無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

池田久美子選手の快挙

2006-12-11 09:59:13 | 社会
ドーハで開催されている、アジア大会の陸上競技走り幅跳びで、池田久美子選手が金メダルを獲得した。自己最高記録には及ばなかったが、後半にもどんどん距離を伸ばしてきて、安心して見ていられた。子供の頃から期待が掛けられていたが、途中スランプや、お父さんの死も見舞われ、それを克服しての活躍だった。日章旗を背負ってウィニングランをしている表情も、ちょっとはにかんでいて、彼女らしさが溢れていた。

池田久美子さんのお父さんは、私の中学の先輩だが、実際は会った事もない。陸上の特に短距離で、何年も破られない凄い記録を出した先輩として有名だった。私が入学した頃には、とっくに卒業していたが、彼の妹さん(久美子さんの叔母)の活躍は目にしていた。学校の陸上の記録会で、リレーのアンカーで見事なゴボウ抜きをしていた。

久美子さんのお祖父さんも素晴らしい陸上の選手だったと聞いていたので、優秀なDNAの持ち主なのだろう。高校生の時、久美子さんの才能を伸ばす為に、両親は引っ越しをしてまで彼女に付き添った。成績が良い内は持てはやされるが、記録が伸び悩む様になると、様々なところから陰口を言われたらしい。

現在の結果は、本人の才能と、人に言われぬほどの苦労の上に、築かれたものだと言える。これからはアジアのトップとして、活躍して欲しい。まずは、金メダルおめでとう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする