藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

27日に公明党苫小牧総支部大会を開催

2010年01月28日 | インポート


27日の夜に、苫小牧市内で公明党苫小牧総支部大会を開催した。各地域における党活動の報告や、今後の取り組みなど確認し合い、今夏の参院選に向けて、勝利を誓いあった。

今、国会では参院予算委員会が行われているが、毎日のように「政治とカネ」の問題や、普天間基地問題、雇用と経済、景気対策などが取り上げられている。いずれも重要な問題であります。国会中継を見ていると、閣僚の答弁拒否や、不規則発言にはあきれるばかりです。また、閣僚が答弁中に、野次を飛ばした委員に対して「うるさい」と怒鳴りつけるなど、「良識の府」と言われている参議院の質疑とは思えない状態です。閣僚の、けんか腰のような答弁は聞くに堪えないものがあります。閣僚の皆様には、鳩山首相から、ちゃんと指導してもらいたいものですね。

高額療養費の制度改善が前進

2010年01月28日 | インポート


昨日の27日、参院予算委員会の公明党山口代表質問で、高額の医療費負担に、上限額を設ける高額療養費制度の改善を主張した。世帯で合算して医療費負担の上限を算定する際に、70歳未満の場合、世帯員それぞれの1回の医療費が、2万1千円を超えないと合算できない点について「高額だからこそ上限を決めている、なぜ1回あたりの医療費が2万1千円を超えないとダメなのか」と訴えた。さらに「月をまたぐと合算できない」 「同じ医療機関でも外来と入院は別計算」などの問題点を指摘し改善を求めた。

厚労相は「運用改善が可能か検討したい。一つの病院で科が別だと合算できないので、今年の4月から改善する」と答弁した。鳩山首相も制度改善について「できるだけ早く前向きな結論が出るよう検討したい」と述べた。

この高額療養費制度については、地域懇談会などで、「同じ病院で科が違うと別計算になる」ことや、「月をまたぐと合算できない問題」について、改善できないか、と言われていました。山口代表の質問を聞き、生活に直接つながる政策が大事だと思い、嬉しくなりました。政府は早期の改善を進めてほしいと思います。

子どものためか、親のエゴか

2010年01月25日 | インポート


今朝、非常に残念な報道があった。東京都江戸川区で、「両親が暴行、7歳死亡」である。小学1年生の長男に「ご飯を食べるのが遅い」と言って正座させ、顔面を平手打ちしたほか、左足をけるなど約1時間にわたって暴行した疑い。2人は「しつけのつもりでたたいた」と容疑を認めている。学校側が家庭訪問して児童虐待を知り、親を諭したが、児童相談所への通報が無かったとのことでした。

子どもはどんな気持ちで、親の暴力を受けていたのだろう。それも1時間にもわたってである。もし、児童虐待の事実を児童相談所に通報していたり、地域での通報があったならば、助かった命かもしれない。地域・社会で子どもを見守る事がますます重要になってくる。児童虐待防止法が改正されて施行されているが、防止法には、早期発見、通告などがあるが、子どもを守るために、学校・地域・行政が連携していくことを強化する必要があると感じた。

昨日の1月23日は政治史上、歴史的な日となった

2010年01月24日 | インポート


昨日は、民主党小沢幹事長の、土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、黙秘権を告げられて事情聴取を受けた。黙秘権の告知は、被疑者として取り調べをしたものでした。聴取終了後の記者会見で、小沢氏は幹事長の続投を示したが、1月23日は、与党の幹事長が、被疑者として検察に事情聴取されるという、政治史上の汚点ともなる歴史的な日となった。

小沢氏は、先の民主党大会で、「私どもが積み立ててきた個人の資産と語った4億円の捻出方法の関しては、20年以上前に自宅を売買した際の残金や、家族名義の銀行口座から引き出したもの、と説明した。しかし、疑問は増すばかりである。

土地購入資金に関する小沢氏側の説明は、変遷してきた。資金管理団体による不動産購入が問題視された3年前には「政治献金」、今回の疑惑が発覚した昨年10月には、資金管理団体の定期預金を担保にした「金融機関からの融資」だった。党大会での釈明や聴取後の説明通りなら、不動産購入が問題となった3年前、記者会見で契約書などを示しながら語った内容は何だったのか。3年前の会見では、不動産購入は、「献金した人の意思を大事にし、有効に使う方法だ」と述べ、支援者の浄財を購入資金に充てたとしていた。しかも、会見時の資料の一部は、作成日を偽って直前に作ったことが判明している。(読売新聞)

一体何が真実なのか、今までの説明は全くのウソだったのか、政治とカネの問題は、今国会で、クリーンにすべきである。政治資金規正法を改正し、ガラス張りにして、2度と同じことが起きないよう全力を挙げるべきである。

震災後に生まれた「共働」という思想

2010年01月23日 | インポート


月刊誌「潮」に、阪神・淡路大震災15年の特集があり、ノンフィクション作家の柳田邦男氏と、日本災害復興学会会長の室崎益輝氏対談を、興味深く読みました。

その中で柳田氏は、「震災後の15年間を通じハードと同時にソフトも変わってきています。都市部であろうが、中山間地域であろうが、人間は一人では生きられません。お互いが支え合いながら生きている。災害ですべてを失った人々はコミュニティを再生していく過程を通じ、人と人がつながって支え合う新しい文化の形が生まれたのです。震災文化が生まれたことは、歴史的意味を持つ。」と

また、室崎氏は「行政が被災者一人ひとりの問題にまで取り組むことは、絶対にできない。ボランティアの存在が無ければ、震災後の困難は乗り切れない。震災をきっかけに、皆が助け合うボランティア文化が生まれた」とありました。

また、柳田氏は「大震災直後は、とにかく「5000人が死んだ」と大騒ぎになりました。ビートたけしさんは、そういう言い方はおかしいと言った。「一人が死ぬという悲劇が、5000件同時に起きたんだ」。そう考えないと真相は見えないというのです。」

「一人に焦点を当てながら、行政や企業、医療機関や研究者、市民団体までみんなが力を合わせていく。それぞれが持っている特技を生かしながら、被災者救援や復興に取り組んでいく。震災をとおし、「共働」という言葉も生まれました。」と

思わず、うなずいてしまいました。震災後のボランティアでは「ふれあい広場」や、足湯コーナーが開設され、一人に焦点を当てた支援が行われました。一人が大切です。全体だけではなく、きめ細かい支援が欠かせないと実感しました。