日々ドイツ語と格闘している私。
まるでその様子はちゃんとヒットを打てない打者のようだなと思いました。
そこで自分を打者、ドイツ語をピッチャーが投げるボールに見立てて、その様子を野球用語で解説してみたいと思います。
☆見逃し三振
相手の言っている事がさっぱり分からず、一切何の反応もできないさま。
☆空振り三振
何か話そうとはするが、口がパクパク動くだけで何も言えないさま。
☆デッドボール
移民に正しくないドイツ語でまくし立てられること。 時々母国語なまりの魔球を投げてくるので要注意
☆振り逃げ
事前に調べて自分の言いたいことだけは言えるが、相手の言ったことが分からずごまかして逃走するさま。
☆ぼてぼてのピッチャーゴロ
「えーと・・」「うーんと・・」と途中で悩みながら必要以上に時間をかけて1つの文章を話せるさま。
しかもその文章は前置詞・動詞の変化など、どこかしら間違えている。
☆ピッチャーフライ
「Ja」とか「Nein」など短い言葉だけは返せるさま。
☆自打球
自分が言った言葉が正しくなかった、あるいは全く理解してもらえず落ちこむさま。
☆一塁でアウト
一度は相手の言葉にちゃんと反応できるが、その次の言葉への返答が分からず悩んでいるうちにため息をつかれるさま。
☆盗塁
相手の意表をつき、的確なドイツ語を話して驚かせるさま。 内心ガッツポーズ。
☆ライン上きわどい所でファウル
正しいドイツ語をしゃべると見せかけて、一番最後の重要な単語を忘れ、相手をこけさせるさま。
☆犠牲バント
少しは理解できていると見せかけるため、やたらと大げさに相槌を打つさま。
☆ファウルボールには十分にご注意ください
例えあなたがアジア人丸出しの顔で道を歩いていたとしても、容赦なくドイツ語で道を聞かれる事があります。
球場(ドイツ)に入ったら十分にご注意ください。
とまぁ、思いつくのはこんなところでしょうか。
本来なら会話は楽しめるものですが、私にとってのドイツ語会話はまだまだユニホームを着、ヘルメットをかぶってバットを持って・・・準備万端にしてからでないと挑めない試合のようなものなのです。
思い返せばドイツに来た当初はずっと「見逃し三振」でした。
徐々に段階を踏んで今はやっと「ピッチャーゴロ」や「ぎりぎりでファウル」が多くなってきたように思います。
分かってたはずなのにちゃんと反応できなかったとか、言ったけど間違えたとか落ち込むことも多いけど、こうやって考えてみると少しは楽になるような気がしたりしています。
今は千本ノック(プライベートレッスン)を受けたり、うさぎ跳び(自己学習)をしたり、バッティングセンター(ドイツ人のお友達との交流)に行ったりしながら日々トレーニングしている状況です。
本当の野球と大きく違うのは“勝つこと”を目的としていないこと。
あくまでも目標は“普段着でキャッチボール”なのです。
いつの日か電子辞書を手放し、ガチガチの頭も体も緩めて楽しく会話のキャッチボールができるようになるといいなぁ・・・。
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まるでその様子はちゃんとヒットを打てない打者のようだなと思いました。
そこで自分を打者、ドイツ語をピッチャーが投げるボールに見立てて、その様子を野球用語で解説してみたいと思います。
☆見逃し三振
相手の言っている事がさっぱり分からず、一切何の反応もできないさま。
☆空振り三振
何か話そうとはするが、口がパクパク動くだけで何も言えないさま。
☆デッドボール
移民に正しくないドイツ語でまくし立てられること。 時々母国語なまりの魔球を投げてくるので要注意
☆振り逃げ
事前に調べて自分の言いたいことだけは言えるが、相手の言ったことが分からずごまかして逃走するさま。
☆ぼてぼてのピッチャーゴロ
「えーと・・」「うーんと・・」と途中で悩みながら必要以上に時間をかけて1つの文章を話せるさま。
しかもその文章は前置詞・動詞の変化など、どこかしら間違えている。
☆ピッチャーフライ
「Ja」とか「Nein」など短い言葉だけは返せるさま。
☆自打球
自分が言った言葉が正しくなかった、あるいは全く理解してもらえず落ちこむさま。
☆一塁でアウト
一度は相手の言葉にちゃんと反応できるが、その次の言葉への返答が分からず悩んでいるうちにため息をつかれるさま。
☆盗塁
相手の意表をつき、的確なドイツ語を話して驚かせるさま。 内心ガッツポーズ。
☆ライン上きわどい所でファウル
正しいドイツ語をしゃべると見せかけて、一番最後の重要な単語を忘れ、相手をこけさせるさま。
☆犠牲バント
少しは理解できていると見せかけるため、やたらと大げさに相槌を打つさま。
☆ファウルボールには十分にご注意ください
例えあなたがアジア人丸出しの顔で道を歩いていたとしても、容赦なくドイツ語で道を聞かれる事があります。
球場(ドイツ)に入ったら十分にご注意ください。
とまぁ、思いつくのはこんなところでしょうか。
本来なら会話は楽しめるものですが、私にとってのドイツ語会話はまだまだユニホームを着、ヘルメットをかぶってバットを持って・・・準備万端にしてからでないと挑めない試合のようなものなのです。
思い返せばドイツに来た当初はずっと「見逃し三振」でした。
徐々に段階を踏んで今はやっと「ピッチャーゴロ」や「ぎりぎりでファウル」が多くなってきたように思います。
分かってたはずなのにちゃんと反応できなかったとか、言ったけど間違えたとか落ち込むことも多いけど、こうやって考えてみると少しは楽になるような気がしたりしています。
今は千本ノック(プライベートレッスン)を受けたり、うさぎ跳び(自己学習)をしたり、バッティングセンター(ドイツ人のお友達との交流)に行ったりしながら日々トレーニングしている状況です。
本当の野球と大きく違うのは“勝つこと”を目的としていないこと。
あくまでも目標は“普段着でキャッチボール”なのです。
いつの日か電子辞書を手放し、ガチガチの頭も体も緩めて楽しく会話のキャッチボールができるようになるといいなぁ・・・。
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はいでぃさんとジージさんのブログですっかりドイツ通になったような錯覚を覚えている私…
ドイツ旅行に行ける時は、ファウルボールに充分注意して歩くことにします!!
日々のトレーニング、お疲れ様です
楽しいトレーニングは長続きしますからねバッティングセンターは効き目あるんじゃないかな
それにしても面白い用語解説
プリントアウトして地球の歩き方・ドイツに貼っておこう…
今の所千本ノックもバッティングセンターも楽しくやらせてもらっています。
うさぎ跳びは時々さぼりますが・・・
ドイツ人の感覚は“ドイツに居るんだからドイツ語を話せて当たり前”なんです。
これだけいろんな国の人が入り混じっていると、そう思うのも仕方ない気がしますが、その分ハードルが高いんですよね。
私もドイツに来たばかりの頃、何度もファウルボールに当たりました。
この記事は何の役にも立ちませんから、ガイドブックに貼るのはおやめ下さいね(笑)
僕も野球が好きで、日本にいる頃は草野球チームに入っていました。
試合では、もちろん審判などいないドタバタ野球でしたが、それでも楽しかったです。
僕の娘や息子は殆どドイツ人ですが、僕たちはそこまで到達しません。
楽しんで話す。何もしゃかりきになる必要はないと思います。
日本人が外国語を話す時の悪い癖。
文法を間違えているのではないか、発音が悪いのではないか、
笑われるのではないか、その全てが引っ込み思案にさせます。
外人にではなく、ドイツ人に、もしおかしな部分があったら訂正してください、
と言うのもいいと思います。
インテリのドイツ人はすぐ理解してくれますよ。
肩の力を抜いて、間違えてもいいではないですか、どんどん話しましょう。
私はほんの一時期野球をよく見ていた時期があったくらいで、全然詳しくはないんです。
でもスポーツは良いですね。
ドイツ語の先生はもちろん、ドイツ人のお友達にも訂正してもらえるよう頼んでいて、会う度に何度も訂正してもらっています。
まだドイツ語を話すのが“特別なこと”なので、それが“普通のこと”になって力が抜けるには、まだまだ時間がかかりそうです。
ウチのアパートは9割外国人(各種イスラム系多し)なんで、身近すぎて笑い事じゃないんですけどね。
ところで「千本ノック」ですが、私はあんまり肯定的じゃないんです。
一対一の場合、自分の語学力よりも相手のヒアリング能力が上がって聞き取ってもらえるようになってるだけ・・・のように感じます。
まぁ私とウチの夫のことなんですけどね。
はいでぃさんは学校には行かれないんですか?
どんなタイミングで人は一塁から二塁に走るのか、とか、
なぜ今ホームランを打ったのか、とか、
野球の試合を見ていると、そんな質問ばかりして嫌がられる私です。。。
なので、野球用語はよくわからないのですが、
はいでぃさんの例えを読んで「ああ!そういうようなことなのか!」と理解しました(笑)
なかなか上達しませんが、幸い「ドイツ語が嫌い」にはならず、また習いにいってみようかなと思っています。
はいでぃさんのように楽しむ姿勢が大切だと思います^^
先日、ブログにコメントいただいた者です。
ブログは拝見してたのですが、今日は勇気を出してコメント書いてみます。
「普段着でキャッチボール」するためには、ドイツ語も大切だと思うのですが、話す内容も必要ですよね。日本人同士でも、ニュースネタとかドラマネタとか自分の得意分野で主導権を握ると、話しもスムーズな気がします。
ドイツ人受けするようなネタの仕込みもいるのかなと。
あと移民に怒鳴られたら、とりあえず怒鳴り返す勇気も必要かもです。ドイツの人はやられっぱなしを嫌うので(あれ、うちの夫だけ?笑)ドイツレベルの自己主張をしないと、「エイリアン扱い」される様な気がします。
謙虚な心はとりあえず家において、外に出るときはずうずしく出ると、ドイツでは普通なのかもしれません。アカデミー賞受賞レベルの演技も必要だと思いました。(笑)
うちのアパートも似たような感じで、あまりドイツ人がいません。
私はこちらで2年弱学校に通いました。
学校は学校でいろんな国の人と知りあえて楽しかったんですが、反面ストレスも大きくて・・・。
政府が授業料をかなり負担してくれる「移民のためのコース」の間は安いから仕方ないと思えたんですが、それが終わったら自腹で授業料全額払ってまで続ける気にはなりませんでした。
確かに個人レッスンでは先生が私のクセを理解してくれるので話しやすいのはあるかもしれませんね。
それでも根気よく訂正してくださるので助かっています。
確かにそういう質問をし続けると「うざい」と思われるかも(笑)
そうですね。
ドイツ語が大っ嫌いになると勉強は苦痛以外の何物でもなくなるので、そうなったら対処の仕様がないですが、私も今の所好きとは言えないけど大っ嫌いでもないです。
日々浮き沈みがありますが、沈んでもまた浮いてくればいいやってね
“やらないといけない事”から“やりたい事”に自然になるといいなと思います。
コメント頂いてとっても嬉しいです!
ありがとうございます。
ドイツ人受けするネタですか・・・。
やはり“仕込み”も大切なんですね。
ネタ帳を持ち歩いて毎日ネタを拾って歩こうかしら・・・。
あぁ、たまにスーパーで怒鳴り合っているのを見ます。
私なんかその横を通るだけでビビってしまいますが、移民の人達はドイツ人相手にもめちゃくちゃなドイツ語で怒鳴っているのですごいなぁと感心したりして。
今はまさに自己主張できない「エイリアン」状態です
アカデミー賞受賞レベルに大受けです。
なるほど~演技力も必要だったんですね。
深いなぁ・・。
そういう技を身につけた人が日本人離れしているように見えるんでしょうね。
日本人の前では日本人に戻れるよう、使い分けが大事ですね。