やっぱり打てない巨人、またもや連敗の気配？

パ・リーグを代表する投手には歯が立たない巨人打線。戦い方も雑でお粗末。左投手にめっぽう弱いという自覚をもって、考えたオーダーを組まなければ勝負にならない。

左右に関わらず、表裏ローテに関わらず、力量にかかわらず、最初からひとり足りない巨人打線でもうひとり打つ確率の低い選手を起用すればどうなるか。

その答えは子供でもわかる。強打の西武打線に対して守備で対抗しようとしてもファンは納得しづらい。強打に対して強打で対抗してもらいたい。

それができない今の巨人の貧打線だからこそ、ゲームが始まる前から凡打が８割以上ある選手を一人から二人に増やすこともないだろう。せめて、可能性を求めてもらいたい。

クルーズの致命的なエラーは生まれるべくして生まれた。派手で危険なパフォーマンスを「名手」と称えてきたプロ野球界の評価そのものが疑問だ。

せっかくの逆転２塁打も、直後の暴走で更なる追加点の芽を摘んだし、守備のエラーは逆転をふいにしてしまったし、田口を崩れさせてしまった。

９人のうち７人しか攻撃に加われない巨人にとって、「勝てそうなムード」だけが味方なのだ。流れが途切れてどこかに行ってしまっては「ムード」も何もあったものではない。

そこからは「大人と子供の」レベルの差が出た敗戦。しっかりせい！シーズンは長いといえども今の戦いの癖が抜けないとシーズン終わりにはＤｅＮＡの指定席と入れ替わる。

今日は内海の先発という。どうもよくわからん。内海に何を期待しているのでしょうか。やっぱりわからん。このところ好投が続く宮國などを先発起用する気はないのでしょうか。

まあ、監督が感じた選手を起用するわけだから我々がどれだけ騒いでも仕方がないが、将来がある選手と火が消えかけている選手の見極めを望む。でなけりゃ、またもや連敗街道が待っているようだから。