無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

豪雨災害

2024-07-26 16:22:48 | 防災


確かに酷い雨だった。我が家は高台にあるので浸水の被害には遭ったことがない。
それと言うのも祖父が引っ越しするなら高台にと決めたからだ。
以前に住んでいた家が坂道の途中にあるだけで、坂の上からの流れる水で痛い目に遭ったかららしい。

酒田の町は普通の大雨でも、すぐに浸水する場所がある。
酒田駅付近と中の口町、東栄町は、毎度毎度浸水する。
酒田市の防災関連の会議で、「抜本的な改革をしなければならないのでは」と言っても、揚水ポンプを替える程度の答えしか帰ってこなかった。
あれは確か地震の後の津波のことだったかも知れない。

大雨の途中で、酒田駅前に出来た図書館を含む複合施設ミライニも、ロビーが浸水被害を受けて急遽閉館になった。
道路も歩道と車道が判らなくなり、マンホールの蓋が水圧で吹っ飛び、アスファルトもボロボロに砕けた所もあったらしい。落ちたら危険だ。
水深が深ければ、車は動かなくなる。こんな時は出かけないほうが良い。
水浸しの広い駐車場を持つ商業施設も、休みになった。
めっちゃ混んでいたのがガソリンスタンドだったそうだ。
避難してきた老女2人に、ここは夜間だけの避難所だからと近くの市役所にも入るのを拒まれ、数キロ先の小学校まで豪雨の中を歩かせた市職員の話も聞いた。

新庄市本合海では、1人の救助を待つ人を助けようと、警官2名がパトカーがらみ急流に飲み込まれた。行方不明のままらしい。
酒田では、こんな豪雨の時に限って、徘徊だろう高齢者が1名行方不明にになっている。
農作物の被害も著しい。枝豆も野菜も駄目らしい。日向川の氾濫で刈谷の梨畑が水中に没した。日向川周辺の民家も1階酷いことになっていた。

道路は各地で土砂崩れが起きたり、陸の孤島で停電のままの地区もある。
道路といえば、3月に開通したばかりの日東道が陥没した。
えらいこっちゃである。

自治体が激甚災害に手を上げたようで、破損した家屋などは片付ける前に、沢山写真を撮って置くことをお薦めする。


コメント
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