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KANO~1931海の向こうの甲子園~

2015年02月07日 | 世界
戦前の日本の夏の甲子園で準優勝した、台湾の高校の実話の元に制作された映画で、観に行くのを楽しみにしていました。

映画を観てびっくりしたのは、劇中で台湾の球児たちが日本語をしゃべっていたこと。日本人の俳優も出演していましたが、台湾の若手俳優が日本語で演じているのです。日本統治時代、複数の民族と言語のあった台湾では、日本語が共通語としてコミュニケーションされていたとか。時代考証的にも正しく制作されたようです。

字幕もほとんどないので、こうなると台湾ではなく、日本の映画を観てるみたい。現代の台湾の人たちは、字幕で観たのでしょうか。

ダムの完成はもっと早かったとか、試合の流れが違うとか、いくらか脚色があるようですがとても楽しめました。
1点、勝ち進んでいくのに、試合終了後の校歌を歌うシーンがないことが気になりました。私の中では、高校の甲子園野球は、勝ったチームが校歌を歌うのが象徴のような気がしますが、映像的にはなくてもよいのかなあ。

現代でも、夏の甲子園に台湾の高校野球部を記念招待するとか、そんなことが実現したら、国際交流になって素敵だなあなんて、妄想が膨らみました。


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