馬ひでの助

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『多喜山城②』栗東市

2019-08-25 21:58:19 | 近江の史跡

2019年2月3日(日)、
主郭北側から
東側へ向かう

この付近へ来ると土塁っぽいですな。

東虎口へ来ました


土塁に挟まれた通路

折れ曲がる
さらに折れ曲がる
画像はイマイチだが、
縄張り図では、枡形がしっかりとわかりますね

土塁の上に登る
右上が櫓台を囲む土塁

穴蔵を見下ろす。

四角形の土塁に囲まれた窪み。
画像では分かりにくいですね。

縄張り図で想像してください


米原市の鎌刄城では、北端部に半地下式の礎石建物が検出されていて、後の天守の先駆けともいうべき櫓があったと推定されてる。
こちらも同様に櫓台の下の穴蔵かもね。

山頂部から主郭を見る

山頂に石が積まれていて222.9mと書いてある。
栗東市付近の平地は約100mなので比高差120mの山です



主郭北側へ移動

こちらの土塁はちょこっとわかりやすいかな?

解説板

織田信長軍が築いたそうです。
敵は伊賀・甲賀に逃げ回るが、隙あらば襲ってきたりする佐々木六角氏。
誰が城代になったか、不明のようです。

近江の山城の本としてはバイブルとも言うべき
『近江の山城ベスト50を歩く』
の縄張り図、

現地の縄張り図と
ほぼ一緒なのですが、
よく見ると東虎口と西虎口の表示が逆!
当然ながら現地の縄張り図の方が正しい。

近江の山城ベスト50の本、所々このような間違いがある。
甲賀土山城では、腹立つので案内板に「間違い」と落書きしたぞ!
て、もう消えてるだろうけど…

ちなみにこの本は今年の春に最新版が出ました。
この間違いは訂正されてると思うのだが…

野洲川、三上山を見る


西虎口に戻った

普通の人はこのまま石段を降りるのだが、変人の我が輩は
再び東虎口に引き返し、
東側から下山することにした

羊歯が密生


なんとか登山道あり

段々曲輪や堀切、竪堀が無いか左右を見渡すが
イマイチわからない


東側は六角氏の本拠の甲賀方面なのでこちらの防備が厚いはず!


土塁かな?と思って眺める

池です。

たぶん農業用だと思う


薮を掻き分ける



田んぼに出ました

登山口を振り返ってみる

登山口の目印として杖を2本、木に立て掛けて置いたので、

挑戦したい人はどうぞ!


今、登った日向山を見る

旧東海道をのぞむ位置にあり、
湖南地域と甲賀郡地域の境目を見張る城跡ですな。

以上おしまい


Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

熱帯夜も解消、
夜は布団無しだと
寝冷えする

馬《●▲●》助ヒヒーン♪


コメント
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