老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  エンジンがかからない

2019-08-29 09:54:27 | 俳句

     

 

エンジンがかからない。

もう秋だというのに、頭の中はいつの風とも判らぬ風が吹き抜けるばかりで、それによって空っぽになるばかり。

 

    ☆     晩涼や葉隠れの花みえながら     櫂

    ☆     何入るる生簀籠とや秋の風     櫂

 

先生には、草花を詠んだ句は少ない。 句集を読みながらそんな事に気づいた。大きい、大きな景が秋とともにやってきた。

 

     

 

琴電が川向うを通る。

どなたか忘れたが、結社の句会があって

     🎐     コトコトと琴電:::::

このような、コトコト を、いたく感心して誉めていた選者がいた。

いつもこの電車を観ている私は、このように褒められる句心はこれまでも、これからも湧かない。平常、日常からこのフレーズに思いいたらぬ自分の、、、何と申そうか俳句を作る境地に至っていないのであろうと感じた。

俳句は難しいと考えさせられた句として、こんな句に疑問符が、、、。

とある有名結社の、二番手、三番手の俳人。名前はよく売れているようだ。

     ☆     サングラス百円ショップで百八円

よく解らない。

 

さてさて、秋風が吹いて、環境としては申し分ない時季になった。句は少しも出来ない、アアアアー。

      
         

昨日は小雨の中を散歩。 整備された散歩道を、川向を走る電車を見つつ行く。途中龍の髭が咲いていた。秋も深まると濃い宝石のような紫の玉がつく。

       🍏    留学生会館真昼しずかや龍の髭


 

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