶴島」と「仙人州」と言う小さな島が有り、7つの石橋や4つの浮石等が見られました。

北端に有る東球堂は、入母屋造り桧皮葺きの書院建築で、正面には、桟唐戸、両脇には蓮子窓が有ります。

洗月泉

山麓に築かれた滝・・山から流れ落ちた水を、下段の錦鏡池へと導いています。

山腹への小路散策


8枚のアニメでご覧下さい。

山腹へと苑路を辿ってみました。途中で、「お茶の井、相君泉」と言う湧き水が有りました。義政はこの清水を汲んでお茶を点てたそうです。

長い石段を踏みしめながら銀閣寺の素敵な山腹散策も終わりを告げました。

(今より一週間くらい前の写真ですので山々は今頃は、もう真っ赤に紅葉が始まっている事と思います。)


帰り際、山門を出て坂を下って行くと、「車屋さん」を見かけすかさず一枚シャッターを・・
 
   銀閣寺  所在地、京都市左京区銀閣寺町2 tel(075)771-5725