老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  荒地に林檎

2017-07-31 12:17:57 | 俳句

まぎれもなき 林檎 が成っていた。
この暖かい暑い 南の地方で林檎が成るとは珍しい。

近くで畑に出ている人に聞くと 老人ホームの入居者が作っていたけれど、いつしか 沙汰止みになっていた林檎畑だそうだ。
手入れもやっていないので、草がぼうぼうと生えている。
その中の一本の林檎の木に4~5個、色づき始めている。

      🍏    草いきれどこからとなく風がくる

海が眼下に見える場所。
沖を通る船。そして手前を電車が走る。


      🍎    溽暑かな刈られた後の藍畑


      

暑い暑いといいながら、今年は一度も冷房をかけたことが無い。
北の窓を開いておくと、海からの風が入ってくる。
扇風機をかけて暑さに耐えている。

キャミソールが縫えた。
肩を出してキャミソールでいると、ブラウスより幾分かは涼しい。

綿ローンの薄くて涼しい生地。
少し色が地味であるから、胸元にレースの花をつけた。
常に着るから、洗濯に耐えれるようにしっかりと付けた。

試着をしてみると、腕ぐりもぱっちりと仕上がったから、これを基本にワンピースも縫おうと思う。
材料は沢山買い置きがある。
暑いけれど、又 又 頑張って 作ろう。

     ✿    その中に絮となる花大夏野

     ✾    堂の庭梅ぼしを干す土用かな
コメント
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