無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

カメラ撮影入門

2018-09-10 12:38:33 | 音楽・芸術・文学

 

 酒田商工会議所企画の写真撮影実践講座が産業会館で開催された。大層人気があったようで、募集人員を大幅に突破したので、急遽大会議室に会場を替えて行われた。講師は淵上真由氏である。私が針生先生から淵上カメラマンのことを「知っているだろう?」と問われた時、判らなかったので、ぐぐって出てきたのがこの真由さんだった。そうか、女性かと思って現場に出向いたら、立派な中年男性の正幸氏だった。

おっと、こんなことはどうでも良いが、淵上真由氏は美人だった。2時間の講座で人数が多いのが災いしてか、実践講座はせずに、画像を見ながらの講義に終始した。参加者のレベルを4つに分け、初心者から上級者まで、特に初心者が多いメンバーだったので、カメラや携帯での説明から始まる。最近の携帯は一頃のカメラの性能を遥かに超しているそうだ。ひところとは、7年以上前のカメラだそうだが。

心理カウンセラーから出発したと言う淵上氏は、撮す心構えとして何が必要かと、技術的な要素、構図と露出と下地(背景)を判りやすく説明した。人物を撮す時には、相手の良い部分を見つけて褒めてから撮す必要がある。構図では3分割法と日の丸構図がある。写真を印象づけるにはホワイトバランス、そして背景が重要になる。一通り語った頃には2時間はあっと言う間に過ぎ、肝心の実践講座には至らなかった。その為に「何か撮したい物を持参して下さい。」と言われた果物を清水屋で買ったが、そのまま持って帰る運命となる。あらら

話はちょっと横に逸れて、例えば生け花では、同じ花なのに活け方差し方で、大きく雰囲気が変わる。写真でも同じ事が言えるだろうと、構図についてももっと実践で教えて欲しかった。とても残念だ。

買ってきた果物は、もうお腹の中に入ってしまったが、背景に使おうとしていたランチョマット(これが清水屋の野菜売り場の会計の横に、1枚80円で2枚だと108円で売られていた。)は、残っている。どこで得するかわからないものだ。

某宅にお邪魔したら、家人が野草を上手に活けていた。花屋で洋花を買うよりも、季節感あふれた野草を活ければ素敵なのにと、カメラを片手に傘を差しながら外に出た。

ツユクサの群生など、2-3枚撮しているちょっとした間に、首の後ろをシマ蚊に喰われる。

やっと赤くなってきたクランベリーは、ついに2個までその数を減らした。

「誰の~為に、植えたの~♪、それは青虫の為~♪」(伊藤咲子/ひまわり娘の節で)

無残な紫蘇の姿である。

最後に。 北海道の厚真町で、最後の行方不明者が見つかった。一瞬の間でも、どんなに恐ろしかったことか。心からお悔やみを申し上げたい。
この新聞の写真は山形新聞のものだが、北斎の波を思い出させ、山でも津波は起きるのだと感じた。いつまで続くのだろう、災害。私は安倍首相が消費税値上げを止めない内には、何度でも起きるような気がする。安倍首相に応援したいけど、消費税と移民は反対だ。税務署経由で来年の消費税アップのパンフが届いた。新聞が軽減税率だと、ふざけるな!リーマンショック以上の事が立て続けに起きているんじゃないのか。

最後は、カメラとも自然とも関係ない話になってしまった。

 追記:今回の講師の方は、普段は有料の教室の講師をも兼ねているので、あまり内容を詳しく書くと商売の邪魔になるのではと思って書くのを止めた。もう講座からかれこれ20日以上は経っているので、メモした物を処分すると共に、補足して置く。
カメラは左手で下を持って支えればぶれない。三脚の時は別とする。両目を開けてフェンダーを見る。
スマホはアプリではなく純正のカメラを使うと、ロックがかかっていても横スライドでカメラに変わる。
写真の心技体として、写真には感性が必要。「あ!」と感動した被写体を見つける。伝える為に理性も必要。表現する力も必要。頭だけで考えて撮らない。やり続けている内に自己実現が付いてくる。何をどう撮るか、心が動いた時1枚に付きテーマを1テーマを設ける。画面に何でもかんでも入れない。写真は引き算の美学である。
フィルムで撮す写真と違い、デジカメは全体を18%グレーになる基準で撮っている。明るい場面は明るく撮りたくても、勝手にカメラが18%グレーで撮る。その為に暗い画面になりやすい。その時はホワイトバランスを用いる。

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