今年から、始めて高校生の卒業設計コンクールの作品を、文翔館で数日間展示することになった。その最終日に理事会が行われて、撤収作業を手伝うことになった。作品を皆に見て貰えれば、他の高校の力量も上がると言うもの。それが出来ないのを残念に思っていたから、この展示は大賛成だった。
模型製作は、抜群に腕が上がっていた。大学を卒業したばかりの若い先生が、自分たちが経験した模型作りのノウハウを生徒達に教えているので、見事な作品が多かった。やはり展示では、模型に目が移る。
展示の最終日だったので、山形工業の生徒の作品は撤収されていて、実物を見ることが出来なかった。模型に比べて設計は、10枚前後の図面を捲るのに難儀する。来年からは2枚ほどのパネルにして貰ったらと言う意見も出た。
今回の会議室は、文翔館の2階で行われた。文翔館は旧県庁で、昔々に訪れた事があった。その文翔館から町を眺めるのも一興である。
文翔館を文化財にして残して置く為に、内部を改修したのだが、その時の天井は漆喰の左官仕上げである。
リンゴや葡萄や花などが漆喰で作られている。それを「難しいんだろうね。」と左官の棟梁に尋ねると、鏡面の漆喰仕上げの方が何倍も難しいとの返事だった。
中庭
玄関の扉
そこから、しばし移動して理事会を行うJAビルに行く。
JAビル8階から見る蔵王山の端っこ。
山形市は驚く程雪が少ないが、やはり尾花沢-新庄-立川辺りは雪が多い。そして、とっても上手な除雪作業が見られる。
ここはいつもの尾花沢の道の駅である。
寒いけど、雪が降ってきたけど、自動販売機でアイスクリームを買って食べた。アイスクリームは美味しいけど、綺麗に外側の紙の部分が剥がれないのが残念だ。