無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

電気の安全

2006-12-08 10:51:11 | 建築・都市・港
「4年に一度の点検にきました。」と、寒い外から暖かい事務所に入り、すっかり眼鏡が曇った男性がやってきた。電気保安協会の方だった。使用されている配線が、漏電を起こしていないか調べて回っていた。素人は調べるのが面倒だから、こんな風に専門員が来てくれるのは有り難い。先日のTVの漏電火災の事が頭に残っていたので、家も事務所も問題なしと言われて安心した。

帰りしなに、安全のしおりを読んでくれるようにと置いていった。中には常識的な「やっては行けない事」が書いてあった。たこ足配線をしない事、プラグを抜く時はコードを引っ張らない事。濡れた手でコンセントやプラグに触らない事。コードを傷つけたり、踏んだりしない事、等が書いてあった。差し込んだままのプラグに埃が溜まって発火するのは「トラッキング現象」と言うのだそうだ。

外部の電線では、コンセントは防水にする事、アースを取る事が注意されており、たこ揚げや釣り竿での電線の接触にも注意が促されていた。万一、電線にタコなどが引っかかった場合は、自分で取らないで電力会社へ連絡した方がよいのだそうだ。

ごくごく当たり前の注意書きの他に、地震や災害時の3つのチェックポイントがあった。災害の時には、人間は逃げるのが精一杯で、ガスの火を消す事くらいしか思いつかないだろうが、2次災害を引き起こさない為にも、これは必要なのだろう。阪神淡路の地震の時も送電を開始した途端に、あちらこちらで火の手が上がる事は記憶に残っている。

①使用中の電気機器のスイッチを切る。
②アイロンやヘアドライヤーのプラグをコンセントから抜く。
③アンペアブレーカー、又は漏電ブレーカーを切る。

書くのは簡単だけど、実行するのは難しそうだ。緊急時に冷静になれるだろうか。また、建物が崩壊の危険性がある時など、建物内に入るのさえ躊躇してしまう。建物の応急危険度判定に、これらの電気の部分も付け足した方が良さそうだ。

(財)東北電気安全協会
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脱皮

2006-12-06 10:24:55 | 社会
外に出ようとしない私に、家人が「何か欲しい物はない?買ってきてあげる。」と言った。私が「マスク!」と叫んだら、鼻を指さし「ぶっ!」と笑われた。普通なら、病いともなれば同情もあるだろうに、笑われる私は何!

私の顔の真ん中に位置する鼻と唇廻りは、昆虫でもないのに脱皮が始まっている。美しく変身出来る筈もなく、赤くなったのが納まった訳でもない。赤だか茶色だか、とにかく斑模様で、ま、短的に言えば、みっともないと言うか、第三者的には面白い状態になっている。鼻水、咳、クシャミは、他人から見れば「辛いだろうに」と思われるが、やっている本人はすっきりと気持ちが良い。身体が本能として悪い物を外に出そうとしているからだ。

私のパソコンのCRTの前に着けているカバーに、水滴マークが沢山着いた。私の咳のせいだ。手で押さえても、これだけ着いているという事は、他人にばい菌をばらまいている事にもなる。やっぱりマスクは必要なのだ。久しぶりの風邪に、果てしなく連想は続く。
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掃除と火災

2006-12-05 15:03:52 | 社会
風邪と長芋のせいでカピカピになった唇に、アロエ軟膏を塗りながら、しぶとく生きてる私。ついでに胃もやられてダイエットになったと喜んでいる私。当分死にそうもない。

さて話は変わって、今日の昼食時にTVで、掃除と火災の因果関係について報道していた。掃除の方法が悪いと、電化製品が発火すると言うのだ。これは電化製品がリコールされるようなシロモノではない。洗剤の使用方法の間違いで、せっかくの掃除が、仇になってしまうと言うのだ。

ふんふん、揮発性の洗剤でもいけないのかなと考えていたら、意外にもスプレー式の液体洗剤が原因なのだそうだ。実験で、電話のモジュラーに洗剤をかけたら、数秒後にショートし、十数秒後に発火した。コンセントとプラグの隙間に、私のように掃除が下手で綿ゴミが溜まって発火すると言う話は聞いた事があったが、綿ゴミの入っていない隙間に液体洗剤がかかると、あっと言う間に発火する。その他、二槽式の洗濯機の脱水機に、過容量の洗濯物を入れて無理に回して加熱させたりと、想像の範囲を超えて火災が起きていた。

電子レンジの中で、卵を調理してはいけない事、銀の付いた食器やアルミホイルを入れて加熱すると、火花が散る事は、こんな私でも知っている。濡れた猫を乾かす為に電子レンジに入れて訴訟を起こす馬鹿や、自分の子供を入れて殺人する馬鹿親もいるが、最低の注意は守らねばならない。

私が、暮れの大掃除の時、濡れた雑巾で照明器具を拭いていたらビリッと来たし、コンセントの付近で壁を拭いている時にも感電した事がある。便利な電気も、使い方を間違えると、トンでもないことになる。ちょっと気を着けなければと思う話題だった。
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鬼の攪乱

2006-12-03 17:31:48 | 社会
雨に打たれたのが原因か、寝相の悪さが原因か、どうやら風邪を引いたようだ。
昨日までは、喉の奥がチカチカした程度だったのに、今日は朝からティッシュと格闘中で、鼻は真っ赤になり、ゴミ箱は天こ盛りになった。熱はまだ出てないし、頭痛もない。このまま穏やかに過ぎてくれればと願うばかりだ。

外は雪が降っている。雷も鳴っている。こんな日は家の中でウダウダしているに限ると、TVのスイッチを入れる。ニュースで、スキー場の初すべりや、雪の中での鮭祭りの様子が流れる。ああ、元気な人がいっぱいだ。今日は日曜日だったのだなと思う。最近は痴呆が進んだのか、曜日の感覚がまるでない。困ったものだ。
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オーラの泉

2006-12-01 18:18:29 | 社会
久しぶりにオーラの泉を見て、美輪さんと江原さんの話に一々納得した。
最近の子供達の虐めと自殺の事に触れたのだが、今までオーラの泉では、ゲストの前世や生まれ変わりについての話が多かった。「何だ、人生なんて、何度でも生まれ変われるんだ。」とばかりに、今までの自分の人生にリセットをかけて、生まれ変わって楽に生きられると、子供達は安易に自殺していく。その事について触れたのだった。

自殺をした者は、何度でも同じ事を繰り返す。人生を全うしてこそ、来世があるのだ。虐めは子供の世界だけでなく、大人の世界の鑑であり、乗り越えていかなければならない。虐めをする者に対しては、恥を知ると言う事が必要なのだ。誰にも判らないように悪い事をしたと思っても、誰かが見ている。昔の日本には「お天道様が見ている。」「恥を知れ。」と言う言葉があったが、その通りで、江原さんのように霊が見えると、1人で悪さをしていると思っている人の廻りに、何人もの霊がいて見ていると言うのだ。

霊なんて、キワ物と思っている人が多いかも知れない。ならば、もう1人の自分がいて、戒めをかけて、行動を制御しようとしたらどうだろう。また最近の世の中は、相手の事を思いやると言う想像力の乏しくなった世界こそが、虐めや犯罪を増加させているのだそうだ。そうかも知れない。
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