藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

ハイチ地震被災者に届け

2010年01月19日 | インポート


16日に「苫小牧市ハイチ地震被災者救援の会」とともに街頭募金を行いましたが、18日に公明党の林市議会議員が、救援の会代表の今野氏とともに、日本赤十字社苫小牧市地区を訪れ、鎌田龍彦日本赤十字社北海道支部評議員に、募金で集まった義援金12,289円を手渡しました。鎌田氏は、ハイチへの義援金は苫小牧の第一号です。と語り、かつてハイチは日本人移民として入植した国であり、今回の義援金が契機となって支援の輪が拡がってほしいと述べられ感謝をしていました。報道では死者はすでに5万人を超え、あらゆるものが不足している状況とのこと、一刻も早く、多くの支援を進めるべきだと思います。真心から募金にご協力して頂いた皆様、大変にありがとうございました。

「友愛」外交は口先だけ?

2010年01月19日 | インポート


今朝の読売新聞の記事に、ハイチ救援について、見えない「友愛」外交。との記事を読みました。「友愛」外交は口先だけだったのか。と感じました。大要は以下の通りです。

12日ハイチを襲った大地震に対する日本からの援助がようやく始まった。ここに至るまでの、首相官邸の取り組みの遅さは、信じられないものだった。官邸の危機管理が機能しているのか疑問だ。アメリカの小浜大統領は、13日朝の会見で犠牲者への哀悼の意を表し、同日中に緊急救援隊の第一陣が、現地入りすることを告げた。米軍は現地情勢の把握に全力を挙げ、ホワイトハウスでは対策チームが、夜通し支援策を協議し、翌朝には広範な救援活動が始動している。

これに対して日本では、平野官房長官が、500万ドルを上限とする資金協力や、緊急調査チーム派遣を発表したのが、14日午後の記者会見。鳩山首相が「復興の為できる限り協力する」と語ったのは、16日のアジア中南米協力フォーラムでのあいさつに際してである。事の重大さが理解できない、判断力と感受性の欠如としか言いようがない。地震大国の日本の首相として、経験と教訓を生かして一番先に日本政府として犠牲者への哀悼の意を示し、一刻も早い救援策を自ら指示すべきではなかったのか。

生き埋め被災者の生存の限界は72時間といわれる。コンクリートにとらわれて、助けを求める幼い子供の映像に「友愛」の心が動かないとしたら、一体それはいつ動くのか。

アメリカやフランスの対応が早かったが、隣国の中国も、胡錦濤国家主席、温家宝首相が、直ちに情報収集と国際救助を支持し、地震発生後15時間ほどで救助隊が北京空港を出発、33時間後にはハイチに到着したと報道されている。

「友愛」を世界に発信しておきながら、なかなか動かない日本政府。
鳩山首相、口先だけではなく、行動で示して下さい。恥ずかしいですよ。